珍しいはなし。


割と何も感じなくなっていた私が、久しぶりに「不快かもしれない」と1日以上考えているお話。

別に恋愛として好きというわけではない(現状私がそう思っている)友人の女性と、長年交際している男性の恋人と遊び、そのまま終電を逃してホテルへ行った。2回目なのでそこまでの動線に対して何かを感じたことはなかった。

1回目を終えた後に私の恋人が言っていた「次は最初から最後までちゃんと私の友人としたい」という話をしっかりと理解した上で、2人でしたら?という風な振る舞いをした。

本当に、別にいいって思ってたはずなんだけどなぁ。
「お風呂入ってるからやってなよ〜」も本気だった。

おっぱじまってるんだろうなって考えながらお風呂を出て、体を拭いて部屋に戻れば当たり前に私以外の2人が身体を重ねていて、声が聞こえて。別に邪魔はしたくないからイヤホンをつけて爆音で音楽を聴いた。
スマホの向こうには肌色が動いているし、後何時間こうしてればいいのかもわからなかったから結局部屋から出た。

トイレの前で座り込んで、腕を噛み締めながらやり過ごしたあの時間、私は確かにとても不愉快だったんだと思う。

ただし、その感情がどのベクトルに向いていたのかが未だに不明で。女好きの私が恋人へのヘイトを感じたのか、私のことを好きな恋人が他の女性に手を出していることへの不快なのか、はたまた嫌いではない2人においてけぼりにされているような、そんな悲しみからか。

あぁ、もうひとつありそうだ。
「ノンケの男とノンケの女へのやるせなさ」とか。

その日は友人を抱かなかった。2回目は疲れるだろうし、なんとなく。何故か責められたのは不思議だなと思ったけどもやり返すことは特に考えなかった。

そんなこんなで次の日のお昼に恋人とは解散して、友達と昼からたくさんお酒を飲んだりした。その後にもいろいろあったけど文字量が増えたので次の機会に。

うーん、何が不快だったのか、結局わからないままでいる。

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