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久留米の公園シリーズ【中央公園】


中央公園の概要と特徴

正式には、久留米市中央公園と言います。場所は久留米市東櫛原町(一部は合川町)にあります。
その広さですが、何と23.8ヘクタールもあります。久留米では最大の公園ですが、理由があります。
この公園内には、いろんな公共施設が建てられていて、これらの施設が凄いのです。
よって、久留米最大の公園というよりも久留米最大の複合施設と言った方が適切かもしれません。
今回は純粋に公園の魅力を中心に語りますが、最後の方で公共施設についても少し触れたいと思います。

芝生広場

まず中心に「芝生広場」と呼ばれる、かなりの面積を有する広場があります。最近は遊具なども設置されていて、遊んでいる幼児を良く見かけます。

愛の泉

ここで一番に目を惹くのが「愛の泉」です。これは世界的に有名な彫刻家である豊福知徳氏の作品です。

一言で言うと噴水なのですが、知らない人が見ると最初何の造形物か分からないと思います。水も流れていないことが多いです。
私は美術のセンスがありませんので、センスのない人間にも分かり易い造形物にしてほしかったなあ、という思いがあります。

KURUMERU

それから、昨年の夏この広場の一角に、お洒落なカフェがオープンしました。その名を「KURUMERU」と言います。
とにかく窓が大きく広く採られており、外にいるような錯覚を受けるほど明るいです。
このカフェにはトレーニングルームが併設されています。ちょっと高いのが難点ですね(90分貸切2,400円)。あまり利用者がいないような気がします。

中国風庭園

久留米の公園は、ほとんどが日本風庭園ですが、ここの公園は趣が違います。中国風に作られています。
橋や休憩所などを見ると、その違いが良く分かります。もっとも樹木を含めてすべてが中国風ということではありませんので、日本の木々と調和して、素敵な世界が広がっています。

中央公園の花

春は桜です。特に桜の名所と言うわけではありませんが、公道沿いに植栽されている桜並木は、思わず写真を撮りたくなるスポットです。

ここの目玉の一つが菖蒲池のショウブです。ここのショウブは地元のボランティアによって支えられているそうです。結構たくさん植えられていて、とても綺麗です。

池と言っても水はほとんどありませんので安全です。また直ぐそばにはツツジが植えられています。よって、春から夏にかけては季節の花を存分に楽しむことができます。

また中央公園内には、秋になると赤や黄色に色づく樹木が点在していますので、散歩をするとその季節感を十分に味わうことができます。

施設紹介

この公園内には、立派な公共施設が建設されています。それらの施設について、少し簡単に紹介します。

(1)福岡県青少年科学館

プラネタリウムや天文科学館があり、様々な教室やイベントが開催されています。

(2)久留米市鳥類センター

その名の通り鳥類が中心ですが、哺乳類や爬虫類も少しいます。遊園地が併設されていますので、家族連れに大人気です。

(3)市民流水プール

夏限定での営業です。ウォータースライダーや幼児プールなどがあります。

(4)陸上競技場

第2種公認競技場です。1周400m、8コース、直線100m
メインスタンド(鉄筋コンクリート3階建)
収容人員は、17,300人で、竣工は、昭和48年7月(平成24年改修)

(5)テニスコート

全部で8面あります。久留米も至る所にテニスコートがありますが、8面もあるところは他にはないと思います。

(6)久留米アリーナ

メインアリーナ・サブアリーナ・畳敷き武道場・板張り武道場などがあります。
2018年に開館した九州最大級の総合体育館です。よく久留米にこんなものを作ったなあと、思うくらいに凄い内容の建物です。

(7)久留米市野球場

電光掲示板や照明設備も整っていて、高校野球の県大会予選やソフトバンクスホークスの2軍戦などが行われています。

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