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1月の気になる新刊 -106冊-

毎日気になる新刊をチェックして、こんな感じ(↓)で自分のTwitterにメモがてらに上げています。


東京から長野県上田市に越してきて、大型書店が身近にないため新刊のトレンドを体感することができずやきもきしていました。

ないものは自分でつくれ、ということで、ネット上で新刊情報を探り、それらをまとめていくことにしました。

Twitterではどばどばと流れていってしまうので、月ごとにnoteにもまとめることに。

厳密には発売日がずれていることもあると思いますが、ご容赦くださいませ。

なお、各Amazonリンクにはアフィリエイトタグが貼ってあります。こちらで得るわずかばかりの収益は、次なる新刊に手を伸ばす費用として溶かしていきます。

新刊のチェック自体をはじめたのが1月の途中からなので、冊数は少なめ。今回は106冊でした。

2月もがんばるぞい。


「もう死んでしまいたいと思いつつ、一方でお腹がすいてトッポッキが食べたいなと思う……。気分障害と不安障害を抱える女性が、精神科医とのカウンセリングを通して、自分自身を見つめ直した12週間のエッセイ。」

「人間だれしもクズを隠し持っている。ただし、それを表に出すか裏にしまい込めるかの差こそが問われる。著者の鋭い観察眼でクズがクズたる所以が明らかになる! 」うう、我が身に返ってきそうで読むのが怖い。

「アンデス地方原産で世界四大作物に数えられるジャガイモ。理科や栽培活動など学校でも馴染み深く、19世紀のジャガイモ飢饉など世界史上の出来事とも関連が深い。」

「この探検は歴史上最も野心的で資金に裏付けられた科学的探検だったと言われる。」「これまでよく知られていなかった約十年間の生死を賭けた陸路と海路の探検を描く。」

「ほんとうに新しいものは、いつも思いがけないところからやってくる! 」「私たちをとりまく「あたりまえ」を刷新する、新しくも懐かしい生活実践の提案。」内田樹さんとえらいてんちょうさんのコラボ。意外だけど、納得。

「以前は誰でも読むことができた。しかし人権団体による抗議や出版社の自主規制などにより、単行本化されない。」「こうした「いわく付き」の漫画は、果たして何を問題視されたのだろうか。

「CIAの薬物実験・拷問による尋問など無法とも言える極秘洗脳工作の全貌を、元ニューヨーク・タイムズの敏腕記者があぶり出す! 」大麻、コカイン、ヘロインと、尋問に効果的な薬物を実験する過程が怖すぎる……

「これまでマニュアル化不可能、口承・口伝、見て盗む、あるいは独学で行なわれてきた書店員の多岐にわたる仕事が、今はじめて具体的・論理的に語られる。」あー!ほんとうに欲しくて、意外となかった本だ。

「古来描かれてきた妖怪画の数々とともに伝承や古典文学に現れたもののけの世界を探る。2015年刊をソフトカバーにした新装・普及版」

「心優しき怪獣は歌う、《人間》のために……怪獣創造の科学者に独裁者が与えた運命とは」恥ずかしながら知らなかった本書、反戦文学として評判が高いそうだ。タイトルから勝手にイメージしていた内容と違って、心ひかれる。

「彼らがこの地上に帰ってきた時、いったい何が起こるのか?」「最先端の生命科学をもとに世界中で進む絶滅種の再生=「ディ・エクステンション」に取り組む科学者たちの姿を描き出す。」

「半田唄子に師事し、中川幸夫のもとに学んだ、華道家・千野共美。千野の生み出す、自由自在、驚きと喜びに満ちた、半世紀にわたる、美しき「花の世界」へ──。」

「翻訳をめぐる問題系、作品が描く物語と現実との関係性――フランスやイギリス、アメリカ、台湾、日本の研究者が、それぞれの社会的・文化的な背景をもとに主要な村上作品の新たな可能性を照らし出す。」

