見出し画像

【旅行記】タイで風邪引いた〜39度の熱と咳(前編)

海外旅行先で体調を崩してしまいました。
以前のような下痢だったらごはんを食べなければ出ることもないし、観光や飛行機に乗ることは可能でした。
しかし、今回は咳と熱を出してしまいました。

マスクしないで楽しんでいる人も多い中、私は日本でも旅行先でも食べる飲む以外マスクをしていました。
手洗いうがいはずっと習慣として行っています。
水や食べるものも気をつけていましたし(なのでお腹は問題なし)、蚊対策もしていて蚊に刺されていません。

こんなに気をつけていたのになんで。。という感じです。

私は体が丈夫な方だったので今まであまり風邪を引くことはありませんでした。
しかし今年は、夏に引越し後初めてコロナに、ベトナム・マレーシア旅行の後に風邪を引きました。
どちらも熱はなかったのですが咳は続き、5日ほど治らなくてしんどかったです。


初期症状:咳

タイ・バンコク4日目にして咳が出るようになりました。
朝起きてすぐはなんてことなかったのに、朝食から部屋に戻ったら鼻がムズムズして咳が出るようになりました。痰による咳です。
その日いただいた生搾りジュースはいつもと違ってパイナップルでした。
生パインを食べた後喉イガイガするみたいにアレルギーなのかなと思っていました。

その後、チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットに行ったのですが、ずっと咳をしてしんどかったです。
咳が出ているのに出かけるなという感じですが一時的なものかなと思ってしまいました。

咳が止まらず、日本から持ってきた薬はホテルです。
「タイ 咳止め」で調べて「サソリ印の咳止め」を知りました。
(真ん中のサソリが書かれているパッケージのものです)

駅構内にあるTURTLEに売っていて買ってみました。
1回4粒とのことですが、味が強烈なので初めは少しずつ舐めてみるのがいいとのこと。
正露丸のような匂いと苦味と酸味と若干甘味もあるような。
無理ではないです。
後で水を飲むと甘みを感じます。
舐めている間と少しの間は咳が止まりました。

ホテルに戻って咳に特化した「パブロンセレクトC」を飲んでみたら、痰に効くのか咳がおさまりました。

翌日はラオスに行く予定でした。
もうこの時点で悪化したらタイから帰国しようと考えていました。

2日目:発熱

朝37.7度の熱が出ました。
昨日、「悪くなったら⚪︎⚪︎する」が現実のものとなりました。

海外での病院の行き方を調べた時にまずクレジットカード会社に連絡することを知りました。
海外旅行保険はエポスカードのものを使う予定でした。

スマホはeSIMで電話番号がなく、ホテルの部屋からどうやってかけるのかも分かりませんでした。

フロントに翻訳機で伝えると、フロントから電話をかけてくれました。

エポスカードは10月から自動付帯から利用付帯に変わったそうです。
まずは自分で建て替えて後で請求とのことでした。

病院も自分で探すのかなと思い聞いてみると、「サミティヴェート・スクムウィット病院」を教えていただきました。
日本語対応しているそうです。
日曜日なのに24時間営業なのもすごいなと思いました。

この病院の日本人相談窓口に電話するよう言われました。
ホテルのフロントから頼み、電話しました。

現地の方でしたが日本語で対応いただきました。
パスポートを持参するようにと事前に検査をするように言われました。
セブンイレブンでも売っているようで鼻から検査するものです。

ATK検査

それが「ATK検査」なのですが、はじめ「EGK検査」と聞こえていて自信がありませんでした。
コロナの簡易検査自体も初めてやるのでどういう箱に入っているかは分かりません。
セブンイレブンに行ってみて、それっぽいコーナーを見てみましたが分かりません。

若い女性に翻訳機で聞きました。
急いでいたので「コロナの検査薬はどこですか」という感じです。
あれとすぐ刺していただけましたが笑われました。翻訳がおかしかったんですかね。
「すぐ結果が出るものですか?」とさらに聞きました。
表面にそれっぽい表記はありませんでしたが、30バーツで買いました。

中も初めて見るしタイ語なので分かりません。
Google翻訳のカメラで翻訳しました。
綿棒を3cmほど刺して3回回す、液に入れる、検査板に垂らす、15~20分待つというような感じ。
これであっているのかなとドギマギしながらやりました。
特に鼻は、自分だと思い切って奥までいけませんでした。

