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【デッキ紹介】赤白黒月光天門【デュエマ】



【デッキ概要】


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今回の主役はデッキの名前にもある『月光王国』。中でも《月と破壊と魔王と天使》《冥界を統べる新月のハーデス》の2枚を選びました。月光王国と聞くとおそらく多くの方はこの2枚を思い浮かべるのではないでしょうか。


では何故今回この2枚を選んだのかというと、前回紹介したドキンダンテのデッキで気づいたことがありまして。ディスペクターとオシオキムーンが共存していると思ったより面倒だな、と。

強力なディスペクターを除去しようとするとEXライフのシールドが離れるわけですから、必然的にオシオキムーンが発動するんですよね。ドキンダンテデッキの場合、《ドキンダンテ》を除去しようとすると《ハーデス》のオシオキムーンが飛んでくるわけです。これが相手からすると厄介。


で、折角なのでもっと積極的にそのギミックを取り入れたデッキを作ろうということで今回の『赤白黒月光天門』が生まれました。

「また天門かよ」という突っ込みは想定内です。


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今回は同じく天門と相性の良い《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》をディスペクター枠に選びました。《ヘブンズ・ゲート》で《ととと》や《ハーデス》と同時に出せますからね。

この時点でデッキの色は『赤白黒』のデイガカラーに決まりました。


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勿論、相手の除去を待つだけでなく、自らオシオキムーンを発動させるプランも取り入れます。《ととと》自身の能力もありますが、初動になる《トライガード・チャージャー》や、除去もできる《剥盾!月光MAX》あたりが使い易そうですね。


しかし、もう少し爆発力が欲しいところ。盾全回収できるカードあたりが丁度良いのですが……






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いました。《煌メク聖壁 灰瞳》です。

《黒神龍ブライゼナーガ》と違い回収後にまた盾を増やせるのがポイントで、盾で戦うこのデッキとは相性抜群と言えます。


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光のコスト8のクリーチャーの為、《光の兄妹 るる&ルシファー》で踏み倒せますね。他にも《ロマイオン》や《ととと》等踏み倒せるクリーチャーが多い為、このカードも採用です。


これでデッキの大枠は決まってきましたね。




【デッキリスト】


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赤:16 白:30 黒:20
単色:16 多色:24

やや多色多めのリストになりました。《裏切りの魔浪月下城》が禁止になっていなければおそらく入っていたでしょうね。




【採用カード解説】


《メッチャ映えタタキ》×2

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最近のトレンドですね。

主な目的は《希望のジョー星》の破壊です。あれを出されると詰みとまでは行きませんがかなり苦しいので。


《リロード・チャージャー》×4

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このデッキの初動になります。赤黒系の初動で一番無難なカードなのではないかと。ただ、他にも良いカードがあるかもしれませんが。

《襲来、鬼札王国!》を採用している為、蘇生したいクリーチャーを落としながらマナを伸ばせます。


《トライガード・チャージャー》×4

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初動その2。先述の通り、盾操作が月光王国と相性が良い為採用しています。また、6マナから動き出すデッキなので4→6と動けるこのカードは丁度良いのです。


《剥盾!月光MAX》×2

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月光王国と相性の良いカード。そりゃ名前に月光って書いてますからね。数少ない確定除去カードですので今後増量したいカードではあります。


《襲来、鬼札王国!》×4

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赤黒系のデッキではお馴染みのトリガー。《灰燼と天門の儀式》とは選択になるかと。


《ヘブンズ・ゲート》×4

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このデッキで踏み倒せるクリーチャーは16枚です。


《凶忍連結 ヒドラサマル》×2

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おそらくこのリストの中でも異彩を放っているであろうカード。採用理由は墓地回収が欲しいと思ったからです。

天門系統のデッキは手札にブロッカーを抱えるという性質上ハンデスにとても弱い為、こういったクリーチャー回収のカードがあると助かるというわけですね。一昔前だと《生死の天秤》なんかが入っていたこともありました。