タイトルからノンフィンクションだと想像したら、ペーター・ハントケの小説だったのか!『ドン・ファン』や『ベルリン・天使の詩』の脚本を手がけた彼の、初期作品。

僕の青春時代を形づくり、詩集すら持っているDEENの池森さんの蕎麦本が出るなんて!移住して長野に住んでいる身としては、新たな結びつきを勝手に抱いています。いっそ上田で出版トークイベントできないかな……

「10代にして巨大な理論を打ち立て、後の数学界に大きな影響を与えたガロア。しかし、20歳で、決闘による謎の死を遂げる。」「さまざまな文献やパリでの現地取材をもとに、熱情と焦燥に彩られた天才数学者の激動の生涯を追う」

「本書は、古今東西の文学や思想に見られる様々な死生観と、現在の生命倫理の諸相という二つの領域を総合的に関連づけながら考察することにより、生と死に向き合うために必要な心構えや勇気、そして覚悟を読み取ることをめざす」

性悪説で知られる荀子。その思想の入門書となる1冊。「「法」の前に「礼」を理解するべき、という「礼治」の考え方を、現代語訳、書き下し、返り点付き原文、やさしい解説、コラムとともに紹介。」

「生きるって、死ぬほど大変。「敗北=死」のキビシイ世界を生きていた古生物たちは、ニンゲンよりも「したたか」だった! 」

「公共空間をめぐる理論、歴史、利用パターン、先進諸国の社会変化などを踏まえて、それらを整理し、これからの都市に必要な新しいマネジメントを提示している。」

「人口増加と食料問題、農地砂漠化、感染症予防、外来種対策、生殖医療と倫理、障害と環境など、人類が抱える様々な課題を、ゲノム編集によって拓かれる可能性と絡めて取り上げる。」

「難しい数式なしで、数学の本質をやさしく解説!幾何学から数、微分と積分、座標とベクトル、確率と統計、集合まで、理論を知ると面白いほどよくわかる!」

「民俗写真の第一人者、芳賀日出男が若き日に記した貴重な旅行記。北は納沙布から南は久高島まで、全16か所の写真とフィールドノートから、氏ならではの被写体への誠意と並々ならぬ愛情が見えてくる――。」

「戦前から最近の事故まで、10件の重大事故を検証する。 時代を反映した日本の遭難事故を、時系列に振り返る貴重な記録である。 」山と渓谷社の事故本は、丁寧な内容ゆえに読み手に体力(精神力)がいる……

「転売屋、ヤクの売人、売春婦、満員の映画館で「火事だ! 」と叫ぶ奴」「彼らこそ、そうした偏見や法の抑圧に負けず私たちに利益をもたらしてくれる「ヒーロー」なのだから! 」橘玲さん翻訳!劇薬臭がぷんぷん。

「ポピュリズムの伸張や専制国家の台頭により、世界各地で脅かされている「自由」。この権利を勝ち取り、経済的な繁栄を成し遂げた国々が、人類史上まれなのはなぜか?」ああ、また興味ひかれる骨太本が!

「引っ越しをエネルギーで考え、旅行を相対性理論で考察する。まっすぐ科学的な思考が、予想もしなかった結論を導く。快感だ! 」『ホワット・イフ?』著者の新刊。ああ、科学ってバカらしい!

「人間は人間だけで生きているのではない。複雑種の絡まりあいとして、人間はある。種を横断して人間を描き出そうとする「マルチスピーシーズ人類学」の挑戦的試みを伝えるシリーズ第2弾。」vol.2もあいかわらずおもしろそう。

「ルーンショットとは、「誰からも相手にされず、クレイジーと思われるが、実は世の中を変えるような画期的アイデアやプロジェクト」を指します。」

「ピン工場」と「見えざる手」の矛盾、その後の経済学では「収穫逓増」と「収穫逓減」の対立をめぐる経済成長論の変遷を横糸として、経済理論をめぐる古今の経済学者の人間劇を描く。」

「欧米諸国からアジア各国など世界30か国のデザイナーや画家たちが独自の解釈で制作した、貴重な黒澤映画公開時の海外版ポスター82点をオールカラーで集大成。」

「ハイテク技術から、動植物、社会全般、人体、電気関連に至るまで、私たちの「身のまわり」に見る「すごいしくみ」について、図解とともにシンプルに解説する一冊!」

「「あるべき正しい姿」と「現実の自分」のはざまで揺れながら生きる「ふつうの人々」を、ユーモアと限りない愛情とともに描き出す。 」近頃盛り上がりを見せる韓国文学。こちらは短編集です。

「人間の空想などというものは大したことはないと思わせる。すべてのデザイナーの想像を上回る色と形がある。」表紙の写真がもう、おそろしくて!こんなの家に入り込んできたら卒倒する……!

