京都精華大学にようこそ。2021年度の新入生を紹介します。
こんにちは。
広報グループのUです。
入学式から約1週間。新入生のみなさんは、大学に慣れてきたでしょうか。
既に学部の垣根を越えて繋がりが生まれている様子を見て、嬉しいなーと思っています(感染症対策は心がけてね!)
「新入生は元気がいい!」と教職員のあいだでも話題になっていますよ。
さて、今年はどんな新入生が入ってきたのか、びびっときた3名を紹介させてもらいます(広報グループUの独断による人選です)。
(1)マンガ学部ストーリーマンガコース 吉村ソウタさん
ストーリーマンガコース1年生の吉村さん。
マンガ家をめざして京都精華大学に入学した一人です。
吉村さんは、既に「ジャンプ+」に作品が掲載されている、期待の星。
吉村さんの好きな作品は何ですか?と聞いたところ、『ドラえもん』や『ドラゴンボール』、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ、『あしたのジョー』、そして手塚治虫作品などを挙げてくれました。
小学生の頃からマンガ大好き少年だった吉村さん、図書館や京都国際マンガミュージアムに通って、熱心にページを捲っていたそう。そしていつしかマンガ家をめざすように。
マンガを本格的に描き始めたのは高校生になってから。
これまで描いた作品の数は全部で6作品。マンガ以外ではSF映画が好きだそうで、『スターウォーズ』などに影響を受けたSFバトルマンガを描いてきたと教えてくれました。
ストーリーマンガコースの授業では、まるで剣道部の素振りのように、マンガのペンを使って平行線を引く練習から始めます。「基本的なマンガ技法を習う機会なんて、これまで無かったからとても楽しみ。苦手意識のあるパースをしっかり学びたい」と話してくれた吉村さん。次回作が楽しみです!
吉村さんの話を聞いていると、数十年に渡って愛されている名作からは、やはり学ぶことがたくさんあるのだなと思いました。最近のマンガは好きだけど、手塚治虫や石ノ森章太郎、藤子不二雄など、古典名作を読んだことがないという人は、マンガ学部の教養としてぜひ読んでみて!
(2)国際文化学部グローバルスタディーズ学科 西田テオさん
西田テオさんは、4月1日の入学式(午後の部)で、新入生代表として挨拶をしてくれました。同級生みんなに語りかけた熱いメッセージを覚えている人も多いのでは。
入学式でのスピーチの様子
実は私は、西田さんが高校生のときにお話ししたことがあったので、新入生の代表に選ばれていると知って、とっても驚きました。
西田さんは北海道の高校出身。高校3年生の7月に、高校の先生の紹介で大学見学に来てくれました。「大学でこんなことを学びたい!」とキラキラしながら語ってくれたことをよく覚えています。
フランス在住経験があり、幼いころからフランス語に触れる機会が多かった西田さん。フランス語の力を伸ばしたいと考えると同時に、国際社会の情勢や歴史など、幅広い知識を身につけたいと思っていたそうです。
グローバルスタディーズ学科の学びは、語学だけでなく、フィールドワークなど海外での体験を軸に世界を見つめていくもの。西田さんの希望とぴったり合っていたとお話ししてくれました。
「自分の世界はまだまだ狭い。大学で、見たことがない世界や、異なる価値観を持つ人とたくさん接していきたい」と熱く語ってくれた西田さん。
ちなみに高校時代は生徒会活動をしていたり、卒業前に友人たちと初心者でバンドを組んで演奏をしたりといろんな経験をしていたそうです。
大学でもぜひ積極的にみんなを巻き込みながら活躍してくださいね!
(3)デザイン学部グラフィックデザインコース 社納美咲さん
最後に紹介するのは、グラフィックデザインコースの社納美咲さん。
社納さんを知ったのはSNSでした。
Twitterで2.3万いいねがついていたこの作品。私のタイムラインにも流れてきました。この作品は、社納さんの高校3年生のときの作品です。
自主制作で作った鉛筆ホルダーの架空広告。小さくなった鉛筆と長い鉛筆が遊んでいて、とっても可愛いデザインです。
入学後最初の課題・
色彩構成作品の前で(一番左・上から二つ目が社納さんの作品)
社納さんは、高校の美術科出身。いまでこそデザインが大好きで、いつもデザインのことばかり考えているという社納さんですが、高校時代はクラスメイトの画力の高さに、自信を失ったこともあったそう。
そんななか、SNSで有村泰志さんというデザイナーの作品に出会ったことをきっかけに、作字やCG、ポスター、ロゴなど、デザインの世界にのめりこんでいきました。デザインソフトの使い方をクラスメイトに教えたり、学校内の啓発ポスターを作ったりしているうちに「デザインで誰かの力になることができる!」と気づき、進むべき道を見つけました。
その後は精力的に作品制作に取り組んできた社納さん。週に2~3作品を制作し、SNSで発表してきました。「作品のバリエーションが多い!」と大学の先生たちにも驚かれたそう。
なんと、京都精華大学の文字も作ってくれました!かわいい!
大学で楽しみにしていることは、様々な専門分野を持つ先生たちから教えてもらえることと、充実した設備。たくさんの経験を積んで、人を喜ばせるデザイナーになりたいと、笑顔で夢を語ってくれました。
社納さんのSNSはこちら。
https://twitter.com/maruneruko
取材を受けてくれた3名の方、どうもありがとうございました!
個別に話を聞いていると、みんな色々な思いをもって京都精華大学に入学してくれたんだな~と改めて実感します。1年生のときに抱いた目標をときどき振り返りながら、4年間でたくさんの経験をして、成長してくださいね。
それでは。