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まだ舞える!FTB!

こんにちは。Kです。
今回は久々のnoteになりますが、現環境におけるFTB(ファイアーツールボックス)について、自主大会や調整メンバーとの練習を通じて現環境においても十分通用するような満足のいくデッキであると考え、公開に踏み切りました。

僕はCL愛知には出場しませんが、もし、CL愛知に出場するとしたら、こちらのデッキを最有力候補として考えていたと思います。

以下、略称(例:アルセウス&ディアルガ&パルキアGX→三神)など一般的に用いられている呼称を使用させて頂いております。ご了承ください。

環境考察とデッキ選択

現在、たくさんの方がnoteを執筆されており、概ね皆さんが思う環境予測も固まっていると思います。

僕が思う現環境の考察は以下の通りです。ここで言うtierとは単純なデッキとしてのパワーだけでなく、使用者数の多さも考慮しております。

tier1
三神ザシアン ビクティニMM
tier1.5
連撃ウーラオス 
tier2
マルヤクデvmax MM系(悪・草・炎など) 一撃ウーラオス ムゲンダイナvmax
tier3
その他(ドラパルトvmaxなど)


今回の環境も、前回と同様、様々なデッキが群雄割拠している環境である、という印象を受けると思います。

また、現在の環境ではMM系統や三神ザシアンを除くほぼすべてのデッキタイプに進化ポケモンを採用しています。

僕の個人的な意見として、たねポケモン主体のデッキと進化ポケモン主体のデッキ(vmaxなど)ではゲームごとの再現性の観点からみると、たねポケモン主体のデッキに軍配が上がると考えています。
単純にメインパンチャーに対して割くデッキのスロットが少なくなるため、デッキを回すためのカードやサブパンチャーを投入しやすくなるためです。

これらの理由から、僕はたねポケモン主体のデッキを好んで使用するため、今回のデッキは手に馴染みました。

デッキレシピ

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レシピ自体に特別ポイントがあるわけではないですが、採用理由、デッキの選択理由などを記載していきます。
※じゃんけんに勝った際は後攻を選びます。

選択理由

Top tierのデッキに対して明確な勝ち筋が持てるデッキで、かつ後攻1ターン目から攻撃を始められる数少ないデッキであること。
無料部分で述べたようにたねポケモン主体のデッキでありゲームの再現性がある程度担保されていること。

大筋のゲームプラン

基本的にはボルケニオンのフレアスターターor溶接工が使用できるなら相手のパンチャーへの先殴りを行います。

採用理由

ボルケニオン 3枚

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後攻の初動の択①。こうねつばくはでザシアンを倒すことも多い。

レシラム&リザードンGX 2枚

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メインパンチャー。溶接工が引けていれば後攻1ターン目からダブルブレイズで圧をかけにいくことも。

ヒードランGX 1枚

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雑に溶接工を打ってもヒードランが吸い上げてくれます。vmaxをワンパンできるのはヒードランGXのみですが、序盤に走らせると後続が続かなくなることもあるので注意が必要です。

ミュウツー&ミュウGX 1枚

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ウーラオス対策に1枚。即時起動がメイン。MM系統のデッキにも急襲できるので1枚は入れておくといいと思います。

デデンネGX 2枚

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溶接工に触るため。エネルギーは慎重に捨てましょう。

クロバットV 1枚

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2枚でもいいんですが、ベンチ枠がありません・・・。

ワタシラガV 1枚

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ジラーチがないのでともだちてちょうではなくワタシラガV。ごくまれにまいあがることもあります。

オドリドリGX 1枚

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序盤から置けるドローソースとして活躍。ボルケニオンが倒された後に使えるととても強い。

マーシャドー(リセットホール) 1枚

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混沌のうねりが辛いので採用。もともと貼ってあるカマドをリセットホールではがして、もう一度カマドを張ることで2回分効果が使用できるという裏技もあります。

ミュウ(ベンチバリア) 1枚

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連撃ウーラオス、ウッウV、ブラッキー&ダークライGXのケア。
置くタイミングが重要なので初手から置かない方が良いことも。

クイックボール 4枚

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システムVポケモンに触れる札。多ければ多いほど良い。

プレシャスボール 2枚

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メインパンチャーに触れれるため。3枚目も検討したいです。ポケモンサーチ系すべてのカードに言えることですが、スタンプケアのために山札に返してデデンネGXにアクセスできる札を増やしておくことが大切です。

ツールジャマー 2枚

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対三神ザシアンを中心になにかと強い1枚。詳細は各対面の動きで。
しにだしのふうせんも封殺できるのでパンチャーにつけるのがメインです。

ふうせん 2枚

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ボルケニオンを逃がしたり、スタートしてしまったポケモンを逃がすために2枚採用。入れ替えソースはフレアストライク連打のためにも厚めに採用しています。

大きなおまもり 1枚

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デデンネGXに貼ったりレシリザに貼ったりと対面によって使い分ける。2枚目も採用を検討したいが、ツールジャマーの方がやや優先度が高いためこちらは1枚になりました。

ポケモンいれかえ 3枚

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ふうせんの項でも触れたように入れ替えソースは重要なため3枚。あなぬけのヒモよりも優先度は高いため3枚。

