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「一言多い人々」が少しずつ損をするロジック

最近、ある発信者から、相談を受けたんですね。
「いつもコメントをくれる人に困っている」と言うのです。
「この人のコメント嫌なんですよね……ブロックすべきでしょうか?」と。

「誹謗中傷でもされてるのですか?」と言うと、違うと。
一連のコメントを読ませてもらうと、思ったことをそのまま書いているタイプの方。

例えるならこんなコメントです。

「今回の配信は心に響いたけど、最後に仰っていたエピソードで、犬の散歩回数が少ないことが気になりました」
「すごくいい話でした。しかし40代でユニクロはちょっと、と思いましたよ❤️」

みたいな感じ?
基本、善意なんだけど、ちょっとしたアドバイスみたいなのが毎回入ってる。と言うか、思ったことを全部言ってしまっているみたいな。

別に私だったら気にしないだろうなーと思っていたら、なんと別のところでも同じ方が問題になっていて、ちょっと考えてみることにしました。

言わなくてもいいひと言を言ってしまうがゆえに実生活でも損をする

実生活でも、会った後に、「あれ? なんかちょっと嫌な気持ちになるのはなんだろう?」となる人っていませんか。

その人の顔が浮かぶと、なんか、本能的に嫌な気分になってしまう。
なんでだろう? と思うんだけど、ちょっとよくわからない。

よくよく思い返してみると、この手の「微妙に嫌なことを言ってくる」人だったりします。
しかしこれ、明確な悪口や攻撃ではない分、気づきにくいんですね。

しかし人によっては「ブロックしたい」(=関係を絶ちたい)と言われるほどに嫌がられるのもまた事実なのです。

微妙におそらく実生活でも損をしているのではないかなぁ。

だから、多くの人がなんとなーく距離を置きたくなってしまう。

ところが、本人は天然で全然、そんなつもりはないと思うんですよね。
攻撃の意図がないことは、本人の他のコメントを見ていれば十分わかります。
多分、フツーにいい人なんです。

ただ、コミュニケーションに微妙にトゲがあるんだよなぁ……。

損をしてしまうトゲつきコミュニケーションの人

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