このカードは《ヘブンズ・ゲート》で踏み倒せるかつ墓地回収もできる場持ちのいいクリーチャーということで採用しました。


《月と破壊と魔王と天使》×4

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このデッキのコンセプトカードです。このカードで自在に盾を操作してオシオキムーン連発を狙います。


《煌メク聖壁 灰瞳》×2

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このデッキの秘密兵器的なカードです。《ハーデス》や《ととと》がいる状態で出せば、オシオキムーンを一気に複数回発動させることができます。発動後はちゃんと5枚盾を追加する為、防御の心配は要りません。


《聖魔連結王 ドルファディロム》×2

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フィニッシャーとして採用。ブロッカーではありませんが、《るる&ルシファー》で踏み倒すことができます。

盾操作カードでこいつのEXライフをわざと剥がすという小技もあります。


《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》×4

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天門を競技環境で戦えるにまで押し上げたカード。書いてあること全部ヤバいです。

このデッキだと踏み倒す呪文がどれもインパクトに欠けるかもしれませんが、追加で《ヘブンズ・ゲート》撃つだけでも十分かもしれませんね。物足りないという方は《ドルマゲドン・ビッグバン》をおすすめします。


《光の兄妹 るる&ルシファー》×4

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このデッキで踏み倒せるクリーチャーは14枚です。


《冥界を統べる新月のハーデス》×2

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オシオキムーンでの除去能力がかなり強力な1枚。エスケープ付与効果も忘れがちですが強力ですね。

コストが重く《るる&ルシファー》の踏み倒し対象外になってしまう為、2枚の採用にしています。





【2021/12/30 更新】


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また触りたいなと思って色々弄ってみました。


《覇王への道》×4

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新弾で出た赤の初動になるカードです。

色の都合上《T・T・T》や《伝説のサイバーパワー!》を採用できない為、単色で手札補充ができるこのカードを採用しました。


《ケンザン・チャージャー》×4

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呪文またはブロッカーを回収できる初動です。

今回の構築では40枚全てが回収できるカードですから、手札を減らさず1ブーストできるカードとなります。


《ヴァリアブル・ポーカー》×1

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オシオキムーンと相性の良い呪文です。

《灰瞳》よりも手打ちがしやすいですが、盾が0枚の時は効果を発揮しないので注意。


《閃勇!ボンバーMAX》×4

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赤色が確保できてかつ受け札にもなるカードの為採用しました。

手札を捨てる効果は《襲来、鬼札王国!》とシナジーがあるので《ロマイオン》等を落としておくと〇。


《ロスト・Re:ソウル》×2

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新弾で出たG・ストライク持ちの《ロスト・ソウル》です。《ロマイオン》から撃てる呪文の代表格ですね。

ツインパクト版でなくてはならない理由は特に無い為こちらを採用しています。


《闘うべき時!!》×1

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新たにフィニッシャーとして採用した呪文です。

《ヴァリアブル・ポーカー》を使って《悪魔と天使》のオシオキムーン能力を複数回起動させた後に《ロマイオン》能力でこの呪文を唱えることでEXWINが可能となります。

あくまでいちフィニッシュプランである為、1枚のみの採用としています。


《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》×4

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1ターンでも早くブロッカーを展開する為に採用しました。5Cの《ロスト・ソウル》等《ヘブンズ・ゲート》では間に合わない場面も多いですからね。



【まとめ】


以上、『赤白黒月光王国天門』でした。

オシオキムーンにより従来の天門とはひと味違ったトリッキーな動きをするデッキです。回ったときの爽快感は言うまでもありません。

他のオシオキムーン持ちクリーチャーやディスペクターを入れたりとまだまだ改良の余地のあるデッキですから、是非皆さんの手で思い思いの月光天門を作ってみてはいかかでしょうか。

ちなみに別案では《砕慄接続 グレイトフル・ベン》軸の月光天門も考えていました。上手く形になればこの記事に追記という形で紹介するかもしれません。




それでは。

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