大人になってADHDと診断されたけどまわりに公表してから気持ちが楽になった話

こんにちは!きょうたです。

みなさんはADHDという障害をご存知ですか?

正式名称は注意欠如・多動症

(注意欠陥/ 多動性障害、注意欠如・多動性障害)といいます。


僕は今まで多動症のことを、

読んで字のごとく動き回ってじっとすることができない人

のことを言うのだと思っていました。


しかし精神的にうつ病になってるかもしれないと感じて

精神科に行ったことがきっかけで、

自分がADHDだと判明することになりました。


この記事はADHDをまだ知らない人や、

周りにいる人でもしかしたらADHDなんじゃないかな?

という人がいたらぜひ助けてあげてほしくて記事にしました。


なぜ大人になってから精神科に行くことにしたのか?


ADHDと診断を受ける前にそもそも精神科に行くことにしたのかを

簡単に説明しますね。

僕は今まで美容師やクラブで働いていたので


相当な縦社会で生きてきました。

先輩が黒といえば黒という世界だったので

「でも」とか「だって」なんて言えばぶっ飛ばされる世界です。


僕はサラリーマンになってからもその頃の癖が治らず、

よくわからないことでもはい!やります!

と返事をして頑張るようにしていました。


しかしここで問題がおきます。

美容師やクラブ時代は犯したミスは自己責任です。

僕がぶっ飛ばされたり、謝ればなんとか問題は解決します。


しかしサラリーマンはチームプレー。

僕が犯したミスは僕ではなく上司が謝りにいきます。

何度も「大丈夫です、自分で謝りにいきます!」


と申し出ましたが、

「世間はそういうもんじゃないんだ、謝罪は上司が行くもんなんだ!」

と逆に怒られる始末。


それならばとミスをしないように頑張ろうと思いましたが

なぜかミスばかりする。

ミスしたいわけじゃないのに同じことを何度言われても間違える。


僕が具体的にしたミスは以下の通りです。

●上司に頼まれた資料チェックを心の底から大丈夫だと思って提出すると

絶対にミスがある。


●自分のタスクはギリギリ管理できるのに

上司のタスクがまったく管理できない。


●一度注意されたことを何度もしてしまう。


●自分でアポイントをとった打ち合わせを忘れて帰宅してしまう。


あまりに仕事ができないのでもう起業や独立どころじゃないぞ、

俺は頭がおかしいのかもしれないと思い。

軽いうつ状態になり、思い切って精神科行くことにしたわけです。


大人になってはじめてADHDという障害を知る


うつ病の診断を受けるためにいった病院で先生に言われたのは

「君は典型的なADHDだね。」という言葉でした。

正直に言うと、はじめはその事実を受け入れることができませんでした。


僕は診断を受けるその瞬間まで何の障害もない

人間だと思って生きてきたのに「突然発達障害ですね。」

なんて言われても平常心でいられるわけがないです。


しかし先生に大人のADHDの症状を説明されると

もう他人事ではありませんでした。

なぜなら症状のほとんどが自分に当てはまっていたからです。


大人のADHDとは?


ADHDには大人と子供の二種類あり、

子供でよくみられる症状はみなさんが想像するとおり

多動などがメインです。


しかし大人になると全ての人が多動の症状が出るわけではありません。

僕は普段から貧乏ゆすりをするわけでもなく、

会議の場に座っていられないこともありません。


僕が当てはまっていたADHDの症状は以下の通りです。


●集中力がない

●人の話を聞いているようで頭に入っていない

●思ったことをすぐ口にしてしまい場の空気を読めない

●何かをしているときに別のことを頼まれると

返事はするが記憶から抜けている

●怒られている時でも内容が理解できていないと上の空で

話を聞いていないように見える

●いろいろ言われたスケジュールを自分の中で組み立てて実行できない

どうでしょうか?上に書いてある症状だけ見ると

ただの仕事ができないやつに見えるかもしれません。

ADHDは脳の障害なので自分でもただ仕事ができないだけだと思い込み、


うつ病になり自殺してしまう人もいるとか。


大人のADHDをどうやって対策したのか?


結果的に僕がどうやってADHDの対策をしたかというと

会社にはっきりと障害を打ち明けた。

この方法しかありませんでした。


なぜならはっきりと診断書とともに症状を理解してもらえないと、

周りからみるとただの何度注意しても

仕事ができないやつに見えてしまうからです。


医者に言われたのはできないことがあると

自分で理解して他の人に任せるしか対策はないと言われました。

僕は何かを細かくチェックすることがとても苦手です。


何度も時間をかけてチェックしてもミスがあります。

このブログでも何度も後から誤字脱字を繰り返しては直しています。

できないことを無理に頑張るのではなく、


できないことはできる人に任せる。

そうするほうが頼んでミスをされるよりも周りもハッピーだからです。


大人のADHDまとめ


今回は27歳にしてADHDと宣告を受けたことを記事にしました。

残念ながらADHDの人はあまりチームで仕事をするには

向いていないかもしれません。


もし仕事をするなら自分が仕事を振る側にならなければ

高確率で迷惑をかけることになるでしょう。

僕がブログを仕事にしようとしたのは


誰かに頼まれてする仕事ではないからです。

もしもこの記事を読んでいる人で自分もADHDかも⁈

と思った人がいたらぜひ病院にいってみてください。


病院の先生に話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になりますよ。

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