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5Cドキンダンテ【デッキ紹介】

ご挨拶

皆さん、こんにちは。"いづな"と名乗っているデュエル・マスターズをこよなく愛する者です。

今回紹介するデッキは、筆者がフリー対戦やデュエマフェス等で時々使っている完全趣味デッキ、【5Cドキンダンテ】を紹介します。環境デッキにもワンチャン勝てる所謂"地雷デッキ"と呼ばれるタイプのものです(ただ、CS等で使うのはオススメしません)。

採用カードや枚数については筆者の感覚による所が大きいので参考になるか怪しいですが、「こういうデッキもあるんだな」ぐらいの気持ちで見ていただけると幸いです。


※この記事ではカード名を《》、デッキ名を【】で表記します。また、初出以降はカードの名称を省略して表記します。ご了承ください。



デッキ概要

そもそもこのデッキを作る切っ掛けとなったのが、デッキの名前にもなっている《禁時混成王 ドキンダンテⅩⅩⅡ》です。

初出当時から筆者のお気に入りカードで、B版で揃えているぐらいには好きですね。

登場時に相手クリーチャー全体の能力無視と、継続的な呪文踏み倒し能力という非常に強力な2つの能力を持っていますが、コストが9と非常に重いのが難点。採用するデッキは必然的に後ろ寄りのデッキとなってしまいます。

今回紹介するのは《蒼龍の大地》を使った、所謂【5C蒼龍コントロール】と呼ばれるタイプのデッキです。《ドキンダンテ》から踏み倒せる呪文の中では強力かつ、《蒼龍の大地》からも《ドキンダンテ》を踏み倒せるということで、この2枚は相性がかなり良いです。

また、この【5C蒼龍コントロール】というデッキタイプはテンプレートがほぼ存在しないのも魅力の1つ。要は、相手側からすると何が入っているのか読みづらいのです。何をケアすれば良いのかわかりにくい為、ワンチャンスを作りやすいのです。冒頭で環境デッキにワンチャン勝てると言った根拠はこれですね。所謂初見殺しというものです(繰り返しになりますが、CS等で使うのは本当にオススメしません)

ちなみに、ここでの環境デッキとは2024年2月時点でのアドバンスフォーマットの環境デッキを想定しています。【赤青マジック】、【赤白黒ドルマゲドン】、【赤緑青モルトNEXT】、【白緑天門】などですね。


デッキリスト

現在の構築は《13番目の計画》を1枚採用して45枚構築にしています。採用したいカードを片っ端から入れていったら最終的にこうなりました。40枚構築の場合、気をつけてプレイしないとライブラリアウトする時が偶にありました。45枚構築にすることでその点は多少改善されたかなと思います。

また、デッキ概要でも述べた通り相手にケアされにくくする為受け札を細かく散らしています。《「本日のラッキーナンバー!」》や《単騎連射マグナム》等を複数枚絡めないと完全にケアすることができません。殴りにくいことこの上ないでしょう(勿論過信は禁物で、あっさり貫通することもあります)。

多色カードの枚数は30枚。デッキ総数が45枚で、《獅子王の遺跡》や《Disコットン&Disケラサス》を採用しているとはいえ多いと思います。個人的にはこの枚数でも全く問題無く回せていますが、気になる方は多色カードの枚数をもう少し減らすことをオススメします。

また、今回フィニッシュには《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》を採用しています。マナが伸びることで簡単にリンク可能で、《ドキンダンテ》や《ドルファディロム》等の大型クリーチャーを雑に並べて殴ります。

フィニッシャーの枠が比較的自由なのも特徴で、今回は《ヴォルグ・イソレイト》で雑殴りにしていますが、ループギミック等でエクストラウィンを狙うのもありですね。好きな勝ち方で勝ちましょう。


