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ドラマ「コタツがない家」

金子さん脚本のホームドラマ「俺の話は長い」が、かなり好きだったから、始まる前からかなり期待してたんだけど、録画を溜めに溜めて、やっと見ました。
オープニングがある時点でテンション上がる〜。しかも歌も映像もすっごく良い。

まず、はぁ〜〜小池栄子大好き!!

女社長な小池栄子なんて、最高すぎない?ダメンズ食わしたるな小池栄子なんて、もう私が恋してしまう〜!!バリバリ美人で洋服もかっけー!小池栄子は目くじら立ててこそじゃない?これ私はめちゃくちゃ褒めてるんだけど、こめかみに静脈立てて怒ってるキツめ美人が本当に好き。なりたい!
小林薫も吉岡秀隆もピッタリで、すんなり入ってきて、見やす〜。

働かない夫を信じて見守るの万里江は、「俺の話は長い」の、満の母じゃん。その時小池栄子は満の姉で、甘やかす母に苦言を呈する立場で。そこもまた、ふふふポイント🤭もう悠作は満だもん。最後は応援しちゃう。そしたら安田顕出てきて、元旦やん〜〜〜!!わ〜👐👐👐👐となりました。

威厳ありまくりの達男に対して、威厳もへったくれもない悠作の対比がまた面白い。父親への態度と思えない息子の言動に笑っちゃう。順基の絶妙な冷め方も、「俺の話は長い」の娘、はるみなんだよな〜。子供が1番冷静気取ってて、冷めてるんだけど、まだまだ甘ちゃんなんだよね〜。

3話で、順基が指定校推薦の面接で言い放つ「親が敷いたレールを目隠しで歩いてたらここでした」ってセリフ。説教臭いからあまり言いたくないけれど、大人になった今はわかる。目隠しで歩いてても、そこに辿り着けるってのは、相当なことなのだよ。レールを敷く大変さや、そもそもレールが敷かれる事自体が一握りだってことに、あの年齢では気付けないんだよなあ。
順基は典型的な10代で本当に。10代なんて、人に流されて流されて流され。その中で自分を見つけるもんだよね。まあ親は大変だろうけど。

志織と康彦の関係もな〜😭3話、急に母親を挨拶に連れてこられて、「俺には俺のタイミングがあるんだ!信用されてないんだなって感じる!」って言うけどさ〜。信用してないんじゃなくて、心配なんだよね。言葉にしてほしいよね〜。志織ちゃんがんばれ〜!康彦全然好きになれないけど!

5話、娘が父親に理想の男性像を見てしまうし、勝手に絶望するっていう話、めっちゃわかる〜と思った。父親に限らず、「親」に対して理想の大人を勝手に押し付けちゃうやつ〜。小さい頃、私が知らないことは大人の親は全部知ってるものだと思ってて、何か聞いたときに、「知らない」と言われたことに勝手にショックを受けてムカついてた気がする。

6話、悠作の弟が豊本で爆笑した。雰囲気似すぎてる!!
9話、離婚を切り出されて悩む万里江。悠作の身勝手さに達男と一緒に「胸糞悪いわぁ!」と叫んでしまう。それでも離婚してほしくないって思ってしまうのはなんでだろう。そして万里江が出した結論もかっこよすぎた〜。

「俺の話は長い」でも思ったけど、大人になった「娘」とその母の関係性を描くのがうますぎる。あと「俺の話は長い」でも、料理が題名になっていて、今回も決戦飯が各話にあって、家族とご飯っていう書き方が好き。あとやっぱり会話が面白い。家族のやり取りが。コタツがなくても、机になっても、どんなことがあったって、同じご飯を囲んで食べる。どんな形であっても、家族って、そんなことなのかも。

万里江がずっときれいでかっこよくて、頼りがいがあって、洋服も素敵で見てて幸せだったぁ。なりたい。
悠作と順基のボソっと発する「ひどーい!笑」な一言が本当にツボで声出して笑っちゃうセリフ多数だった。

こんなホームドラマが定期的に見たい!
深堀家また帰ってきて!

順基「じゃあ生まれてこない選択肢もありだったねぇ。」

万里江「今振り返ると、結婚を早まったような気もするし、ベストな選択じゃなかったって周りに散々言われるけどさ、この人で間違いなかったと思ってやっていくしかないんだよね。」

和恵「(娘は)父親に男としての理想を見てまうし、勝手にイメージからはみ出さんといて〜って思ってまうんよ。」

悠作「若い頃って、何にも縛られてない時間のことを、自由って思いがちだけど、違うよ。時間の制約 がある中で、たまに訪れる開放感のことを自由って言うんだよ。」

万里江「あなたと思いっきりぶつかったり、絶望したり、怒ったり、たくさん泣いたり笑ったりしたことが、全部私のエネルギーだったのよ。」

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