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STさんのリハビリでふるさとを歌う

今日は朝から言語聴覚士さんのリハビリの日。
今まで担当してくださっていた方が、今月いっぱいで産休に入るそうで、引き継ぎの方と一緒に来た。

先週も2人で来られ、新しい方は隣でメモを取りながら見ているだけだったが、今回は新しい方がリハビリをおこなってくださる。

母は最初戸惑っている様子で、大丈夫かなぁと思っていたが、進むにつれ慣れた感じで安心して見ていた。

STさんによってメニューが違うのかなぁ

新しいSTさんは立って車椅子の母の姿勢を直したり、積極的に母に触ったりして発生を促していた。

今までの方は妊娠していてお腹が大きかったから、座ったままだったのかなぁー

なんて思いながら様子を聞いていた。

じゃあ、一緒に「ふるさと」を歌いましょう!!

と、言い出した。

歌なんて歌えるの!?

と、思っていたら、STさんと母は一緒に歌い出した。

メロディに乗せて言葉が次々に出てくる。

しかも途中からSTさんは歌うことをやめているのに母は歌い続け、最後まで歌いきった。

驚いた!!

普段は、音楽を流そうか? と、言っても 
いらない!!

と、言う母なのに。

かってに音楽を流し始めると、
うるさいから切って!!と言う母なのに。

終わってからSTさんに、

歌は歌えるんですねー驚きました! と、言うと。

失語症の方は歌は歌えます。

と言われた。

新しい発見!!

リハビリが終わってから母に、
童謡のCDがあるから流そうか?
と、聞いてみた。

いらない!! と、言われた。

聞くことと、歌うことは、違うのかなぁ。

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