採用カード解説

《フェアリー・ミラクル》×4

《ドキンダンテ》を着地させるには大量のマナが必要の為、2ブーストできるこのカードを優先して採用しました。単色なのもありがたく、4枚確定です。


《天災 デドダム》×4

優秀な初動かつ色基盤です。今は4枚採用していますが、多色枚数が多いと感じればここを1枚削るのも視野に入れて良いと思います。3枚目までは確定です。


《獅子王の遺跡》×4

マナを伸ばしたいデッキの為、最大3ブーストできるこのカードは必須だと考えています。トリガーを持っているのもの優秀で、相手の雑なワンパンから捲れると気持ちいいです。4枚確定です。


《霊宝 ヒャクメ-4》×3

《ドキンダンテ》の早期着地をサポートするカードです。色基盤かつ受け札でもある為非常に優秀ですが、多色枚数の兼ね合いで4枚確定とは言えません。個人的には2枚目まで確定枠かなと思っています。


《ロスト・Re:ソウル》×3

《ドキンダンテ》から撃って強い呪文の筆頭です。ただ、普通にマナを伸ばして撃っても強力。貴重な単色かつ受け札でもあります。


《砕慄接続 グレイトフル・ベン》×3

デッキのコンセプトに非常にマッチしたカードです。非常に強力なカードではありますが、【4Cディスペクター天門】みたいに《ヘブンズ・ゲート》が入っておらず踏み倒しにくい為、枚数は控えめとなっています。2枚目までは確定かと。


《禁時混成王 ドキンダンテⅩⅩⅡ》×3

このデッキの顔です。なるべく早めに立てて相手にプレッシャーをかけていきましょう。性質上《ラフルル・ラブ》等に弱いのはご愛嬌。


《Disコットン&Disケラサス》×2

3コストブーストの9、10枚目です。《フェアリー・ミラクル》と同じ2ブーストできる初動として採用しています。不足しがちな白も補えて、かつブロッカーも持っている優秀なカードです。ただ《デドダム》よりも優先度は低いと考え2枚の採用に留めています。


《ドンドン火噴くナウ》×2

受け札兼色基盤です。軽量除去が少ないこのデッキでは貴重な手打ちしやすい除去カードで、対面次第ではマナに埋めずにキープすることもしばしば。本当は4枚入れたいカードなのですが、多色枚数の兼ね合いで2枚にしています。


《Disアイ・チョイス》×1

《グレイトフル・ベン》から踏み倒すディスタスの候補として採用しました。マナに埋まった《蒼龍の大地》を踏み倒しましょう。スレイヤー持ちの為、こいつ自身《蒼龍の大地》と相性が良いです。相性の良さから2枚採用しています。


《蒼龍の大地》×2

冒頭でも述べたように《ドキンダンテ》と相性の良い呪文です。2枚の採用に留めているのは、多色枚数の兼ね合いと中盤以降でしか使わないカードだからです。


《聖魔連結王 ドルファディロム》×2

《蒼龍の大地》と相性の良い大型ディスペクターです。フィニッシュの際に立てて呪文トリガーをケアします。


《海底の超人》×1

《ホーガン・ブラスター》の2枚目としての役割が強いです。ただ、普通にトリガーしただけでも最低限ブロッカーかつ手札交換ができるのが悪くないです。受け札を散らす目的で1枚採用にしていますが、2枚目があっても良いかなと思っています。


《ホーガン・ブラスター》×1

特に説明不要かと。大型クリーチャーが多いデッキだと入れ得ですよね。青単色も《デドダム》等の色になってくれる為嬉しいです。


《アポカリプス・デイ》×1

受け札の1つとして採用しています。公開領域に無ければケアされにくく、あれば相手はケアする為に思うようにクリーチャーを展開できなくなるという嫌らしいカードです。筆者は以前からお守りのようにこのカードを入れています。


《ブレイン・スラッシュ》×1

【5Cネバー】みたいに蘇生できるクリーチャーが多いわけでは無い為1枚のみの採用です。1枚見えるだけで相手はこのカードをケアしようと動いてくれます。1枚のみの採用ですが、《デドダム》等で墓地にカードを置く際は、このカードから蘇生する可能性を一応考えておきましょう。


《龍風混成 ザーディクリカ》×1

呪文が多いデッキの為相性が良いカードです。不足しがちな赤色を補いつつ中継ぎを担ってくれます(ブースト呪文を使い回し一気にマナを伸ばすことが多いです)。今はお試しで1枚採用していますが、増量しても良いかもしれません。


