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第1回「みんなの学校」をつくる校長研修会ふりかえり

ご無沙汰しております。
はにわ情報局です。

中の人がバタバタしており、更新が大幅に遅れてしまいました。

さて、今回は小社で4回にわたって開催される「みんなの学校」をつくる校長研修会の第1回の様子をさくっとお伝えしようと思います。

みんなの学校

講師の先生は、元大空小学校長の木村泰子先生と東京大学大学院教授の小国喜弘先生です。

まず、この研修会で大事にしていきたいこととして、木村先生は「自分から自分らしく自分の言葉で語る」こととおっしゃっていました。研修会が終わる時間が近づくにつれ、先生方が少しずつホンネを話していく様子が印象的でした。

また、マスクで目だけが子どもたちに見えている今、その目は安心できる目ですか?なんていう話もされていました。ぜひ、鏡でチェックされてみてください。

大空小学校では、子どもたちの学習権の保障を掲げて、木村先生と教職員の方々が日々の学校運営をされていましたが、そもそも、学習権の保障とは、なんでしょうか? 学習権の保障について、小国先生が講義をしてくださいました。なんとなくはわかっているつもりのことを見直すいい機会となりました。

研修会は、グループワークへと移り、今までの講義や話したことを踏まえて、自校の子どもの事実をもとに、新しい発想で感じたことをブレイクアウトルームで話し合いました。

私たちスタッフもグループに混ぜてもらい、私のグループでは自校の特別支援学級の現状について話しました。

ある校長先生の話がとても印象に残っています。その先生は、木村先生のように特別支援の児童もみんなと一緒に学ぶことができないか、模索をされていたそうなのですが、特別支援の先生に「この子たちには、個別に適した学びが必要なんです」と言われたそうです。

私はこの話を聞いて、最近よく「個別最適化」という言葉を聞くけれど、この特別支援の先生が言う個別に適した学びというのは、この「個別最適化」を指すのか。いや、違うのではないか。しかし、きちんとした定義をまだ知らない自分に気がつきました。みなさんはいかがでしょうか。

ブレイクアウトルームはあっという間に終わり、最後に参加者の先生方には、次回までの宿題が出ました。第1回の宿題はこちら。
●自校の子どもの事実を学んでくる
●「ふつう」と「特別」で学ぶ子ども同士の違いを子どもはどのように感じているか

今週の、10月25日(日)に研修会の第2回が開かれます。研修会は、途中からも参加可能です!途中から参加される方には、その前の研修会の様子を動画でもご覧いただけます。参加条件などがありますので、上のポスターを参照の上、ポスターに記載されているメールアドレスからか、下記電話番号までお問い合わせください。

教育開発研究所 TEL:03-3815-7041

第2回の様子も発信していきます!お楽しみに!

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