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「ディスカリキュリア(算数障害)」と「算数が苦手」はどう違うのか

大学院ではさまざまな障害を学んでいますが、あまりに多様で、圧倒されています。

「算数障害(ディスカリキュリア)」は、学習障害の1つです。知能が正常なのに、算数のスキルに障害があることです。

「識字障害(ディスレクシア)」の算数版です。識字障害が「読み書き」の苦手があるのに対し、「算数障害(ディスカリキュリア)」には数字の苦手があります。

比較的新しい概念で、診断や包括的な定義はまだ不明確で、数学不安と混同されることもあります。 
2010年の数学教育研究国際会議では、ディスカリキュリアの有病率は一般人口の2%と発表されたそうです(ここには議論があります)。

問題は「数学不安」と言われる「数学が苦手な子」と混同されやすいことです。
私はこのテーマが出てきたときにドキッとしました。何しろ私自身が数学が苦手です。今でも計算に指を使うことがありますし、計算機を使っても間違いが多いです。

先週の大学院での課題は「算数障害の疑いのある子どもをどう見つけるか」でした。私自身はディスカリキュリアなんだろうか? と思いつつ、あちこちの論文を探してみました。

生徒がディスカリキュリアかどうかをどう調べる?

Michaelsonの論文によると、ディスカリキュリアを特定する方法は3つあります

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