「不機嫌という病を治すにはまず、自分の安全領域から外に飛び出すことだ。そうすれば、すべてをコントロールしなくても日々がうまく運んでいくと気づくこともある。」またよさそうな旅本が。

「米国防総省に保管されていたそれらの膨大な写真を収載、米国がどのようにして日本空襲を行ったかを詳細に読み解いたのが本書である。」

「澁澤龍彦の生前、1970年代前半に企画されながらも、惜しくも実現を見ずに終った幻の選集が、半世紀の歳月を経てついに刊行。」

「格差、宗教、ヘイト、民主主義、デモ……今、もっとも〈使える〉思想家を徹底授業。」「それは、マルクスのテクストを、鬱陶しい時代の雰囲気や、運動や政治とはまったく関係なく、実直に、哲学的、思想史的に読み解くということである」

「その創造から、世界的大ヒット、無数の二次創作、「シャーロッキアン」の誕生とその活動、遺族と映画/ドラマ製作者らの攻防、そしてBBC『SHERLOCK』に至るまで」

「ラフカディオ・ハーンにも読まれたジャパノロジストの足跡と、ラヴクラフトのクトゥルー神話に接続する“観測という想像力を追う、俊英による新たなるアメリカ思想史。」

「優秀録音はあなたのすぐそばに眠っている――」「録音作品の「外の世界」への想像力をかきたてる“耳からウロコのジャズ/オーディオ・アンソロジー。」

「がん細胞、免疫系、ミツバチのコロニーから、「多細胞社会」としての人間まで…。進化生物学の最前線から、人間の社会・経済活動のメカニズムを解剖する、知的興奮の書! 」パワーのある表紙だ。

「“西美“所蔵の美しい名画のカラー図版を用いながら、ジャンル別(物語画、宗教画、風景画、静物画、風俗画…)にキュレーターならではの視点で語ります。」

「世界を旅する雑貨マニアが、台北にも部屋を借り、意外に面倒なゴミ出し事情、大家とのつきあい方など、住人目線で日常を綴る。」「裏面には、東京と行き来しながら足繁く通う店を網羅した「台北どローカルMAP」つき!」

「どれだけ拡大しても元の図形と同じ形が現れ,次元は無理数,長さは無限大.海岸線や山の稜線から株価のグラフにまで関係している.」フラクタル図形に触れる入門書。岩波科学ライブラリーはやっぱり気になる。

「オルセー美術館の有名な展示品44点のなかにかくれた、シロクマの「ポンポン」をさがせ! アートがぐっと身近になる、遊び心いっぱいの探し物絵本。」

「1996年からベルリンに通い出し、97年からの11年間、ベルリンを第二の故郷として過ごした著者が、彼の地で、「異邦人=エトランゼ」として、何を見て、どんな人種的差別を受けたのか……。」

「日々口にしている野菜やくだものは種なのか、茎、葉、根なのか、などの再生したい植物の部位を知ることで、効率よく育てることができます。また、栽培情報や収穫の時期、簡単な調理法などの情報も適切に教えてくれます。」

東京オリンピックで44年ぶりに舞台に立つ男子バスケット代表。「そこにさらなる「深み」を持たせる方法がある。それは、オリンピックにおけるバスケットボール日本代表の歴史を知ることである。」

「軍都だった三浦半島の陸軍や海軍の病院、軍需工場に付随して作られた病院が、敗戦を挟んで国立病院や共済病院、キリスト教系病院になった歩みをたどる。」

「日本ではいまだ知られざる後期の思想,そしてさまざまな局面に波及する脱構築思想の広がりを一望し,その可能性を解き明かす.すべての読者に開かれた,新たなる入門の書.」

