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精華をめぐる京都の週末

こんにちは。
広報グループのUです。

いよいよ今週から新学期が始まります。
春休み最後の週末は、桜を眺めながら京都のまちなかをぐるっとめぐりました。

(1)芸術学部卒業生の個展(三条河原町)

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まず訪れたのは芸術学部テキスタイル専攻卒業生の鈴木大晴さんの初個展。三条河原町のMEDIASHOPで開催されていました。
2021年2月の卒制展で学長賞を受賞した鈴木さん。卒展後の1ヶ月でさらに複数の新作を生み出し、この個展に臨んでいました。

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(春らしく造花を編み込んだ新作)

鈴木さんは普通科高校出身で、精華の学園祭に惹かれて入学を決意。大学2年生までは課外活動に注力していましたが、3年生になって初めて織り作品に挑戦。それ以降は、精力的に制作活動を行ってきたそうです。
独特の色使いやインパクトのある大きさ、迫力に毎回圧倒されます。今後も作り続けてほしいと陰ながら応援する作家です。
「普通科出身で芸術学部に進んでも大丈夫?」と高校生の方からご質問をいただくこともたびたびありますが、こんな卒業生を見ると、自信を持って「大丈夫!」とお伝えできます。

(2)伝統産業イノベーションセンター主催の展覧会(出町柳)

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叡山電車出町柳駅直結、精華のサテライトスペース「Demachi」では、伝統産業イノベーションセンター主催の展覧会「染めの型紙にみる着物のデザイン」を開催していました。大学が所有する6000枚を超える型紙のなかから厳選した型紙の展示です。
この細やかで繊細な手仕事!思わず溜息が漏れます。これらを使って染め上げた着物も見てみたい。

(3)卒業生が運営するギャラリー・ショップ「vou」(四条)

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ちょっと足を伸ばして四条まで。富小路通と仏光寺通の交差点を南に。ここは、デザイン学部卒業生が運営するギャラリー&ショップ「vou」です。
印刷所跡地を改装したお店で1階と3階がギャラリーになっています。ここでは展覧会を見にきた芸術学部の中村先生とばったり(写真2枚目後ろ姿)。
精華のおしゃれさんは、このお店のグッズを使っている率高し。帽子が可愛いのです。ぜひチェックしてみてください。

(4)デザイン学部社会連携授業・パッケージデザイン企画展(四条)

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京都の百貨店を代表する「大丸京都店」の1階、メインの扉を潜って目の前に広がっていたのは、デザイン学部の産学連携授業の成果発表。
食品のパッケージデザインをライフクリエイションコースの2年生が考案しました。食べるだけでなく見て触って楽しめる、魅力的なパッケージが提案されていました。なかには商品化にむけて進んでいる作品も。すごい。

(5)デザイン学部卒業生個展(四条烏丸)

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最後は四条烏丸にある精華のサテライトスペース「kara-S」。イラストコース卒業生の谷小夏さんの個展に伺いました。谷さんは現在フリーランスのイラストレーター。雑誌の挿絵や化粧品のイメージカットなどのクライアントワークをこなしながら、自身の制作活動も行なっています。
今回の展覧会では、2020年に制作した「音のない漫画」シリーズや古代文明をモチーフにした色鉛筆作品が出展されていました。色鉛筆でこんなに独特な世界観を表すことができるなんて、と毎回見惚れてしまいます。ファンです。
リモートの打ち合わせが主流になったいま、イラストの仕事はどこに住んでいてもできるようになったと話す谷さん。東京のクライアントも多いそうですが、今後も関西を拠点に活動していくとのこと。次回の個展も京都で開催予定。楽しみです。

鹿のフリーアイコン2

精華の在学生や卒業生の活躍は、大学の外でもこうして様々な場所で見ることができます。毎週末のように何らかの催しが行われているので、それを辿るだけでも、京都の街並みを満喫することができますよ。

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さてさて、学内の桜も満開です。
4月1日から新年度。新入生も在学生も、元気な姿を見れることを楽しみにしてますね。

それでは。