見出し画像

銀河アガサ【デッキ紹介】

【デッキ概要】

今回の主役はこちら。

《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》です。
皆さんこのカードをご存知でしょうか。E2で登場した光のデーモン・コマンドです。何と初登場が10年前なので、知らない方がいてもおかしくはないでしょう。

能力がかなり変わった能力でして、相手依存ではありますが破格の踏み倒し能力を持っています。強そうです。
しかし、このクリーチャー自身がコスト9と非常に重いのがネック。ブロッカーを持っているわけではない為、《ヘブンズ・ゲート》で踏み倒すことはできません。


そこで同時に登場したのが《クリスティ・ゲート》です。
このカードを使えばたった3マナで《アガサ・エルキュール》を踏み倒すことができます。非常にお得です。
しかし、確実に踏み倒すには事前に盾に埋めておくなど前準備が必要になります。ギャンブルを狙うのもありかもしれませんが、あまりスマートとは言えません。


今であれば《ルシファー》で踏み倒すこともできますが、このカードを使ってまで《アガサ・エルキュール》を出したいかと言われると……正直《禁時混成王 ドキンダンテⅩⅩⅡ》でいいかなってなります。

故に使うのであればやはり《クリスティ・ゲート》しかありません。
幸い《アガサ・エルキュール》以外にも強力な光のデーモン・コマンドは増えました。

特に《聖魔連結王 ドルファディロム》が最速3ターンで出てくると思うと何か強そうですね。

そして盾にどうやって埋めるかという問題は、あるカードを見つけたおかげで解決しました。

そう、《「正義全帝」》です。
このクリーチャーを出すと好きなだけ手札からカードを表向きで盾に置くことができます。はい、表向きです。

つまり、ギャンブルなんかしなくても確実に《クリスティ・ゲート》で踏み倒すことができるのです。これは良いコンボ。
何なら複数枚埋められる為、《アガサ・エルキュール》を踏み倒した後のことまで考えられています。

そんなわけで今回はギャラクシールドのギミックを用いた現代版《アガサ・エルキュール》デッキです。



【デッキリスト】


ドローソース、盾に埋める為のカード、盾に埋めるデーモン・コマンドで構成された非常にシンプルなデッキです。
デッキの動かし方は以下の通りです。

お試しで作ってみました。デッキ開発部リスペクト。

基本的には《アガサ・エルキュール》を優先的に踏み倒しましょう。
《アガサ・エルキュール》がいる状態で盾に《ドルファディロム》や《ロスト・Re:ソウル》を埋めておけば、相手にはかなりのプレッシャーになることでしょう。

また、相手の盾を詰める際にも同様の盤面を作っておくことで、相手のSトリガーに反応して追加打点を立てたり妨害をすることもできます。《アガサ・エルキュール》の能力はどちらのターンでも使えることを覚えておきましょう。



【採用カード解説】

《クリスティ・ゲート》×4

このデッキのコンセプトカードの為4枚確定です。
外れても1ドローできるので、とにかくギャンブルでも撃ってみた方が良いかもしれません。


《T・T・T》×4

初動のドローソースです。色の関係上3ターン目に撃つのはやや難しいかもしれません。それでも色基板として優秀です。
また、《アガサ・エルキュール》の能力で相手ターン中に撃って3体タップさせる動きも地味ながら強力です。


《「策略のエメラル」》×4
《護天!銀河MAX》×4

ギャラクシールド戦術の基本となる2枚です。《「正義全帝」》や《アガサ・エルキュール》を盾に埋めましょう。
《護天!銀河MAX》は4枚確定で良いと思いますが、《「策略のエメラル」》の枠に関しては削っても良いかもしれません。採用候補カードは後述します。


《「絶対の楯騎士」》×4

こちらもギャラクシールド戦術では欠かせない一枚です。
積極的に盾に埋めたいところですが、能力は強制の為張り過ぎには禁物です。


《「正義全帝」》×4

パーツを探しに行くドローソースでありながら、コンボの核にもなる優秀なカードです。このカードが出たことによってギャラクシールド戦術は大幅に強化されました。


《ロスト・Re:ソウル》×3

《アガサ・エルキュール》から撃つ呪文の選択肢として採用しました。盾に埋めておくことで相手の呪文への牽制になりますし、最低限Gストライクとしても機能します。


《「光魔の鎧」》×3

ギャラクシールド戦術ではおなじみの防御札ですね。このカードも手札から盾に埋める能力を持っている為、このデッキのコンセプトとマッチしています。
ただ、多色の枚数との兼ね合いで3枚採用に留めています。


《聖魔連結王 バロディアス》×2
《聖魔連結王 ドルファディロム》×4

《アガサ・エルキュール》や《クリスティ・ゲート》から踏み倒せるデーモン・コマンドの中でも強力な2枚です。ディスペクターというだけで強いんですよね。
《ドルファディロム》は4枚確定。《バロディアス》は補助的な立ち位置の為2枚採用に留めています。


《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》×4

今回のコンセプトカードです。しっかりと4枚採用しています。



【採用候補カード】

《月と破壊と魔王と天使》
光のデーモン・コマンドの候補です。
デッキの防御力が増しますが、登場時の盾増やしが強制の為、元々山札を勢いよく削っていくこのデッキとは噛み合いがイマイチでした。

《冥界を統べる新月のハーデス》
こちらも光のデーモン・コマンド候補です。
盾を増やしやすいこのデッキとエスケープの相性が良さそうなので悪くはなさそうです。

《霊騎コルテオ/プロテクション・サークル》
役割的には《「光魔の鎧」》と同じ感じですが、こちらの方が呪文側が3コストと能動的に使いやすいです。

《エナジー・Re:ライト》などの初動系のカード
《T・T・T》よりもこちらの方が撃ちやすいかもしれません。Gストライクとして受け札の嵩増しにもなりますし。この辺の初動となるカードはお好みで入れ替えても良いと思います。



【まとめ】

以上、『銀河アガサ』でした。

久しぶりにおもちゃらしいおもちゃができましたね。このギャラクシールド+《アガサ・エルキュール》のギミックは面白いと我ながら満足しています。

自分は《アガサ・エルキュール》を含め光のデーモン・コマンド達が好きなんですよね。名前といいイラストといい格好良いですよね。ただ、出た当時から使いにくさが目立ってしまい、中々デッキにするのは難しかったです。

そんなカード達も現代のカードの力を借りれば、環境レベルとまでは行かなくてもちゃんと活躍させられるのです。デッキになった時は達成感や充実感が感じられて個人的に好きなんです。

リスト自体まだまだ荒削りな所もある為、これから回してみてもう少し詰めていきたいですね。


それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?