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自分の人生より面白いことがたくさんある国

東京に3年ぶりに帰ってくると、あまりに独自の進化を遂げていて、驚くことがたくさんあります。

まずは空港。
いきなり係の人がたくさんいて誘導していて、スタッフがとにかく、親切です。
昨年は欧州とアメリカ、そして旧ソ連の国々を旅したけど、海外でこんな空港を見たことがあったっけ……。

駅。
ありとあらゆるところに張り紙があり、誘導があります。
エレベータの乗り方から何から指示があります(でも、エレベーターで歩くなと書いてあるのに、ほとんどの人が無視してるのはなぜ? と思いましたが)

電車。
電車に乗ったら「大声で話すとお客さま同士のトラブルが起きて、電車の運行に問題が生じます」と言ってました。うーむ。

街。
張り紙と広告に圧倒されます。視界の中にはいつも何らかの広告が入ってきて、「楽しいことがあるよ」または「あなた、今のままじゃまずいよ」と脳を操作される感じがあります。アイドルとアニメのキャラクターが溢れています。

コンビニ
うーん、ここはコンビニなんだろうか、何か別の場所なんだろうか……。
スイーツとかグミとかの種類がありすぎて訳がわかりません。興味がなくても嫌でも目に入ってくる仕組みです。

先進国になりすぎて、便利で考えることはほとんどなく、その上にありとあらゆることに値段がついた国ーー。
そんな印象です。

「想像」が現実を超える国

日本にいて感じるのは、「現実の人生」そのものよりも、面白いコンテンツがたくさんあることです。
食べ物1つをとっても競争が激しすぎるためか、独自の工夫がえらいことになっています。

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