整理整理

自分の人生がこれまで上手くいってきたとかいってきてないとか、それは今の自分にとってそこまで大きな意味はないのかもしれない。

今の自分が満足できていないのであれば、それは悲劇である。

しかし、そうは言ってもこれまでの人生で上手くいってきた人はこの先も上手くいく可能性を想像できるのかもしれない、それは希望というやつだ。

人は希望さえ持つことができれば生きていける。

逆に希望が持てない人生は歩めば歩むほど苦しいものだ。

ここで一見相反するような2つの意見が挙がる。
過去に人生が上手くいっていなかった人は、確かにこの先の人生に希望を見出すのが難しいとは思う。
しかし、一度どこかのタイミングで何かの偶然でも、幸せな人生を手中に収めることができるのであれば、それをしっかり握っていれば、これまでの上手くいかなかった人生なんて何とも気にならないことになるもんだ。

逆に、今まで人生上手くいっていた人は、今不満足であるならば、過去と比較して今をとても嘆くだろう。ただ、この先もどこかで上手くいくんじゃないかという希望を持っているかもしれない。上手くいっていない今、この瞬間を受け入れることはとても苦痛に感じるだろうが、それでも受け入れれて前向きに、希望に目を向けることが出来れば、やっぱりこの類の人も最終的に幸せを掴み、それを手放さなければ、また幸せになれるのだ。

要は何が言いたいかというと、どういう過去を辿った人でも幸せになれる希望はあるんだということだ。

これまで上手くいかなかった人は過去を振り返って悲観的になり過ぎない
これまで上手くいってきた人は過去と今を比較しすぎない、今をそのまま受け入れる。

逆も言える。
今上手く言っている人は、その一寸先で転んだとしたらば、目の前は闇になる可能性があるということだ。
他人を見て優越に浸らなければ、驕らなければ、きっと転ぶことはない。

僕はきっと今まで、無意識的に優越感に浸っていたし、驕りがあった。
だってそれが自分にとっての普通だったから。

案外、みんなの人生、滅茶苦茶なもんだ。
この苦境から乗り越えた者のみが辿り着ける、そんな場所がきっとあるはずなんだ。

就活に失敗して、友人がいる場所に戻れず、遠距離継続となった恋人にも愛想尽かされ。

こんな僕には、今何が残っているのだろう。
所謂綺麗な人生を歩んできた僕だけど、ここで僕も色々色味が付いた人生を歩むことになる。

そして分かったことは、失う時は一気に全て失うということ。
僕には何が残されているのだろうか。
あらゆるものを失ったこの地を、僕はずっと好きになれないでいる。

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