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琥珀(猫ちゃん)の怒り2  痛い~噛まれた

飼い猫に噛まれ、痛かった~痛かった。

廊下の隅でガラス戸の外に向かって聞いたこと無いような声で唸っている我が家の猫ちゃん! 琥珀の唸り声にびっくり
「どうした、どうしたあ~」と不用意に右手を出したらいきなりガブリ!
いた~い、痛い!
痛い痛い

ひっかかれたりはあったけど、しっかり嚙みつかれたのは初めてで、こんなに痛さが続くとは思ってなかった。
急いで傷口を流水で洗い、消毒してカットバンを貼るも何ヶ所かはまだ血が止まらない。
(後で調べると流水で20分ぐらいと書いてあったが、寒いので20秒ぐらいだった)
痛い、痛い、30~40分してやっと痛みが治まった。
AM9時過ぎ

午後は友人を車に乗せて隣の市での会に出席予定だったので、PM1時からの会に出席した。150人ぐらいの会で主催者や来賓のあいさつ等、大抵退屈な時間は指のマッサージをして血流を良くするルーティーンをいつも通り。
(後で調べるとこれは炎症を広げたかも)

AM3時過ぎに右手がズキズキして、少し腫れている。
休憩時間に主治医(内科)へ電話して相談すると整形外科の○○が近いのでそこに行きなさいとのこと。
だんだん痛みが増してきたので、友人の帰りの段取りをし所属の部長に連絡して途中退席、急ぎ病院に向かう。

「犬猫に嚙まれた傷は、楽に考えていたらいかんぞね、最近でも点滴を何日もした人がおる」と言われ、消毒、軟膏を塗りガーゼを当て包帯を巻かれる。肩に注射、飲み薬7日分をもらって帰る。

帰っても琥珀を怒るわけにもいかない。猫は本能で怒りの矛先がこちらに来てしまったのだ。縄張りに勝手に来た野良猫を威嚇していたところへ不用意に、手を出した私が悪いのよね。
そういえばしっぽが倍くらいに膨らんでいたのでかなり興奮していたわけだ。

猫に噛まれたで検索すると

犬猫のパスツレラ菌は、犬は約75%、猫は100%保有しているという。 
関節あたりを噛まれた場合は関節炎、骨に達していたら骨髄炎になる場合もと。 
あちゃー!


それにしてもだんだんさらに腫れてきた。

腫れが引かないので翌日土曜日に先生の出向先の医院で再診。
「そう簡単には腫れは引かんぞね」と言われながら注射をする。

右利きで右手というのは実に厄介で、箸・フオーク・包丁・ペンなど自由には使えない。靴ひももむすべないし、食器洗いも入浴も腫れてビニール手袋も使えない。
大き目のビニール袋で何とか対応していると、夫は出来ると思ってか5日目から食器洗いもしてくれなくなった。(しまったー)

今日は10日目で中指と手の甲を除いて腫れは引いてきたが、まだ不自由は続いている。5本指使えないと使える指も力が半減、入らない。

平素は思わないことが、こんな時にはよく判る。指一本でもこれだけ不自由に思うのだから、、

片麻痺などと簡単に言うが、本当にいろんな不自由を乗り越えて大変な思いをして生活やリハビリ等をしていると思うとともに、一対の手や足があるという有り難味がよく分かった数日でした。

人間の体って本当によくできているなあとつくづく思う。


動物を飼っていると思わぬことがあるが、気を付けなければいけないなと思った数日間でした。
まだ完璧ではないけれど、、

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