少年老い易く学成り難し。一寸の光陰軽んずべからず。 バンドウ集(4)
皆さんお久しぶりです。バンチャンです!
4月から教員生活が始まり、なかなか自分の時間を作ることが難しくなりましたが、空いた時間を見つけて投稿できたらと思っております!!
さて、今回は、朱子学の祖である朱熹(しゅき)の言葉を紹介します。
この言葉の意味
人は若いうちから時間を惜しんで学問に励むべきだという戒め。 「故事ことわざ辞典より」
ここでの少年は、男子だけでなく女子も指しています。若い間は、「まだまだ人生は長い」と感じてしまいますが、年を取ると時間はあっという間に過ぎてしまう。そして学問は、「学問に王道なし」というように時間と労力を伴います。若い間から学問に励む大切さを謳っているのです。
今だからこそできること
自分の時間を自由に使える。これは実に素晴らしいことです。他人にも強要されず、自由自在に自分の時間を過ごすことができるのですから!
しかし、この間に何もしなければ、、
得るものはゼロです。
これは時間の無駄以外の何物でも無いでしょう。こういう時間を減らしていかなければなりません。
自分はどう生きるのか
学問に励むといっても、紙とペンを使うことばかりでしょうか?
とかく学問という言葉が使われると、「学問」=「勉強」のイメージが強いかと思います。
しかし、学問は勉強が全てではないと考えます。
勉強でできたこと。例えば、漢字をたくさん覚えた!三平方の定理がすごいと感じた!英単語をたくさん覚えた!などなど、、
これらはあくまでツールでしかないのです。
だとすれば学問に励むとはどういうことでしょうか?
私は、「自立する」ために学問に励むと思います。
学問に励めば、「いろんな発見がある!」「いろんな物事の考え方ができる!」「いろんな人に出会える!」
自分を成長させてくれる「宝物」は周りにたくさんあるのだから、時間を無駄にしてはならないのです。
自分はどう生きるのか。それは永遠の課題ではあるが、自分を変えるきっかけを与えてくれる。
これを最後の言葉とします。それでは! See you in the next post!!
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