「纏足」の恥【新人読書日記/毎日20頁を】(56)
「中国ジェンダー史研究入門」、241〜260頁、読了です。
子供の時、おばあちゃんの足の形が「変だ」と思っていました。今日「纏足」に触れる内容を読んで、初めて画像検索してみたら、「あっ、おばあちゃんの足だ」と、驚きも懐かしみも複雑な感情になりました。
あの時代に、「纏足」はああいうふうに取り上げられていたのかとわかりました。一千年ほど続いていた男性の審美眼に合わせる習慣が、ある日ナショナリズムの正反対に置かれ、国家の恥ともなり、国家の無能も女性の足の問題になったなんて、皮肉の極みです。
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