セイカ大学入門シリーズ②:一人暮らしエリア「岩倉」
こんにちは。
広報グループのNです。
一人暮らしをはじめる皆さんに、各エリアの特色をお伝えしようかなと思い立ちました。第一回に取り上げたいのは「岩倉」です。
「岩倉」は、京都精華大学から叡山電車で二駅。自転車では約5分の場所にあります。平安時代には貴人の別荘地とされていました。岩倉の観光地で、多くの観光客が訪れる実相院は「門跡寺院」です。門跡寺院とは、天皇の親族が住職を務めたお寺。磨かれた床板に紅葉が映る「床もみじ」で有名です。
実相院の近くには、岩倉具視の旧宅もあります。幕末のドラマでよく舞台になってますね。
さて、このような名所旧跡が点在する岩倉ですが、閑静な住宅地でもあります。そのためか、狭い範囲に3件のスーパーがあります。
「Aコープ」、「エムジー」、「京都生活コープいわくら」です。
「Aコープ」は、農業協同組合のスーパーということもあり、地元新鮮な野菜が豊富なのが特長です。大体のものがここで揃うので、いつも多くの人々であふれています。
また、お総菜屋さん「中村屋総菜製作所」があり、「あの嵐山中村屋コロッケが岩倉で買える!」と話題です。
私は恥ずかしながら「あの嵐山中村屋」を知らなかったのですが、コロッケおいしかったです。
ローカルスーパーチェーンの「エムジー」は他のお店より価格がリーズナブル。三店舗の中で、バターはここが一番安かったので、バターを購入。
「京都生協コープいわくら」も、Aコープと人気を二分する人気のスーパーです。「安全・安心な品質にこだわった食品」とチラシにありました。私は大きな春キャベツをここで購入。
買ったときは、軽いとおもったのです。だんだん子泣きじじいが如く重くなるとは、この時は気づく由もなく・・・。
お酒好きの方が足蹴く通うのは、リカ―マウンテン。Aコープのお向かいです。ここには珍しい海外のお菓子なども販売されているので、お酒を飲まない私もちょくちょく覗きます。
お菓子好きな方には、シャトレーゼも。
忘れていけないのが、岩倉図書館。地元密着型の図書館で、児童書の読み聞かせなど様々な催しも行われているので(いまはコロナでイベントは中止が多いけど)、本を探しにいくだけでなく、図書館司書を目指している方は、図書館の取り組みを見学しに行ってみるのもよいかもです。
もちろん、コンビニもセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンそろってますよ。地方銀行の支店やATM、郵便局にパン屋さんお花屋さん、交番まで。岩倉にないものはない。
そしてなぜだか、病院がとても多い!
そんなローカルな町岩倉で最近注目のお店が、「こだわりどうふ崎出屋」さん。ちょっとおしゃれでおいしいお豆腐のお店です。
学生時代から20年近く岩倉に住み続けている卒業生によると、「岩倉はなにもないようで、何でもあるところ」だそうです。具体的には「スーパーや病院など生活に必要な施設がすべて徒歩圏にあって、自然の豊かさもすぐそこにある」ところが魅力だと話してくれました。
京都の三大奇祭の一つに「鞍馬の火祭り」があります。
例年、多くの観光客でこの日ばかりは叡山電車がギュウギュウになる有名なお祭りですが、岩倉にも実は「火祭り」があるのですよ。
何年か前には、修交館の寮生たちも参加したようで、修交館に写真が飾ってありました。10月23日に近い土曜日に開催されます。
コロナの影響がなければ、今年は参加したいなあ・・・。
そして、都会の刺激が恋しくなったときは、叡山電車もしくは、京都バスに!京都の繁華街である四条河原町までは電車で20分。バスで40分くらいです。(バスは時間がかかりますが、この時期桜満開の高野川・鴨川沿いを走るので景色は最高です)
岩倉に住まいを決めたみなさんは、是非岩倉ライフを満喫してくださいね。
そして、別のエリアに住む学生さんたちも、岩倉にも立ち寄ってみてください。
日本らしい郊外の、人情味あふれた街並みを楽しめると思います。
最後に、私の好きな岩倉の風景をお届けします。
岩倉駅周辺マップ