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今世界で起きている人手不足について

コロナで人手が余るのかと思っていたら逆で、人手不足が話題になっています。

Amazonが少し前、アルバイトの従業員75万人を対象に、大学の学費を出すといいだし、話題になりました。
それくらい米国では人手不足が深刻なようです。

米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムは9日、米国の物流拠点で働く時間給の従業員75万人を対象に、大学の授業料を全額支払うと発表した。年末商戦を前に人材をめぐる競争が激化するなか、福利厚生を拡充して人手確保につなげる。

Amazonの倉庫の仕事といえば、「ノマドーー漂流する高齢労働者たち」で描かれたように、なかなかキツイ肉体労働です。
それだけ倉庫での人員不足が起きてるのでしょうね。

マレーシアでも慢性的な人手不足

マレーシアではようやくレストランがオープンしたのですが、今はサービス業で人員が雇用しづらくなっているようです。

パンデミックの最中には「仕事がなくなるのでは」と言われていたので、不思議な感じがします。

そういえば、マレーシアでの飲食店の人材不足はパンデミックの前にもありました。
中所得国のマレーシア。実はマレーシア人は日本人同様、いわゆるサービス業や肉体労働には付きたがらないと言われています。
ですから、以前から、サービス業や建設業、警備などは外国人に大きく頼っていたのが現実でした。

マレーシアには日本人向けのBPO(事務センターのようなもの)も多いのですが、ここの日本人も大幅に足りていないようで、私のところにまで採用の直接メールが来るくらいです。知り合いにもコールセンター勤務の方がいますが、待遇は悪くないですが、いかんせん、人手不足でどこも大変だと言っています。

仕事は極端に難しいものか、極端に易しいものになる

ところが、世の中には「仕事がない」と嘆いている人が多いのです。

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