2020アルビレックス新潟U-18

今年俺は1試合もアルビレックス新潟U-18の試合を見られていません。

毎年20〜30試合弱の公式戦がありますが、2020年はCOVID-19の影響で公式戦も激減。また、一般人の入場が制限された為、1試合も見られないまま今日まで来ました。

そして明日から日本クラブユース選手権という全国大会が始まりますが、こちらも例外ではありません。一般の入場は原則禁止。自分や妻の勤め先も県外への外出が禁止となっている為、群馬で行われるこの大会も断念することとなりました。

本当に悔しくてたまりません。

これまで毎年チームの成長を選手の成長を見てきました。そして共に戦ってきたつもりです。雨だろうと雪だろうと、気温が40℃超えようともずっと応援してきました。

当たり前ですが、ユースは高校3年間しか所属できません。その3年間で選手達はものすごい成長を遂げます。それがユースを応援する醍醐味の1つでもあります。しかし今年の戦いでの成長を現地で見られないまま、終わってしまいます。そして何より、3年生のその姿を見届けられないことが悔しい。

小田奏
加川遥人
小林太陽
笹川璃矩
佐々木浩隼
白尾柊
土山龍都

彼ら3年生は他の年に比べて人数の少ない学年で、全員がアルビレックス新潟U-15、またはU-15長岡出身。少なくとも6年間をアルビレックスで過ごし、切磋琢磨してきた選手達です。

1年生の時から試合に絡めていた選手、2年になり少しずつ試合に絡めてきていた選手、そして今年はその集大成…のはずが出場大会がイレギュラー開催になり、選手は本当に苦しい思いをしてきたはずです。その苦しさに寄り添うことができなかったことが、自分は本当に悔しいです。

ユースの横断幕に【GOOD TIMES & BAD TIMES,WE ARE ROLLIN’ TOGETHER.】という幕があります。『健やかな時も病める時も俺達は共に転がり続ける』という意味です。(大切な幕で、言葉以上に沢山の想いもこもっています。それは別のnoteに書いてあるので、こちらを読んでください。→ https://note.com/kyouth/n/n901aa69aeb2a

現地で試合を見られていない俺がこんな言葉を背負って選手達に伝えることができるだろうか、そう悩んだ時もありました。でもこれは今だからこそ伝えなきゃいけないことなんだと気づきました。『良い時だって、今年みたいな苦しい時だって、みんなは1人じゃない。会場にいなくとも俺達がついている。共に戦っているぞ。』と。

この横断幕と、もう1枚『LA FAMILIA』を会場に行く保護者に預かっていただきました。きっと明日の試合の中にも、耐える苦しい時間帯もあるはず。そんな時はこの横断幕を見てほしい。みんなは、1人でも11人でも18人でも30人でも35人でもなく、沢山のサポーターがついている。後悔なくやり切ってこい!

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?