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卒展レポート2022(マンガ学部)

こんにちは。広報グループNです。

開催中の京都精華大学展、マンガ学部の展示を見てきたので、ご報告。

マンガ学部の会場は、展覧会受付向いの建物、本館です。
スクールバスを降りてすぐの建物。今回の卒展では、いちにを争う立地の良さです。

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案内に従って、2階へ。
今回の京都精華大学展メインビジュアルである南岡 明花音さんの大型パネルがお出迎え。
すごい迫力です。期待が高まります!

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南岡さんの作品は、5階のキャラクターデザインコース会場で展示されているので、のちほど見に行きましょう。

まずは、ストーリーマンガコース。
2階には、ストーリーマンガコースの他にも、キャラクターデザインコースの作品も一部展示されているので、お見逃しなく。
ストーリーマンガコース会場へは矢印に従って進みます。

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迎えてくれるのは、それぞれの作品のハイライトシーンを華やかに展示した空間。
ストーリーマンガコースでは、作品は、ゼミごとに展示されています。

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マンガは冊子で読むことができます。
会場内には、くつろぎながら作品を楽しめる心地よいスペースが用意されいて、例年、大人気の会場です。

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展示で見た気になる作品を読もうと、一冊手にとりソファーに腰掛けたら最後、途中でページを繰る手を止めることができません。
ハラハラドキドキの展開、思わずぞっとする物語など、さすがの力量。
気が付けば30分経過。ここで数日間過ごせそうで。まだ卒展来たばかりなのに…。

そんな私のような人のために、そして会場に来ることができなかったひとには、オンラインで読むことができます。ありがたし!
ストーリーマンガコース オンライン卒業作品展示会 (公開は期間限定で2/22までです)

ストーリーマンガコースにはイラストのゼミもあり、こちらも必見ですよ。

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後ろ髪をひかれつつ3階へ。

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3階は、アニメーションコースとカートゥーンコースの会場です。
アニメーションコースの入り口には作品のポスターが並び、まるで映画館のよう。

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会場内には、映像作品のコンセプトのほか、ポスターやゲーム作品なども展示されています。

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オウ コウトウさんの「Metal Breaker」は、アクションゲームです。物語づくりに時間をかけすぎて、制作が大変だったとのこと。ステージの作り込みがすごい!との感想がよせられていました。

アニメーション作品は、となりのPCルームで見ることができます。

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私のお気に入りは、いきちはるさんと坂本 菜波さんの「SNOW MAN」。もうすぐ兄になる少年が、雪の中で不思議な少女と出会う物語。少年の怒りや、悲しみ、寂しさ、喜びの喜怒哀楽が、表情や、動き、映像からとっても伝わってきて、きゅんとなる作品。

大画面と音響のいい映画館と同じ環境で見たい!というひとは対峰館でも上映しています。そちらのほうにも是非。

同じ3階にあるカートゥーンコースには、この看板をたよりに。左へ。

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一番奥の部屋で見つけたのは、カートゥーンコースの看板になっているパク ジウさんの「The warmth of melancholy」。現実とファンタジーの解釈を問いかける作品です。展示の世界観も素敵ですが、ひとつひとつの作品が美しく、和まされる一方で、何か強く問いかけられているような不思議な魅力があります。

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もう一枚、カートゥーンらしい風刺をいかした作品がありました。
ナム スンヨンさんの「人間の視野」。美しい芸術の裏側、動物の命に焦点を当てた作品です。かわいらしい12枚の十二支の動物が、実は絵筆や装飾に利用されていることを伝えています。

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つぎは4階の新世代マンガコースに向かいましょう。

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新世代マンガコースではジャンルごとに、作品が分けられています。
ジャンルごとに展示会場が設えられていて、作品を手に取る前に、心がそのジャンルモードに。

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各作品は、その場で読むことができます。
冊子になっているものや、デジタルでよむものも。
さすがデジタルに強い新世代マンガコース。

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オロオさんの「何々何をさがして!」は、iPadで。
失恋した少女が、拾った美少年の首(!?)と一緒に彼の身体を探す物語です。意外な設定ですが、心温まる展開に一気読みしてしまいました。

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コヨンチャンさんの「イヴァン」は、厳しい環境の北国で生まれた青年の抵抗の物語。生きることの意味を問いかける骨太の展開と、架空の国と設定にリアリティを持たせる画力に驚かされます。

最後は5階のキャラクターデザインコースへ。
魅力あるキャラクターを生み出すコースでは、作品はゲームや、アニメーション、グッズや立体、イラストに展開されています。

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上の作品は、RPGゲームのキャラクターデザイン。キム ビツナさんの「Eterbnal Story」。

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故事成語に親しみをもってもらうため故事成語をキャラクター化した安井あすかさんの「あにこじ」。私は、蛙の行列がお気に入り。

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多くの人の注目をあつめていた八木 華乃さんの作品「Sweet dreams」。幸せなまどろみや眠りをテーマにした水彩画が並びます。八木さんにお話を伺うと、ところどころに金が使われていて、角度によって見え方が変わるのでそこも注目してほしいとのこと。

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卒業制作展のメインビジュアルを務めた南岡 明日花音さんの作品の「My fav time」。繊細で美しい作品が12点。いつまでも見ていたい美しさ。

会場を出ようとして、床に動物らしきものの足跡が残っていることに気づきました。

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足跡に誘われて進んでみると、路地裏の隠れ家喫茶店「味覚認生物」が現れました。指原 優さんの作品です。

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メニューから、ショーケース、店舗まで、「かわいい」で溢れています。こんな喫茶店行ってみたい!

楽しいがいっぱいのマンガ学部の卒業制作展。
まだまだご紹介したい作品がいっぱいあるのですが、今日はほんの一部をご紹介しました。

卒業制作展は、本日が最終日です。
もしご都合のあう方は、是非お運びください。

おわり