見出し画像

放課後の消毒作業

お疲れさまです。

全国的に、本格的に、学校再開に向けて動き出していることと思います。

そして、毎日の消毒作業も追加されて神経も使うし、時間も取られるしの人も多いのだと思います。

この消毒作業についても、早く休校解除している地域では、先週とか先々週あたりから既に悲鳴が上がっていたのは感じていました。

そして、いよいよ自分の学校でも始まったな、という感じです。

消毒作業の初日でしたが、なかなか大変ですね。

もちろん、わかっていたことなんですけれども。

本校はまだギリギリアルコール消毒液を買って揃えて下さっているので、丁寧に拭き取らないと次亜塩素酸で処理した時にあとが残るとか影響だ出るという心配をしないで済んでいます。

そして、れっきとしたアルコールと水分だけなので、教室の消毒液としてはかなりラクなのかもしれません。

実は、手指用の消毒液は、肌が荒れないように、グリセリンとか、添加物が入っています。

要は、手の脂分と馴染むようにというか、保湿されるようにという成分が入っているのです。

そして、それが入っているものを机やドアノブなどに使ってしまうと、残っていた場合にベタベタしてしまうわけです。

そのあたりのことを学校の事務の方が知識としてあったのが大きかったと思います。

当初は、手指消毒用のものをボトルに詰めて教室消毒用として準備してくださっていたみたいだったのですが、実際に試して下さって、これではダメだ、と中身を添加物無しの純粋なアルコールと水のものだけに詰め替えて下さったとのことです。

もちろん、このアルコール溶液で手指の消毒をすると、肌へのダメージはあるのかもしれませんが、教室の消毒用という観点では、拭き残しがあったりとかした場合でも、最悪自然乾燥するだろう、残ってもベタつかないだろうというところまで配慮して下さっています。

理系的な知識のある方で良かったとも思いました。

そして、何より実際に消毒作業をする教員のことを考えてくださっているのがとても嬉しかったですし、こちらの負担も減らして下さったことの純粋に感謝の気持ちでいっぱいです。

調べるのがかなり好きな方だったので、この機会にいろいろ調べちゃったよ~なんて言っていました。

水とエタノールにグリセリンと○○と◆◆を混ぜればいいんでしょ?

こんなん自分で作れるじゃん、みたいなレベルでした。

頼もしいです。

もちろん、本当にやりはしませんけれど。

ただ、酒造メーカーさんがいい意味で法の抜け道を使って高濃度エタノールをお酒として販売していただいたりとか、そういう流れはいいな、と思っています。

アルコールは手に入りにくくなっているし、価格もめちゃめちゃ高騰しているみたいなので、ひょっとしたら自分の学校でもお世話になることがあるのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?