紹介された大学病院での初診

1月30日、朝一で紹介された大学病院へ行く。旦那さんは仕事もあるし、私も一人で大丈夫だと思っていたので、一人でタクシーで行った。病院は比較的行きやすい場所にあるので移動はしやすくて有難い。まだ受付が開始される前に到着したが、既に受付には15人ほど並んでいてびっくりした。

松葉杖をいただいてからの外出は、23日の歯医者のみだったが、その時に松葉杖だと長時間の移動が無理だと身にしみてわかった。歯医者の後に、久しぶりに近くの喫茶店に寄ってゆっくりしようと思っていたが、100メートルほどの距離が果てしなく遠く感じた。足の痛みがあると疲れやすくなるようで、歯医者の1時間だけでへとへとになってすぐにタクシーで帰ってしまった。

紹介された大学病院は初めて行く病院だった。まずは紹介の場合の専用の受付で診察券を作っていただいたり、案内を受けて整形外科の受付で問診票を書いたりした。

予約時間は9時だったが、呼ばれたのは10時過ぎだったと思う。前回のクリニックでは、きちんと説明ができなかったこともあり、旦那さんや元看護士の女将さんからのアドバイスで大げさに言ってちゃんと検査してもらった方が良いと言われていたので、問診票には左股関節が痛い、左足が痛い(主に大腿四頭筋の外側と内側が両方痛み、痛みがひどいときは前面も痛くなることがある)、お尻は左も右も痛い、時々右ひざ周りが痛む、と痛くなったことがある個所をすべて書いて提出した。

初めに診ていただいた先生は若くてとてもやさしい先生だった。紹介して頂いた先生かと思っていたら、後から別の先生であることが分かった。2段階の問診があり、2回目の問診はご紹介いただいた先生だった。そういえば待合室で書かれていた先生のお名前違ったけど、複数人の先生で診ていただくのかと思った。

初めの先生には、紹介状の内容や問診票を元に今の私の痛みの状況を話し、いくつか質問されてそれに答えていただと思う。また、クリニックでは処方してもらっていなかったので、痛み止めがほしい旨をお伝えした。一度追加の検査をどうするか相談しますね、と言われてまたしばらく待つことに。

2回目は別の部屋に呼ばれた。そこでご紹介をいただいた先生に初めてお会いできた。紹介元のクリニックで撮影して頂いた画像も先生には共有されていた。クリニックでも言われたように、「画像だけではこの骨の内部にある者の特定はできないので、血液検査、生体検査とRI検査をできるだけ早く受けて病名をはっきりさせた上で治療方針を決めましょう。」という旨の言葉をいただく。レントゲンも再度撮影することに。

先にRI検査の日程を決めることになり、RI検査室に向かう。整形外科からはそれなりに遠いところにあり、初めに診ていただいた先生が場所を説明してくださり「一人で行けますか?」と気遣ってくれたが、「大丈夫です。」と言って松葉杖で院内を移動した。後日、婦人科で診ていただいた際に知ったが、一人での移動が難しい場合は車いすを借りたりできたらしい。まぁでもこの時はまだ自分で動けたし、動かないといけないと思っていた。

RI検査室で日程の候補日を聞くと一番早くて2月16日(金)とのことだった。この日はかなり前から大事な仕事の予定が入っていたので、急遽、私の上司でもある旦那さんに電話で相談。検査優先で仕事の方は不参加でよいと言っていただき、16日にRI検査を受けることが決定。

整形外科に戻ってきて受付にRI検査の日程が決まったことを伝える。しばらく待ってから先生の部屋へ。次は生体検査の説明と日程調整。1日入院が必要という説明を受けて、まさか入院が必要とは思っておらず、思わず「え?そんな感じなんですか?」と聞いてしまった。
「木曜日に入院して金曜日のお昼までに退院する流れが多いからそれでよいですか?」と聞かれた。既に2月8日と9日には仕事の予定が入っていたので、「仕事を調整すれば行けます。」と答える。先生には「できれば仕事を調整してこの週に受けられるようにしてください。」と言われ調整することを決心。生体検査は別の先生の担当になるとのことで(放射線科って言っていたような記憶)、何も連絡がなければ2月8日~9日で決定、もし都合がつかなかったら15日~16日で決定になることに。それらの結果は、2月20日には結果が出るだろうとのことで20日に予約を入れる。

ちなみに「骨生検は痛いですよ。針を骨の中に入れて中の組織を取ります。CTで位置を確認して、一番組織を取りやすい位置を確認してから針を入れます。その組織を組織検査に回して結果は1~2週間後くらいになります。」といった内容を先生から説明を受け、どのくらい痛いのだろうかとびびる。

その後は、血液検査と入院の手続きのためにそれぞれ別々の場所に行って採血と入院の手続きを行った。RI検査の予約の時点で昼の12時くらいで、入院の手続きが終わったときには13時頃だった。会計も待つ必要があったので病院を出たのは14時だった。おなかすいた。。

帰ってきてからは、旦那さんと今日の先生とのやり取りを説明したり、検査の当日に必要な書類を書いたりしていた。とりあえず今の状況としては前よりも骨の中の影が広がっているので、1月中旬に私の左足が急に痛くなったのはそれが影響しているのではないかとのことだった。画像を用いて「このあたりが~」などと説明を受けたが良く覚えていない。「おそらく中で出血していて血液の可能性が高いが、検査しないと断定できないので、そのためにRI検査と生検しましょう。」とのことだった。生活していく上では、左足に体重をかけないようにするのがポイントとアドバイスをいただいた。検査の同意書や書類には、骨腫傷の検査のためとあり、今の私の病状は骨腫傷というものだということを初めて知った。

そういえば整形外科の待合室には、通常の待合室の椅子よりも高さのある椅子があり(壁にもたれかけたときにちょうど良い高さの椅子)、その椅子が私にはとても座りやすくて、大学病院の心遣いすげー!と思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?