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アルミダイカスト製ペグハンマー「アルカナ」機械加工、組立て工程紹介

量産準備をすすめていっており、機械加工工程と組立工程を詳しく紹介していきます。
機械加工と組立ては、協力会社である 巧伸製作所 で行っています。
短納期、高品質で大変お世話になっています。m(__)m

横型マシニングの段取り写真

機械加工工程では、鋳造した製品を機械加工治具にセットし、マシニングセンターで機械加工をしていきます。
機械加工はワンチャックで2工程を行います。精度の高い加工となります。

機械加工写真①
機械加工写真②

機械加工後は、切削油、アルミのキリ粉をキレイに洗浄します。
丁寧な作業で安心できますね。!(^^)!

洗浄工程

洗浄工程後、ステンレスヘッドと本体を組付けしていきます。
通常 数量が少ない場合は、簡単な治具を製作して手作業で打ち込んでいきますが、自社にて圧入機を製作されてスプリングピンを自動で圧入し組立てしていきます。自動圧入機で圧入することにより、人のスキルによる作業のバラツキがなく常に高品質を保てるのが素晴らしいです。
少量生産だからといって手を抜かないところはさすがですね。

圧入機(注意事項も申し分ありません)
圧入作業

圧入組立作業は、治具に製品と先端ステンレスヘッドとスプリングピンをセットしエアーのハンドルを回せば、自動で圧入しすることができます。
簡単な作業に見えますが、ここでの失敗は今までの工程を台無しにしてしまうので、一番気を付ける工程です。そのため自動圧入機の製作をしていく方針には頭が下がります。m(__)m
また、先端ステンレスヘッドも社内で加工されています。

先端ステンレスヘッド

紹介した治具製作は、すべて自社にて設計製作されており、ここでも低コスト、高品質、技術力の高さがわかりますね。

「アルカナ」と「アルペグ」

機械加工工程から組立工程まで準備が完了しましたので、クラウドファンディングの準備、試作品でのレビュー調査依頼等を進めていこうと思います。