夢や目標は生きる上で必要ないという事実

こんにちは!きょうたです。

突然ですがあなたは夢や目標はありますか?

僕には夢や目標がありません。


というのも美容師学校を卒業して青山で美容師として働いたものの、

たった二年で挫折してしまったんですね。

今では「いい経験だった」くらいにしか思っていないのですが、


当時はそれなりに落ち込みました。

というのも日本では小さい頃から「あなたの将来の夢はなんですか?」

と言って夢を持って生きることが当たり前、


夢を持っていない人はダメな人。

みたいな風潮がありますよね?

今回は夢や目標は生きる上で必要ないよって記事を書きました。


夢や目標は変わるし変わっていい


夢や目標を持つことはいいのですが、

それが全ての人に当てはめてはいけないと思っています。

というのも夢や目標を持つからこそ、


夢や目標が達成できなかった時にかなり落ち込みます。

典型的なのが野球少年。

プロ野球選手を目指して


野球にひたすら打ち込む少年が今でもたくさんいるわけですが、

全員が全員、目標通りにプロ野球選手になれるわけではなく、

さらにプロ野球選手になれたとしても


その中で生涯生活できるくらい活躍できる人はほんの一握り。

夢が叶えばいいですが、叶わなかった時に他に生き方を知らなければ、

それこそ人生に病んでしまいます。


そもそも夢や目標は生きているとどんどん変わります。

僕は中学生の時はテニスが好きでテニス選手になりたかったし、

高校生の頃はバンドを始めて、ミュージシャンになりたかったし、


卒業する時には美容師になりたかったし、

クラブで働いていた時は社長になりたかったし、

今は社長ではなくフリーランスになってみたい。


というように夢や目標はコロコロ変わります。

小さい頃に決めた夢をずっと諦めずに追い続けるというのは

美談のようですが、


人間には向き不向きがあって

「自分がやりたいことと、できること」は違います。

自分に向いていないことを


ひたすらがむしゃらに頑張っても意味がないわけです。

自分に何が向いているかというのはやってみないと分からないので、

色んなことを試して自分に向いていることに色々挑戦するほうが、


成功する確率はグンと上がると思います。

夢や目標はないくらいが丁度いい

夢や目標を決める意味合いとして


「将来の人生を予想する」ということがあります。

将来野球選手になる自分を目標にして野球の練習を頑張るわけですが、

予想どおりに人生が進む人はほんの一握りの人間です。


夢を達成できる人という人間には「適正×運×努力量」

という条件が全て揃っていて、

どれかが一つでも欠けていると夢を叶えることはできません。


野球選手で言うと自分の目指しているポジションに体格が合っていて、

自分の才能を生かせる指導をしてくれる学校や指導者にめぐり逢い、

さらにそれらを生かせるたゆまぬ努力をする必要があるわけです。


しかし現実世界でこれら全てを兼ね備えている人間はそうそういません。

それなのに小さい頃から

「将来の夢や目標は決まっているのか?」と小さい頃から教育を受け。


夢や目標がないと人生をうまく渡れないような洗脳を受けます。

僕の経験上ですが夢や目標はないくらいが丁度いいです。

人生は色んなことで出費がかさんで計画通り物事が進まなかったり、


予期せぬトラブルが起きることは日常茶飯事です。

初めから夢や目標を持たないほうが気楽にうまく物事は進みます。

夢や目標を高めに設定することはいいのですが、


達成できなかった時にどうしても人間は落ち込んでしまうし、

自分にとってプレッシャーになります。

営業会社なんかがいい例ですよね。


会社の利益は日々上がっているのに

目標設定をどんどん高くしてしまうことで、

営業担当は去年よりも売上を上げていても


まだまだ利益が足りないと罵倒されたりします。

夢や目標を持たなくていい時代がくる

バブル前後の時代では人は


一つ決めた仕事を生涯やる続けるというのが普通でした。

僕の祖父も市役所に40年勤めたという実績があります。

なので夢や目標の設計はかなり明確に定めておく必要があったわけです。


しかしこれからの時代は

一つの会社が人生を保証してくれるわけではありません。

そうなると自分がやりたいことを進んで何でもやってみればいいわけです。


ということはいちいち夢や目標を設定している時間がもったいない。

やりたいと思ったことにいち早く飛び込んで行動する、

やってみてからダメならまた次のやりたいことを試してみる。


これからは夢や目標を設定せずに、

つねにやりたいことをやっていい時代が来ると考えています。


最後に


今回は夢や目標についての記事を書きました。

夢や目標を持つことが当たり前とされていますが、

それは教育されたからそう思うだけで、


何も全員夢や目標を持つ必要はないと考えています。

夢や目標が自分の人生を苦しめるくらいなら持たなくてもいい。

そんな生き方があってもいいはずです。

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