結果は陰性でした。

病院はホテルから徒歩40分、駅からも遠いのでタクシーで行くしかありません。
道も混んでいて病院に行くまでにもかなり時間がかかりました。

初めての異国の病院

降ろされたところがショッピングセンターでびっくりしました。
看板があり、日本人相談窓口の行き方がYouTube動画になっているのですが、なぜか見えません。
まずタクシー乗場の人に聞き、階段を1階上がるとのことでした。

1階上がると病院。
生でピアノが演奏されていて驚きました。
写真を撮りたかったのですが、そんな余裕はありません。

しかしどこに行けばいいのか分かりません。
英語で「救急」とあったところを覗いてみると日本語話せる現地人が「どうされました?」と聞いてくれました。
「熱で来ました」と言うと日本人相談窓口はあっちと、あの出口を出て左と教えてくれました。

それでも分からずにカウンター1に行ってしまい、やっとのことで日本人相談窓口に着きました。

そこでは現地の人と日本人がいて、いろいろな情報を書いたり、症状や保険の有無などを聞かれました。
通訳が必要かも聞かれます。

その後はカウンター1に行った後、待合所で待ちます。
(カウンター1は最初に間違えて行ったところなのですが、そんなことも忘れてまた迷いました)
呼ばれたら熱と血圧を測りました。
熱がおでこにピッとするやつで、熱なしでした。1度くらい低く出るのではないか?と思いました。

診察では若い女性の現地人通訳さんがついてくれました。
問診一つ一つ確認し、いつからとか聞かれます。
元は痰の絡んだ咳だったのですが、薬が効いて今度は空咳のようになっていました。
「モワモワ感」はやはり通じず、「ホコリっぽい」もイマイチで、「乾燥している」と伝えました。
ベッドに座って、服の上から聴診器で呼吸の確認をされました。
鼻見て喉見て、「喉が赤い」とのこと。

結果は「ATK(自分で検査したやつ)が陰性なのでまぁ風邪でしょうと。でもインフルは検査していないので分かりません。咳と喉に効く薬を処方します」とのこと。

この日本当はラオスに行く予定だったので、明日熱が下がってATKが陰性だったら飛行機に乗ってもいいとのことでした。

患者が行ったコロナ簡易検査を鵜呑みにするとはゆるすぎないか?と思いました。

この日は頭痛がして、飲み合わせが分からなかったので、結局日本から持ってきたパブロンを飲みました。

3日目:高熱

まず夜中に寒くて起きました。
薄いヒートテックを持っていたので半袖Tシャツの下に着ました。
寒気がしました。

その後で暑くて目が覚めました。
なんかフラッとして「やばいかも」と直感し、熱を測ったら「39.2度」でした。

昨日病院に行って薬をもらいましたが、その中に解熱剤はありません。

しんどい。しんどい。

昨日友達になったホテルにLINEを送りました。
「解熱剤がほしいので病院に電話していただけませんか?」
日本人相談窓口に電話をしましたが、あまりに時間がかかるので近くの薬局に行くことにしました。

最寄駅近くのブレズクリニックに行く

隣の薬局は、日本人は11時からのようだったのでクリニックがオープンする10時を待ちました。
というか、その前から空いていました(気づきませんでした)。

「Japanese」と言うと、受付の現地人は日本語が分かるようでした。
日本人の方が「日本人は私が診ます」と言ってくださりました。

再診しようと思っていたのですが、解熱剤は隣の薬局で安く買えるとのこと。
再診してもまた同じ薬が出るだけなのでとのことでした。
薬局は11時からと書いてありましたが、彼女が話してくれるそうで、薬局に行きました。

昨日病院からもらった薬を見せ、飲み合わせが問題ない解熱剤と、痰を取る薬を追加でもらいました。

200数バーツだったと思います。

解熱剤で楽になりました。
しかし咳は治まりませんでした。

肺が苦しくて、肺から昇ってくる咳です。

発熱と咳。どちらがあっても飛行機には乗れません。
帰国できません。
私は飛行機に乗るのに酔い止めも必要なので風邪薬は飲めません。
ある程度治した状態でないといけません。

ホテル代がかさんでいきます。

クレジットカード付帯の海外旅行保険が使えるのが分かりません。
不安です。

せっかくタイにいても、近くのセブンイレブンで食料と水を買うことしかできません。
もう少しターミナル21のフードコートで食べたかったですし、ワット・アルンの夕景を見たかったですし、ラオスは完全に諦めていますが、ハノイは行きたかったです。

(後編に続きます)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?