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hiilagram
日本人であることのメリットが薄れている
気軽に「日本を出て世界で仕事しろ」という人がいます。
しかし実は今や東南アジアで仕事をするのも、日本人にとっては、そう簡単ではなくなりつつある、というお話です。海外就職に興味がある方は、ぜひお読みください。
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例えば、ここマレーシアでは昨年の政権交代以来、外国人へのビザが大変厳しくなりつつあります。
世界はグローバル化しているけれど、ここマレーシアでも労働ビザの要件はどんどん厳しくなっていて、相当のスキルがないと、外国人は生き残っていけない時代になってきたなとつくづく思う。複数語話者が当たり前の国にいると、マイナー言語の日本語(&片言の英語)しか話せないというのも辛い。
— のもときょうこ@「日本人は『やめる練習』がたりてない」(集英社)6月発売 (@mahisan8181) August 7, 2019
これは、もうあちこちで悲鳴のように聞かれます。
「もはやその仕事は日本人でなくてもいいです」という時代
最近のマレーシアで起きていることは、政府による外国人の排除です。日本人を雇う場合、「その仕事が日本人でなければいけない理由」が必要になり、それがどんどん厳しくなっています。
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