炭坑シリーズその⑤歩くのにもルール!
こんにちはひまぞーです♪
画像検索したら懐かしい風景な画像あったんで貼ってみました
さて今回も炭坑シリーズやっていきましょう
今回は炭坑の歩き方です
面接を受けて炭坑で働くのが決まると
講習と試験を受けることになります
これを合格しないと炭坑で働くことはできないのですが
この講習でおそらく一番重要視されているのが歩行のルールです
みなさん普段道を歩いていて道のどこを歩きますか?
車も走っている道路なら左右にある歩道
その歩道の中でも往来があるので端によって歩く
だいたいはこんな感じの人が多いと思います
炭坑の中ではこれはNG!
新人さんなんかはみんなで歩いていたら端でこっそりとついてくる感じになっちゃいそうです
そんなことしてたら先輩のおじちゃん達に結構なマジトーンで叱られます
炭坑の中はできるだけ道の真ん中を歩く
理由は
他の回でも少し話しましたが
壁からガスが出ている可能性があるからです
風で空気を流動させてても吹き出し口から吸い込んでしまったらとても危険です
なので極力真ん中を縦に並んでみんなで歩きます
もう1つ歩く際気をつける物があります
トロッコとそれに付いているワイヤーです
一応ですけどわかりやすくトロッコと言っていますが実際ガンガンなんて呼び方してます
まぁそれはまた今度書きますね
トロッコが走ってる場所を歩行する場合は
道の真ん中にレールが敷いてあります
この場合はどうするか?
基本レールの上を歩きます
トロッコが動いてる時
これが要注意です
トロッコに轢かれないように気をつける
これは当たり前ですが
トロッコにはワイヤーが付いていて
このワイヤーを引っ張る、緩めるで動きます
トロッコが動いていない時はワイヤーがだらんと線路の上にある状態ですが
他のチームの作業者が歩行しているのを気づかずにワイヤーを操作してしまうと
ワイヤーがピンッと張って歩行者を跳ね上げます
トンネルはカーブしている箇所もあります
ここにトロッコのワイヤーがあった場合、張ったらどういう動きになるかわかりますか?
内側になる壁にワイヤーがバチンッとあたります
想像できますかね?(文字じゃ難しいな…)
つまりトンネルに対してワイヤーより内側を歩くと巻き込み事故が起きる可能性があります
極力真ん中で
ワイヤーがある場合は
トンネルの先を見て内側に入らないようにして歩く
ちょっとややこしいですね
覚えなくても大丈夫です
みなさん炭坑で働くことは無いと思うので
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