《S・S・S》×1

Sトリガー単体としては最高クラスの受け性能を持つカードです。《ドキンダンテ》がいる状態で手札に抱えておくことで、ほぼ確実に相手の攻撃を止めることができます。コストが重く手撃ちすることは稀な為1枚採用です。


《ドルマゲドン・ビッグバン》×1

個人的に《ドキンダンテ》で一番撃ちたい呪文です。全体封印とおまけで蘇生効果があります。同じ役割として《ドキンダム・アポカリプス》もありますが、《ドキンダンテ》との相性の良さを考慮してこちらを採用しています。


《卍月 ガ・リュザーク 卍/「すべて見えているぞ!」》×1

ネットで見かけた他の方の【5C蒼龍】のリストにこのカードが入っていて感動した為採用しました。呪文側は《ドキンダンテ》で撃って強いですし、クリーチャー側はロック性能が優秀で、マナが伸びやすいこのデッキであれば出すのは難しくありません。相性の良い1枚だと思います。


《八頭龍 ACE-Yamata/神秘の宝剣》×1

追加の初動枠です。デッキ総数が多くなっている為、初動の枚数を増やしています。単色で足りない色を補いやすい他、クリーチャー面も腐りにくい性能で使いやすいカードです。


《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》×1

サブフィニッシャーとして採用しています。《ドキンダンテ》とこいつが並べば相手視点面倒なのは間違いないでしょう。同じ終末縫合王である《終末縫合王 ミカドレオ》も候補でしたが、デッキの性質上呪文が多く相性がイマイチだった為不採用にしました。


《零獄接続王 ロマノグリラ0世》×1

同じくサブフィニッシャーです。こいつが着地すればあとはもう好き放題展開するだけです。


超次元ゾーン

既に述べましたが、《ヴォルグ・イソレイト》がこのデッキのフィニッシャーです。マナさえ伸びれば簡単に揃います。好きなクリーチャーを好きなように展開しましょう。

その他は無難に《轟く覚醒者 レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX》と《時空の禁断 レッドゾーンX/終焉の覚醒者 レッドゾーン・BSR》の2種を採用しています。

《サファイア・ミスティ》のエクストラウィンルートも考えてはみましたが、45枚では条件が厳しいと感じたので今回は無しにしました。50枚以上にするなら再考の余地はありますね。



採用候補カード

《地封龍 ギャイア》等のロック系カード

例えば《ギャイア》、《ジ・ウォッチ》、《クリスド》といったカードですね。《イソレイト》で殴る時に添えると安全にフィニッシュできます。大型ディスペクター複数体でも十分だと思いますが、より確実性を上げるなら採用しましょう。

《ドキンダム・アポカリプス》

《ドルマゲドン・ビッグバン》と役割が被るため今回は採用を見送ってます。《ドキンダンテ》軸でなければ、クリーチャーであるこちらの方が使いやすいと思います。

《流星のガイアッシュ・カイザー》

【赤青マジック】や【モルトNEXT】等に有効なカードです。10コスト以上のクリーチャーをもっと増やすのであれば、一緒に採用しても良いと思います。

《ルシファー》

《ドキンダンテ》を踏み倒せるカードでありながら受け札にもなるカードです。枠の都合上不採用にしていますが、相性が良いカードではあります。

《呪術と脈動の刃》

《蒼龍の大地》等をマナから踏み倒せる呪文です。今回は役割が同じ《Disアイ・チョイス》を優先した為不採用です。



終わりに

以上、【5Cドキンダンテ】でした。

【ヘルボロフ】、【イメン=ブーゴ】と並ぶ筆者の趣味デッキの1つです。これらは新弾が出る度に形を変えてずっと使い続けています。

このデッキは【ビッグマナ】という性質上【フィオナアカシック】みたいなソリティアデッキや、《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》等の呪文メタには弱いです。しかし、アドバンスフォーマットにはその類いのデッキが今は少ない為、戦えないことはないかと。ノートリ貫通は知りません…。


それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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