東南アジアここだけのお話
こんにちは! マレーシアはハリラヤのお休みがちょうど終わった頃ですね。私は日本で実家を行ったり来たりの日々を送っております。
MM2Hビザの見直しが行われそうです
マレーシアに移住したい人にはちょっといいニュースかもしれません。
マレーシア政府が突然、外国人向けの長期滞在ビザとして人気があった「MM2H」(マレーシア・マイセカンドホーム)の条件を見直すと発表し話題になっています。
2021年に厳格化され、庶民には無縁となっていたMM2H。改正直後の政府は「条件は変更しない。申し込み者は順調」と強気だったものの、実際には相当の申し込みが滞っていた様子です。
改正後は、厳格なロックダウンの影響もあり、マレーシアからタイ・ドバイ、またはサラワク州のプログラムに移っていく人が多かったのですが、新政府になり、ペナンなどから要望があり、申請条件を緩和する方向のようです。
これとパンデミックのために、クアラルンプール近郊のある日本人向けマンションは入居者が半数に減ったところも。これをきっかけに、また日本でも年金生活者からの申し込みが増えるかもしれません。
ただし、新興国のビザは変更が多いのでマジで注意が必要です……。
日本のお役所、紙の書類が多いです!
実家に居候しつつ片付けをしている日々です。
驚いたのは、市の毎月の広報誌が30ページもあること! 今も電話帳(タウンページ)が存在していること。住民サービスが半端なく種類と数があり、家には大量の「コロナワクチンの接種票」とか「健康診断ガイド」とか「ハザードマップ」とか「緊急時の小冊子」とかがあること。「重要」とか書いてある書類が多い。捨てられなかったのだろうなぁ……。
役所に行ったら、それ以外にも大量のパンフレットがあります。よく医者に行っていたようで、「お薬手帳」が山ほど出てきます。そんなわけで、実家のあちこちの引き出しがパンパンになっています。私の当面の仕事はそれを捨てることです。
マレーシアで、住んでる自治体からチラシやパンフレットをもらったことがありません(私が知る限りですが、多分、存在しないと思う)。コロナの時は政府のアプリに毎日ニュースや感染者数がお知らせがくるようになってました。そして当日の朝(!)「今日あなたの番になりました。ワクチン打ちますから、以下の場所に来てください。こなかったら後回し」とそっけなく教えてくれるだけだったっけ……(それを何度も見逃した)。毎日チェックするべきだ、とグラブのドライバーさんに言われたっけ。
「歯科検診」「後期高齢者検診」「物忘れ健診」「がん検診」などをまるっと自治体がやってくれるのも驚きです。マレーシアには何より日本のような「行政サービス」が存在しないというか……。
そして、日本の場合は高齢者が多いために、アプリに一本化すると、困る人が大量に出てしまい、結局紙の方が手間が少なくなるんじゃないのかなぁ、と思います。
同世代の人と会うと介護の話になる件
用事の合間を縫って、ぼちぼちと昔の知り合いにあっていますが、私の同世代(50代)は親の介護が始まった人が多く、話を聞いてみると、同居になったりホームにお世話になったりとさまざまです。
海外移住はタイミングが本当に重要だと感じます。
歳を取ると動きににくくなるので、今親も自分も元気で動ける人は、チャンスがあるうちに移動しないと、諸々の問題が出てきます。
海外移住をしながら介護のためにときどき帰っていた人も知っています。ただし、飛行機代が半端なくかかるとおっしゃっていました。
コメントを一部ご紹介します
子どもの頃から「迷惑をかけるな」と育ってきたら、なかなか本に出てくるような感覚は理解し難いですよね。このへんのブロックを外すのは、本当に難しいと思います。
はい、おそらくその「しなやかマインドセット」がグローバルなコミュニケーション力と言われるものなんだろうと思うのですね。どんな文化の相手が入ってくるかわからないというのは、なかなか難しく、大変ですもんね……。
四葉と話すネコさん
確かに、日本に来ると、「詐欺に遭わないように」ものすごく気をつけている人が多いと感じるし、自分もそうなるのに驚いています。日本でルールが厳しくなっているのは、なんらかのトラブルを回避するためにやむを得ずそうした、というのが多い気がします。
四葉と話すネコさん
「山梨時間」思わずググりました。が、わからなかったので、もしよかったら教えてください。
そんなわけで、皆様も良い週末をお過ごしください。
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