あなぬけのヒモ 1枚

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ないと困ることもあるがポケモンいれかえの方が重要な場面の方が多いため1枚採用。この枠はポケモンいれかえでも可。

ポケモンキャッチャー 2枚

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最終ターンで溶接工とボスどちらも使用できたら勝てる・・・。
となることが多い溶接工使いの皆さん!朗報です!
そんな時にポケモンキャッチャーを使用できれば100%の負けを50%の勝ちに変えることができます!もちろん後攻1ターン目から溶接工+ポケモンキャッチャーを使用する上振れもあります。溶接工を使用するデッキには1度入れてみるといいと思います。

グレートキャッチャー 1枚

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溶接工+ベンチを呼び出す行為が強いことは自明だと思います。無理やり博士の研究からベンチを呼び出す動きも狙えるため1枚は必須だと思います。

ポケギア3.0 2枚

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溶接工に触るためには必須でした。デデンネGXだけで溶接工やボスの指令に触れる人は採用しなくてもよいと思います。

炎の結晶 1枚

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序盤にデデンネGXなどでエネルギーをトラッシュに送らなければならない場合や、終盤の溶接工のお供としても使える。

リセットスタンプ 2枚

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2枚未満ではデデンネGXなどでトラッシュしてしまった場合に巻き返しが困難になります。

溶接工 4枚

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4枚必須です。炎デッキが強い所以です。現環境において後攻1ターン目からある程度の火力で攻撃できるデッキは溶接工を使用するデッキに限ります。(認識漏れがあったらすみません・・・。)
そう言った意味でも後攻から攻撃できる可能性がある後攻型の炎デッキは環境においても強いのではないかと思います。

ボスの指令 3枚

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2枚だと少ないので3枚。

博士の研究 1枚

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本当は2枚入れたいですが枠がないので2枚。2回使いたいときはワタシラガを使用します。

巨大なカマド 3枚

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これも4枚ほしいですがリセットホールと合わせて4枚ということにしています。(枠がありません・・・。)

ヒート炎エネルギー 2枚

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対ムゲンダイナや連撃ウーラオスに対してHPアップが有効に働くことがあるため2枚採用。基本炎エネルギーを優先したいため2枚ですが、基本炎エネルギー以外の枠からであれば増量してもいいと思います。

基本炎エネルギー 10枚

エネルギー管理はシビアですが、炎の結晶もあるため意外と戦いきることができます。山札のエネルギーの枚数は常に把握しておきましょう。

各対面での動き

対三神ザシアン 微有利

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基本的には後手が取れると思うので、フレアスターターか三神に対して攻撃を加えていきます。オルタージェネシス後に三神を倒すことを目標にして下さい。
後攻1ターン目か2ターン目に溶接工を使用できれば三神を倒すことができるため、溶接工に触れない場合は全力で走ってください。
大きなおまもりを貼った三神に対してはツールジャマーで貫通してください。基本的にパンチャーにツールジャマー、デデンネなどシステムポケモンにおまもりを貼るといいと思います。ボルケニオンにツールジャマーを貼っておくとおまもりを付けたザシアンを貫通できます。

対ビクティニMM 五分

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こちらも基本的には後手が取れるのでフレアスターターかダブルブレイズから入ります。こちらがMMを先出しするのは危険なので見せずにとっておきましょう。おそらくレシリザ同士の戦いになるので、なるべくVポケモンを出さずにこちらの6エネダブルブレイズを先に押し付けたいです。

対連撃ウーラオス 五分

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基本的にはしっぷうづき1回とキョダイレンゲキ1回でタッグチームが倒されてしまうので、MMでウーラオスvmaxをワンパンすることを目指します。
後攻1ターン目から溶接工に触れれば、連撃ウーラオスに対してダメージを与えるところまでいけると多少有利に動けるはずです。
相手のデッキタイプにもよりますが、インテレオン(クイックシューター)やアップリューの打点ずらしのためにおまもりやヒート炎エネルギーを貼っておきましょう。インテレオンは普通に攻撃してくることも多いと思うので見落とさないようにしましょう。

対ムゲンダイナvmax 微不利-不利

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レシリザにヒート炎エネルギー+おまもり(俗に言う「おまヒート」)で1発耐えることを想定して動きます。基本的には不利マッチなので、後攻1ターン目からの溶接工でムゲンダイナVにダメージを与えていくことを目指しましょう。

対マルヤクデvmax 不利

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マルヤクデvmaxに対しては後攻1ターン目から攻撃できないとかなり厳しい戦いになります。できるだけ要求値を上げるために大きなおまもり+ヒート炎エネルギーで1回耐えることをお祈りします。CLについてはビクティニvmaxのシェアが多いだろうという読みの元、マルヤクデvmaxは少ないと考えています。

おわりに

長文、お読みいただきありがとうございました。

今回のnoteはいかがでしたでしょうか。

このnoteを読んで、少しでもためになったな、このデッキ使ってみたいな、と思っていただけたら幸いです。
もしまだわからない箇所や不明な箇所がありましたら、お気軽にご質問いただければ早急にお答え、追記致します。

皆様のポケカライフがより良いものになるように祈っています。

2021.3.27 K 

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