ジャンル絨毯爆撃ニキ(&ネキ)はサークルにとって大変ありがたいという話(C101総括)

1. はじめに


あけましておめでとうございます。今年も何卒宜しくお願い致します。

さて、12月30日(金)にコミックマーケット101にサークル参加してきました。
その時の感想などを綴っていこうと思います。


2. 結果

お陰様で新刊完売となりました!
当スペースにお越しいただいた方、本当にありがとうございました。


3. なぜ完売することが出来たのか

3.1 ジャンル絨毯爆撃ニキ(&ネキ)の存在

今回はC100での反省点でもあった、他ジャンルで委託することの「弱さ」を別の側面から証明することになりました。

C101でC100と大きく違っていたのは、ジャンル絨毯爆撃ニキ(&ネキ)の存在です。
彼ら(彼女ら)は猛スピードで現れ、各サークルスペースにある新刊を片っ端から手に入れていきます。
戦果確認は戦利品として持ち帰った後で行うので、空襲中は完全にベルトコンベヤーの流れ作業となっています。
上空滞在時間は5分程度でした。
彼ら(彼女ら)のお陰で用意した部数の半分は出たと思います。

3.2 部数について

今回は前回に比べ絞りました。
この理由としては、Webカタログサークル側でチェックできる機能である、「自スペースのお気に入り数」と前回までの印刷部数に乖離があったためです。
私が一般参加していた際には、サークルチェック時に、Webカタログのお気に入り機能を使って色ごとに「壁などの激戦区(1巡目)」、「島中で優先度が高いもの(2巡目)」…などと分けていました。
この経験から、お気に入りに登録したということは、高確率でスペースに来てくれるのではないかと推測しました。
結果的に15時以降に完売となりましたので、「フォロワー数」や「お品書きなどのいいね!数」よりも、自スペースのお気に入り数の方が参考になると思っています。

総じてC101のみを取り上げると、適正な部数だったと考えています。ただし、C101にお越しいただけなかった方のことを考えると、完売には至らない部数の方が良かったのかもしれませんが…。
(この話題については後述します。)

3.3 画力について

身も蓋もない話ですが、C100とC101の新刊を見比べると、やはり画力は少しずつ上がっていると思いました。成長が実感できて嬉しいです。
これから数か月は原稿に追われない予定なので、腰を据えて更なる画力向上を図っていきたいと思います。頑張ります。

4. C101を通して感じた問題

4.1 既刊がほぼ動かない問題

これはジャンル全体(コミケ全体)に共通する問題だと思います。
同じジャンルで出していた他サークル様もおっしゃっていましたが、既刊ビックリするくらい動きません。
この事象が意味することは、少なくとも当ジャンルにおいて、「一般参加者層の固定化」が起こっているということにほかなりません。
ジャンルについては栄枯盛衰があるので致し方ないとしても、コミケ全体で新規が入らなくなってしまうと、その文化は衰退してしまうので、ここは何とか盛り返していきたいところです。(サーチすると同様の意見がチラホラありました。)
やはりフリーでの入場が無いのが痛手でしょうか…。

4.2 Boothがほぼ動かない問題

これは個人的な問題です。
Boothがほぼ動きません。
前回までの部数は、既刊とBoothでの需要をある程度見ていました。
しかし、既刊とBoothで動かないとなると、「新刊で捌けないと相当な年数在庫で残り続ける」ことを意味します。
既刊を会場まで持っていく負担や経済的なダメージ以上に、これはメンタルをじわじわと蝕んでいきます。
新刊の完売時刻と上の事情から、今のところ再販は考えていません。

5. 良かったこと

「新刊1冊ください」という言葉はサークルにとって、一番の労いの言葉だと改めて思いました。

ジャンル絨毯爆撃ニキ(&ネキ)!
貴方(貴女)達のお陰で弱小サークルが救われています!!!!!
本当にありがとうございます!!!!!!!!(土下座)

今回は新刊完売となりましたので、私としては非常に感慨深かったです。

6. さいごに(反省点)

やはり今回は新刊完売となりましたので、私としては非常に感慨深かったです。
反省点をまとめて終わりにしたいと思います。

  • 完売札を用意する。

  • ちゃんとした名札を作る。

  • この状況下であれば既刊は10部程度の持ち込みで良いかも。

長文乱文失礼しました。感想お待ちしてます。
(ちょっと追記するかもしれません。)
次回参加ジャンルはじっくり考える予定です。(AC20には出ようと思います。)

頒布した既刊については、Boothで取り扱っているので是非よろしくお願いします。

https://kyubishoen.booth.pm/

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