【ネタバレなし】5/29大阪城ホール オオサカナクションに行ってきた
今日はサカナクションのライブだった。Vo.の一郎さんが鬱病を患ってから、約2年間振りのバンドセットのライブだった。
ライブは言わずもがな圧巻で、過去のライブを踏襲しながらも新しい演出も絡めて、初めての人も古参も楽しめる内容だった。大満足。
思えば2010年からずっとサカナクションのファンである。14年経つ。
人生の約1/3は傾倒していることになる。ずっと聴いている。ライブは何十回と足を運び、バンドの紆余曲折も見て来たつもりである。
2年前、一郎さんが鬱病を患った。15周年の配信ライブの時だった。楽しみにしていたライブも飛んだ。
僕には想像も出来ないような大きなものを背負っていたんだろうと思う。
サカナクションのすごいなと思う所の一つなのだか、ちゃんと苦しんでいる様子もドキュメントとして見せてくれていた。
その間、他のメンバーがどう思っていたのかも詳かに語ってくれていた。語りたくないことも多かっただろうに。
だからこそ、今日のライブは別格だった。特別だった。
心に来るものがあった。
志村然りチバ然り、自分が好きなものがずっと続く訳ではない。最近は特にそう感じる。
歳を取ったと言えばそれまでだが、一日一日を無駄にしたらあかんなと思った。
一郎さんの歌声を聴いたらそう思えた。
一郎さんは最近よく「もう元の自分には戻れない」と言う。
たくあんが大根に戻れないように、一度鬱病を患ってしまうと、以前のようには生活出来ないんだろうなと思う。
それでも前を向き続けて変わらないまま変わっていく一郎さんに沢山勇気をもらっている。
自分も頑張らなければ・・！と前向きにさせてくれる。
turnツアーが完走出来ることを陰ながら願っている。
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