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【佐藤優】どんどん書く事とは何か

🔵"知の巨人"が「どんどん書く」ことを続ける理由


⏺️佐藤優が教える「知的アウトプット」のすすめ


⏺️毎日やっている知的生産術とは


学んだことを自分のものにするためには、「インプット」と「アウトプット」を“合わせて行う”ことが重要。


それでは、どのように行えば良いのか。


ここから詳しく説明します。


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⬛️佐藤氏


・月に500冊の本を読む。

・1200ページもの膨大な原稿を執筆。

・月あたり平均2冊の書籍を刊行。

・抱える連載の〆切は約90にものぼる。


⭕️いかにして日々、膨大かつ質の高いアウトプットを生み出すことができるのか。


⬛️ネット社会とリアル社会が結びついた今の時代


・必要な情報を「調べ」

・調べた情報をもとに「書く」


➡️などといった知的生産術は、もはや特別なスキルではない。


⏹️インプット


情報を「調べる」ことは、スマートフォンやPCなどを使って、日々誰でも行っている。


単に情報を読んだだけでは、学びは自分のものにはならない。


・すきま時間にSNSを見たり


・スマホでたまたまニュースフィードに流れてきた情報を眺めたり


➡️何も身につかない。


「アウトプット」も合わせて行ってこそ、自分の知識になり、教養になるのである。


⬛️私が日誌を毎日欠かさずつける理由


⏹️日々のアウトプットの習慣として、日誌を毎日欠かさずつけている。


「今日、何をすべきか」すぐに思い出すことができる。


「次、何をすべきか」という次の行動に移しやすくなるというメリット


例、


【今やっている仕事に役立てるために】


⏹️過去に聞いた情報をもっと深く知りたいが、誰から聞いたか忘れてしまったとする。


①日誌を繰ってみる


➡️「そうだ、この人に聞いたんだった」という具合に情報源にたどり着ける。


⭕️アポを入れて、望む情報を得ることもできる。


⬛️すべての情報を「手書きノート」にまとめている。


⏹️使うノートは「1冊」に絞る。


自分の不得意な分野のことでも、「書く」という行為を介する。


➡️格段に効率よく知識を自分のものにできる。


【方法】


ノートに手書きで記すというのが、最もシンプルで実践しやすく確実。


知識は身についてこそ初めて価値あるものになる。


⏹️「知識を身につける」とは


知識を記憶にしっかり定着させ、必要なときに正しく引き出せるということ。


ノート1冊にまとめておけば、必要な情報を、必要なときにすぐに引き出すことができる。


⏹️アウトプットのためのツール


ノート

手帳


➡️予定管理には「2年手帳」を毎年愛用する。


❌1年手帳にも翌年3月くらいまでは入っている。


⭕️1年も後半に入ってくると、翌年の後半に予定が入ってくることがある。


例、


2019年には「2019年・2020年」の2年手帳を使う。


2020年には「2020年・2021年」の2年手帳を使う。


➡️翌年後半にも予定を書き込むことができる。


⭕️「2年手帳」は、最強の予定管理ツールと言える。


⬛️アウトプットでは「やり直し」厳禁


仕事において予定管理を怠らないことはもちろん大切。


⚠️「着手するタイミング」も重要。


・書いた文章

・企画書


➡️この様なアウトプットを、そのままの形で提出できれば、1回のアウトプットにかける手間は1度で済む。


【時間の経過とともに状況が移り変わるものを扱っている場合】


➡️早く着手しすぎると、後々「やり直し」が生じる。


例、


⏹️時事問題は代表格


時事問題に関する執筆の大半は締め切り当日にとりかかり、一気に仕上げることにしている。


【2000字以内のコラム】


➡️2時間以内で十分に仕上げられるとわかっているから、締め切りの前日か当日に着手する。


【一般的に仕事】


なるべく前倒しで着手したほうがいいと思われがち。


➡️実はそうとも言い切れないのである。


⭕️「明日できることを、今日済ませる」という心がけは大切。


⚠️仕事内容によっては、今日やったことが明日にはほぼ無駄になってしまうこともある。


「明日できることは、今日やらない」


➡️この様な発想もあわせもっておく。


⭕️仕事の緊急度も含めて「今やるべきこと」を判断できるようになる。


【考える力を鍛えるための方法】


⏹️あるテーマについてネットなどの情報を参照せずに、文章を書いてみること。


➡️知識が抜けているところや、自分の考えが甘いところが浮かび上がってくる。


⭕️書いた内容に関する知見の豊かな人に読んでもらい、コメントを得る。


【仕事に関するものである場合】


➡️元上司など、直接の上下関係がない人にお願いすると良い。


⏹️あるテーマについての文章を、あえて参照不可で書いてみる。


自分で自分に課す筆記試験。


➡️これを繰り返すことで、学ぶ力は各段に底上げされていく。


⭕️学生時代だけでなく、大人の学び直しにおいても筆記試験は有効なのである。


⬛️大人の学び直しに効くアプリ


⏹️大人の独学において有用なもの


書物

新聞

WEBサイト

アプリ

➡️おすすめは「iTunes U」と「スタディサプリ」。


⏹️「iTunes U」


日本の初等教育から大学、海外の大学などの授業を無料で視聴できる。


・ハーバード

・スタンフォード

・イエール

・ケンブリッジ


➡️欧米の一流大学の講義を視聴することも可能。


一部、有名な講義には日本語字幕を表示させることもできる。


⏹️Apple製品


「iTunes U」アプリが入っている。(デフォルト)


⏹️「スタディサプリ」有料


非常にコストパフォーマンスに優れた学習コンテンツとなっており、とくにオススメ。


「スタディサプリ」


➡️小学校4年生から高校3年生までの学習範囲が網羅されている。


⚠️一般的に、親が予習なしで子どもの勉強に関する質問に答えられるのは、せいぜい小学校2年生くらいまで。


⚠️小学校4年生のものですら意外と難しい。


➡️それが非常にわかりやすく動画にまとめられている。


役立つのは現役の小中高生に対してだけではない。


⭕️社会人になってからの学び直しにも、有効。


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