「介護またケアは,さまざまなあり方で,誰にとっても「生きることの一部」となってくるだろう.各界の人々が,体験や見聞をふまえて「これだけは言いたい」ことを縦横に語り,問いかける.」

「手に入れ、書き込み、送り、受けとり、見つめ、所有する。 行き来する身ぶりの近代史。」「稀少品の数々を紹介しながら世界の絵はがき史をふりかえり、メディアと身体との関係に新たな光を投げかける。」

「美術史上の巨匠を同時代の人物が描く、ハンディにして骨太の伝記シリーズ刊行開始。」「彼の画業と生活を支えた弟、画商テオの妻であるヨーが、義兄フィンセントのあまりにも人間的な生涯を描く。」

「「スペキュラティヴ・デザイン」とは、およそ10年前に生まれた、越境的かつ批判的なまなざしを持ち、問題解決ではなく問題提起に注力していくデザインの態度」長谷川愛さんの著作!

「ジャン=ミシェル・バスキア、キース・ヘリング、フューチュラ2000ら12名を論じ、街角のアートと美術史、そして社会が交差する最前線に私たちを誘なう。」これもなんて面白そう!

科学的に幸福にアプローチするダニエル・ネトルの新刊。僕も愉しく読んだ『目からウロコの幸福学』はAmazonでは売り切れの模様。うーん、本作は果たしてどうなのでしょう。

「政情不安定な東アジアの海では、倭寇をはじめ、まつろわぬ者たちがしのぎを削っていた。王国の成立に彼らが深く関わっていたことを多角的なアプローチから立証し、通説を突き崩す新しい琉球史」

「貧困と格差はより深刻化し、人間も自然も荒廃しつづけているいま、マルクスの深いヒューマニズムに依拠した言葉はわたしたちに何を語りかけるのか」「危機の時代を乗り越えるヒューマニズムを求めて」

「芸術家は、なぜ、自らの表現を発表することで社会に何かを知らせようとしたり、自らの表現を歴史化しようとするのか」「「芸術とは何か」「芸術が存在する世界とは何か」という問いと向き合った論考である。」

「この世で最初の男女・アダムとイヴが日記をつけていた! 男女の心情のすれ違いと、愛の本質を描いた永遠の名著。」へぇ!こんな物語があったのか。今までも各出版社から出ているよう。

「切っても切れない関係の人類とビール。もはやビールは普遍的な文化そのものなのだ。古代の醸造法へ、人気のクラフトビールへ、著者二人があるときは史料を読みこみ、あるときは世界中を旅して迫っていく」なんて美味しそうな表紙と内容!

あれ、前にも出てなかったっけ、と調べたらそれはカルロ・ロヴェッリの『時間は存在しない』でした。本書はヘラクレイトスからホーキングまで、時間を巡る論考をまとめた1冊のようです。

「ホワイトヘッドは、抱握をとおして過剰に関係しあう宇宙像を描きだした。だが、じつはその宇宙のうちに断絶の線が走っていて、抱握の手をすり抜ける彼方がうごめいているのではないのか。」

『ゲド戦記』の著者、アーシュラ・K. ル=グウィンのエッセイ集。タイトルから香り立つ滋味……早く手にしたい本だ。

「不思議かつ素晴らしいことに、宇宙の従う自然の法則は微積分で表される。もし宇宙の謎とよぶに価するものがあるなら、それは微積分だろう。物理学者のファインマンはいった。「神の話す言語だ」」

「創造性は生まれつきのセンス次第で、後天的に伸ばせないと思っているがほとんどではないでしょうか。」「センスがなくても創造的な仕事を生み出すコツをユーモアたっぷりの文章でご紹介します!」

「歌舞伎、オペラ、演劇……。どれも楽しい。けれど、久澄には疑問があった。劇場でいつも会う親切な老紳士。私が行く芝居に必ず「彼」がいるのは、なぜだろう?」近藤史恵さんのミステリー新作ミステリー!

