4月22日(金)

朝、日課の納豆をかき混ぜる。
消費期限切れの卵が一つ余っていたので、使ってしまおうと卵を机にぶち当てた。
今日は贅沢に、卵黄トッピングの納豆にしよう。
消費期限切れの卵を生でいけるぐらいには強く育ててもらった。
卵黄と卵白を分ける作業を納豆の真上で行うと、卵白は全て納豆の上に流れ落ちた。
頭の中がたくさんのハテナマークで埋め尽くされた。
次の瞬間、気付く。逆だ。
卵白なみなみトッピングの納豆が出来上がり、なんとも言えない悲しい気持ちになった。

友だちのギャルが来店した。
ギャルとは言っても性別は男。
彼はそのへんのギャルよりもギャルなことから、みんなからギャルと呼ばれている。
過去の日記でも紹介したが、彼は”ギャル男”ではない。”ギャル”だ。
昨日、共通の知り合いが営むイタリアンに初めて行ってきたらしいギャル。

「美味しかったでしょ?」
「美味しかったよ。カルパー食べた!」

なんだその、男性が我慢したときのもののような響き。
皆さんはイタリアンでカルパーを食べたことがありますか?
ないですよね。

「カルパーってなに?」
「カルパッチョ。」

ギャルすぎる。
せめてカルパーの伸ばし棒をカットしてくれたら、変なものを想像することは無かったのに。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?