ドラフト指名の感想日本ハム編
1位 達孝太 投手 天理高 右投右打 193cm85kg
今年は公言なし。ポテンシャル重視で行くといわれていたハムだけにかつて逃した佐々木を追って今年は風間か地元の木村と思っていた中でまさかの達指名。最速は150には届かないが3月生まれということでそういう意味ではポテンシャル重視なのかもしれない。MLB志望という意味では1番早くにポスさせてくれるチームに入れたので2年目夏のデビューくらいを目安に鍛え上げてほしい。
2位 有薗直輝 内野手 千葉学芸高 右投右打 185cm95kg
恵まれた体格から広角に長打を放ちその数は70本。投手としても最速148キロ(1位の達は149キロ)の大型三塁手。日本ハムはチーム本塁打もワーストでいまだに二桁本塁打もいないのでこういう選手を待っていました。
この春以降だけでも25の本塁打を記録し打撃は北広島での野村とのアーチ量産を夢見ます。来年は鎌ヶ谷で万波と共に二桁アーチを期待。
3位 水野達稀 内野手 JR四国 右投左打 171cm75kg
困ったら社会人ショートを取れと思っている中で今年一番欲しかった選手。日本ハムはとにかく二遊間が弱く渡邊佐藤、石井中島で回すしかない状況を打破しつつ将来は上野細川らと競う形になると思われる。
1割、2割前半ばかりの二遊間に喝を入れる活躍を見せてほしい。
4位 阪口樂 投手 岐阜第一高 右打左打 186cm87kg
MAX143キロ、通算27本塁打の二刀流。個人的に取るなら外野だと思ったのでまさかの投手でも指名で驚き。去年の夏のままなら絶対にここで取れてない選手のなのでどれだけプロで伸びるかが楽しみな選手。現状左の大砲は清宮くらいなので将来的には3番ライトで暴れてほしい素材。達が投手大谷に、阪口は野手大谷を目指してほしい。
5位 畔柳亨丞 投手 中京大学附属中京高 右投右打 177cm87kg
最速152キロで21春甲子園は27.1回31奪三振防御率0.33をマークも肘違和感で降板した右腕。空振りの取れるストレートが魅力的で21年夏の平均球速は144キロも足が吊りアクシデントにないた。プロではまずは怪我に気を付けつつ成長し3年目AS明けくらいからのローテ入りを目指してほしい。
6位 長谷川威展 投手 金沢学院大学 左投左打 178cm81kg
全国では打ち込まれるもリーグでは21春まで40回、奪三振48、通算防御率0.23。この秋は13.2回奪三振22、防御率0.00の抜群の成績を残している。宮西がついに限界を迎えてきている中で河野台頭し堀が今年最優秀中継ぎ活躍目前まで来ているのでその流れに続きたい。
7位 松浦慶斗 投手 大阪桐蔭高 左投左打 186cm94kg
中田翔の暴行事件、高山柿木が伸び悩む中でこの順位で指名できたのかという驚きが最初に来ました。甲子園で振るわずに悔しい思いをしている選手だけに甲子園で活躍しているハムの選手には負けずに活躍をしてほしい。いとこのホークス古谷のように将来は160キロを期待しています。
8位 北山亘基 投手 京都産業大学 右投右打 182cm80kg
最速153キロの右腕。このレベルの投手が8位なことに近年のレベルアップを感じる。今年のドラフトで一番早く出てくる投手だと思います。
思ったより四球は多くなく奪三振は少ないのでプロでどれだけ空振りが取れる球ができるか。そのあたりは金子上沢伊藤などについて手に入れて後半戦くらいから定着をしてほしい。
9位 上川畑大悟 内野手 NTT東日本 右投左打 167cm70kg
本当に二遊間なんとかしたいんだなというのが分かる指名。9位でプロに出してくれるのかというところが一番気がかり。入ってくれるならば水野とともに開幕スタメンもあるかもしれない
育成1位 福島蓮 投手 八戸西高 右投右打 189cm70kg
まだまだ細く最速は143キロだからこそ将来がものすごく楽しみ。育成指名はこういうのでいいんだよ。こういうのでという指名。まずは体を作り最速150を目指して1年目頑張ってほしい。
育成2位 速水隆成 捕手 群馬ダイヤモンドペガサス 右投右打 189cm102kg
ついに指名された大型捕手。捕手層が薄い日本ハムだけに支配下登録は早いはず。ただ打ちまくっていた樋口がポジションは違えど苦しんでいるのでつかんだチャンスは逃さないようにしてほしい。
育成3位 柳川大晟 投手 九州国際大付属高 右投右打 191cm84kg
MAX152kキロの大型細身投手。奪三振率10.29、被安打率11.57、四死球率9.00ととにかくド派手。ただ育った時のリターンはものすごくデカいので育成力が問われる。個人的にはこういうロマンだらけの選手が大好きです。
育成4位 阿部和広 外野手 平塚学園高 右投両打 169cm64kg
小柄なスイッチヒッター。外野は日本ハムの中では揃っているほうなだけに小柄でもライナー性の打球でしっかりと振り切り新球場で支配下を勝ち取ってほしい。
まとめ
今年はとにかくロマン。二遊間、長打力不足解消に努めていったドラフトだったと思います。ただ即戦力というわけではないところが多いので今オフは補強をしたうえで今年の選手待ちつつ、北広島開場3年目にはAクラス入りのめどを立ててほしいとも思います。
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