「本書は世間に数多ある芭蕉の研究書とは趣旨を異にするものである。加賀乙彦氏が夢中になって読んだ芭蕉の自然を愛でる感性と、美しく奥深い日本語の使い方、その感動を伝え分かち合いたいという気持ちから書かれたものである。」

「はたして歴史学は、好きか嫌いかで選べるものでしょうか。どうもちがう気がします。歴史的にものを考えると、前より安全に世のなかが歩けます。歴史はむしろ実用品であって、靴に近いものではないか。」

「「核の穴は、あなた方をもう一度、特別な存在にしてくれる」。原爆テロを予告する一本の動画が日本を大混乱に陥れた。爆発は 3 月11日午前零時。福島第一原発事故への繫がりを示唆するメッセージの、その真意を政府は見抜けない」

「不知火海を前に育った幼年期から、文学的彷徨、盟友・渡辺京二との交流、苦闘の日々、暮らしと命を見つめてやまなかった晩年まで、創造の源泉と90年の軌跡を綴った本格評伝。」

「故事ことわざ、 成句や慣用句をモチーフに、 森の自然のしくみとはたらき、 森と人との付き合い、 森を介した環境問題への提言などを綴ったユニークな読みもの。 」

「ケネディ対フルシチョフから、レーガン対ゴルバチョフ、「今そこにある脅威」まで、「核」をめぐるあらゆる論点を、英国の元外交官・現代史家が徹底検証する。」

「日本を安全な社会にするために何が必要か」「アメリカ、ジャマイカ、フィンランド、バルト三国、イタリア、オーストラリアなど世界各地の刑務所の実態と、再犯防止策をレポート。」

「愛猫・斎藤くんとお別れしてから数年。「猫がいたらなー」と願う日々を送るキミコさんは、原稿がほしい編集者からの提案により、植物を育て始めた。」「植物と過ごした一年を日記形式で綴る、ちょっぴり泣けてすごく笑えるエッセイ集。」

「いきものがかりのリーダー、水野良樹による初のスポーツ・エッセイ。」「全35本のエッセイと、2本のアスリートとの特別企画が収録されている。」

「良い悪いを決めるためでも問題を解決するのでもなく、問題を作り出しているのは何か。モヤモヤの正体に迫っていきたいと思います。」尹雄大さんの新著、読みたい。

『世界の果て、彼女』の著者、キム・ヨンスの新刊。「国を奪われ、よその土地で暮らすかぎり、僕たちにできるのは僕たちではない他の存在を夢見ることだ。動かなくなった死体だけが自分が何者なのかを声に出して叫ぶ権利があった。」

「渡辺和子の父・錠太郎は、日本が戦争へと突き進む中で起きた史上最大のクーデター未遂事件「二・二六事件」で、陸軍軍人としてただ一人“襲撃目標”にされた人物だった。」

「世界各地で撮影されたオーロラ、大気圏現象、星座、星の動き、世界遺産と夜空、日蝕など息を呑むような夜の風景写真の数々に、天文学者や科学作家、自然写真家などの専門的文章が添えられています。」

「長期失業、格差、貧困、外国人、性的少数者など、社会の縁辺で苦しむ人々の問題解決に向けて、いま、全世界で広がりつつある社会正義=社会的公正を実現するキャリア支援とは。」

「みんな大好きだった、甘くてやさしい味の、あの饅頭、煎餅、羊羹……。昭和の人気童画家が密かに綴り、戦火を逃れた奇跡の図譜から、各地で長く愛されてきたお菓子の絵全169点を一挙公開。」

「物言わぬ犬の哀しみを抱きとめて、わたしは静かに言葉を紡ぎつづける。」「次第に衰えゆく犬との残された時間の中で、愛や友情のかたち、老いること、記憶や書くことの意味について、深い思索が丹念に綴られてゆく……」うう……ポチりました……

「警察や刑務所の圧制,貧困,そして,気候変動と災害――.現在の危機を歴史から再考し,すりかえや冷笑に抗い,本当の言葉=真の名を呼ぶことで,予測不能な未来への希望を見いだす.」

「魚が登場するだけでなく、ブードゥー教のゾンビをつくる薬を探す人たちや、魚に歩き方を教えた研究者をはじめ、深海の探索を90歳になっても続ける研究者まで…(中略)」ゾ、ゾンビ…!

