地方の現状#ミレニアムnote

これは僕が思っていることです。経済学とか全くわかりませんので所詮、一人の若者のエッセイ程度で聞いてくれると嬉しいです。


僕は北海道の中学3年生で札幌みたいな大都市ではなく、地方に住んでいます。ただ、僕の中学校は人数が1学年約200人、それが3学年なので約600人と、とても人が多いです。(友達と離れたくない、などの理由で校区外から通っている人が結構多い。ので他の学校は人がとても少ない)それだけ人が多いのでいろいろな個性を持っている人と出会うことができます。日本舞踊がうまい人やアイスホッケーの日本代表、地元の演劇団に所属し世界を飛び回る人など個性あふれています。今の若者に皆さんはどういうイメージがありますか?ずっとスマホを触っているなんてイメージを持っていませんか?実際はそうでしょうか?意外とスマホは高校生からという人が多いです。僕のクラスは40人いますが、5人ぐらいがスマホを持っていません。スマホを持っていても5人ぐらいは「LINE」を使っておらず、クラスの半分の20人ぐらいは「Twitter」をやっておらず「Instagram」をやっているのは学年で10%の20人ぐらいです。なぜ、地方の若者が「Instagram」をやらないのか。その理由は必要性がないからだと思います。つまり「映える」場所がないんです。イオンに買い物に行くと高校生とかがフードコートで撮影しているのをよく見かけます。フードコートですよ!そこにインスタ映えするものがあるのかというと、ありません。マックやケンタッキーぐらいしかありません。しかし、僕はこの状況をチャンスととらえます。なぜなら「映える」場所がないということは今から新たな「映える」場所を作るということが可能だからです。ここで注意していただきたいのは全員が「Instagram」を無理してやる必要はないということです。あくまで、個人が楽しめればなと思っています。地方、特に北海道は自然が豊かです。僕の地元には自然豊かな国立公園がありますが、そのそばには味気ないお土産屋さんしかありません。自然の保護活動や景観を損なわないことは、大変大切です。しかし、若者が地元から離れ、高齢者が増えていく時代に安定して自治を行い、地方を盛り上げるためにはどんどんアピールをしていって観光客を増やしていかなければなりません。別におもいっきりカラフルにして目立たせるとかはいらないので、その自然にマッチした「映える」ものを作ればいいんじゃないかなーと思います。自治体がSNSでアピールするより地元の高校生が「映える」ように撮ったほうが、「おお、これはすごい」みたいな反応がもらえる気がしてなりません。

https://www.youtube.com/watch?v=CNeakmoER7Q 

釧路市という、北海道の中では都市のほう(おそらく)が8Kの動画をYouTubeで公開し、700万回再生を突破したそうです。こうやってどんどん発信していくことは大切だと思います。しかし、このような動画にも思うことがあります。(中学3年生の僕が偉そうにいうのはおこがましいですが)ドローンで撮影をしている箇所があります。が、これは動画でしか見ることができません。つまり、ドローンで撮影した動画はその動画で見ることができてしまうため実際に来てみようと思いますか?ドローンで見ることができた景色を実際にヘリとかに乗って自分の目で見られるなら行ってみよう。と思うかもしれません。しかし、そこに行って、動画と全く違う景色だったらどう思います?重要なのは実際にそこに行ってみることができることをアピールすることだと僕は思います。(ちなみに釧路市の釧路湿原は北海道航空でヘリに乗って上から見ることができるようです。のでドローンでしか見られないということは釧路湿原はないようです。なんか矛盾していてすいません)


8Kとかで動画を撮ることも大切ですが、若者が「映える」ように撮って発信していったほうがいいのではないだろうか。つまり、自治体は、若者がうまく発信できるような環境を創っていけば、あまりコストをかけずに、「活性化」はしなくとも以前よりは地方が盛り上がるのではないでしょうか。

話はがらっと変わります。(メルカリについて)僕はサッカー部に所属しており、サッカーには必要なものがけっこうたくさんあります。特に、スパイクは一年で一回は必ず壊れます。ですので、一年でスパイクは最低でも2つ必要になります。スパイクは一つ5000円~250円します。決して安いとは言えません。ですので僕のチームメイトはいろいろ工夫していました。

まず、家が他の人と比べると貧乏なOくんは「メルカリ」をものすごく重宝していました。サッカーの用具はもちろん、服などの衣料品も「メルカリ」で買っていました。中学1年生の頃は、周りの人に「またメルカリかよー」と馬鹿にされていたようですが、3年になるとそんなことも言われなくなっていました。肝心のスパイクの質や見た目はというと、見た目は新品とほぼ変わらず1足4~5ヶ月は使えていたのました。彼は「普通に買うより50%以上お得に買えて、普通にもつ(長く使える)から、俺がサッカーをできるのはメルカリのおかげやー」と自慢げに話していました。彼は1年生の頃は自分のメルカリで買ったシューズにコンプレックスを抱いていたそう。しかし、だんだんその思いも消えていったそうです。何度も利用していると、自分の近くに同じような環境の人がいなくても、日本には自分と同じような人がたくさんいるんだ!という気持ちになったそうです。


次に、H君がいます。いいことかわからないが彼は「転売」をやっていました。彼は「欅坂46」の、特に「平手友梨奈」さんのファンで、コンサートにも何回もいっていましたが、あるときお金がなくて行きたいコンサートに行けなかったらしいです。そこで彼は自分がこれまで集めたグッズのうちいらないものを「メルカリ」に出品してみようと考えました。するとすぐに売れたそうです。「僕が必要ないものも誰かが必要としている!」と気付いたそうです。それから、今まではCD(メンバーのカーで入り)を買うときは少し躊躇していたそうですが(自分の好きな人が入っていないときお金が無駄になってしまう)気軽に買えるそうになったようです。つまり、自分の好きな人のカードが入っていなくても「メルカリ」で売れば大丈夫。と安心できたそうです。


ちなみに、僕は特にお金に困ってはいませんでしたが、夜ご飯で貝が入った味噌汁を食べたときに「貝ってアートだよな」と思ったんです(貝独特の縞模様を見て)しかも家には牡蠣の殻もありました。貝殻アートを作ろうとネットでいろいろ調べて挑戦してみましたが、すぐに飽きてしまいました。ここで「メルカリ」が登場します。「メルカリ」を見ると貝殻が出品されていました。そこでいけると思った僕は牡蠣の貝殻と小さい貝の殻を出品してみました。するとなんと売れました!ゴミで捨てようとしていたものがお金に変わった!未知との遭遇でした。
O君とH君の共通点は自分のやりたいことが「メルカリ」によって可能になったということです。

「メルカリ」は若者のお小遣い事情をがらりと変えたのです!

初めて&一気に書いたので読みずらいと思いますが、そこはご了承ください。地方は都会に比べると遅れていることがたくさんありますが、それはまだまだ伸びしろがあるということなので地方はチャンスがいっぱいありますよ!ありがとうございました。

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