記憶に残る人
娘が思いついたように『カギ編み』をしたいと毛糸とカギ針を持ち出して黙々と遊び出した。
「ほら、できたよ。」と何となくお花の形を見せてくれる。
母「誰に教えてもらったん?」
娘「N先生してたから観てたの思い出した。」
えええー!N先生って保育園でお世話になった先生。しかも4年も前じゃないか!
担任じゃなかったけど大好きだった先生。
娘がモミジバフウが大好きで「どうしても中身を見たい。」と言うと、ずっとノコギリやペンチやら持ち出して割れるまで付き合ってくれた。忙しいのにたっぷり『時間』をかけて興味に寄り添ってくれた人。N先生が大好きで、憧れのN先生がしている事に興味津々で観てたんだろう。
先生と編み物をしてバックを作った事、先生が可愛い毛糸のお花を付けてくれたことを興奮して話してた事、私も憶えてる。
そう、あの時の花だ!
4年経っても記憶に残る体験と人。
たっぷりとした『時間』
ワクワクした『好奇心』
寄り添ってくれる『満足感』
受けとめてくれる『信頼感』
『教えられる』より『心に残る学び体験』
そう、心揺り動かされるような『体験』が『生きる力』のベースになってるよね。娘が立証してくれたような気がした。
4年経ってもN先生には感謝だ。
でも娘よ、冬休みの宿題はまだたっぷり残っているのでは?
あらあ。
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