「日本独特の酒造りは、どのようにして生まれてきたか?縄文時代の口噛み酒や、神社に残る御神酒造りなど、古代の酒造りを実際に試しながら、日本酒の起源を探る! 」

「9万人をこえる在日コリアンや日本人配偶者らが北朝鮮に帰国(移住)した事業。冷戦下の国際関係の力学のなかでどのような経緯で実施され、いかなる影響をもたらしたのか。」

「彼の芸術は禅や仏教思想、神道、能、茶道、書など、多岐にわたる日本文化から大きな影響を受けていた。知られざる作家の全貌を、初めて解き明かす。」寡聞にて知らず。気になる。

「史上最大の脱税王か、未曽有のヒーローか 偉大なトレーダーか、売国奴か、脱税王か? 世界を変えた「自由市場のチャンピオン」! 」すでに顔の渋さが犯罪的だ。

「滋賀県と岐阜県の境にある山の麓の集落に、一軒だけ残っている養蚕農家。お蚕さんを育て、その繭から糸を取る。それが生糸になり、真綿にもなります。人間本来の生活の営みや、生き物の命を衣食住にいただいていることを伝えます。」

「それぞれに問題を抱えた4人の少年少女 彼らを救った不思議な体験は 各地に残る天狗伝説とどんな関係が……」

「利己性を排除した純粋な意志のうちに善性を見出すことを論じる。意志することに、才能、運、結果といった偶発的要素は必要ない。己の信念を行動に移す勇気と決意さえあれば、確実に道徳的善をなすことができる」

「兵役、制作禁止、「頽廃芸術」の烙印…そして亡命。未曽有の時代に直面する芸術家たち。受難のなかで彼らは芸術を捨てなかった。」

「「永遠の息子」ジョン・ファンテが 「父親」の目線で書いた唯一の作品 そして代表作で、最も愛されてきた逸品 秋田犬も全編にわたって登場! 」推しポイントとなる秋田犬!

「タテガミや尻尾を編むことを通して、馬との絆を深めてみてください。愛馬のタテガミや尻尾を美しく編んでみてはいかがでしょう?」ああ、なんてニッチな本!ゾクゾクしちゃう。表紙の写真も、とっても素敵だ。

みーんな(もちろん僕も)大好きな最果タヒさんの新著!相変わらずイカした装丁だぜ。「48の「好き」を、3層のテキストで書き分けるという挑戦。 最果の「平成カルチャー論」であり、かつ、横溢する愛の読み物。 」

「つながる・連なる・循環など、生成のエネルギーを想起させる言葉、「つづく」をキーワードに、テキスタイルや衣服をはじめ、原画や挿絵、…(中略)…皆川明自身の言葉など、その創作をたっぷりと収録」

確率好きとしては見逃せませんよ!これは!「確率とは何か。どう解釈すべきなのか。結論はいまだ出ていない。数学が、哲学が、論理学が、物理学が、情報理論が、統計学が、意思決定理論が、交錯する場所。」

「多様な「ロボット」という概念を、ラボットからロボットまでの5段階に分類。」「生物学・人類学を専門とする研究者二人が、ロボット工学の少し外から「ロボット」のいまと未来を論じる」

「「マイノリティ」を巡る米国センサス史と歴史学の新たな方法論。人口調査の実態を通じ「ホワイトネス」への包摂と排除の歴史を繙く。」

「学術論文になるとは思えないテーマのオンパレード!ラーメン、アイドル、猫の思い出、ギャンブル、心霊写真……研究者が命をかけて取り組んだ論文をポップに解説する、大人向け図鑑が登場!」

「ワセジョと慶應ガール、就職先はどう違う?総合職と準総合職と一般職と専門職、働き方はどう違う?四大卒と高卒・短大卒、どちらが幸せ?」「格差研究の第一人者が「高学歴女性の学歴・結婚・キャリア」を中心に「幸福度」を加味して徹底分析」

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