【SWSH S21使用構築 最終14位 最終rate2148】 夏空伏見稲荷スタン
京都好きを名乗っておきながら、京都の知識が浅く「んだよ、お前の好きは薄っぺらかよ」と言われて傷つきました、どうもキョウトです。
S21お疲れ様でした〜！！
1 構築経緯
2 個体紹介
3 総括&スペシャルサンクス
1 構築経緯
禁伝の中で一番パワーが出せて小回りの効きやすいザシアンから構築を組むことにした。
ザシアンを使う上で一番嫌なポケモンでパッと思いついたのがカバランドサンダー、カバやランドには水技の打点、サンダーにはミストフィールドの補助が出来るレヒレを採用。
威嚇によるサイクル適性、レヒレとの相性、地面の一貫切りによる優秀なランドロスを採用。
ここまでを基本選出とする。
取り巻きを基本選出で勝てないポケモンにするのが今までの組み方だが、ダイマックスが存在しないため禁伝のパワーに依存した試合展開が多くなると考えた。逆に言えばザシアンでだいたいのポケモンは誤魔化せるためザシアンと同等のスペックを持つ相手の禁伝だけを意識すればいいと考えた。そのため今回は各禁伝のメタだけを意識した三匹を採用。
2 個体紹介
陽気
165(4)-197(252)-110-×-100-157(+252)
俺が好きなやつ、蜻蛉による偵察能力が優秀。
ぶんまわすでも良かったが、黒バドのスカーフが終盤一定数存在していたため逆に餌にされてしまうため不採用。
威嚇持ちのスカーフであるため簡単に持ち物バレがしやすい、よって個人的にはスカーフランドロスにステルスロックは採用したくないため不採用。
ガブノラゴンに強く出れる、また舞ったレックウザを止めるためげきりんを採用。
蜻蛉の打てるガブリアスといった感覚で使っていてとても楽しかった。
冠ルール、禁伝ダイマあり、禁伝ダイマなしとこのポケモンを使っていたが個人的にはこのルールが一番扱いづらかった。ダイマが無いため一貫を作るのがとても難しい、それでいながらスカーフランドロスがザシアンに強いため警戒されやすい。相手の電気、または地面の一貫を切るために選出することが多くこのポケモンで詰めてくというよりこのポケモンで相手を抑制するという部分がとても大きかったように思える。
図太い
175(236)-×-155(+44)-141(204)-151(4)
-108(20)
この構築の核、ザシアンと組ませるべきポケモンに強く推したい。
鉢巻などを持たないマンムー、ランドロスの地震を２回耐える、ミストフィールドにより静電気運ゲを仕掛けさせない。先程も述べたがザシアンに強いポケモンに強く、ザシアンのアシストが出来る点が非常に魅力的。
くろいきり信者であるが、ゼルネはそもそも素直に殴ってくる。ガモスは霧より波乗りの方がいい場面の方が多い。ダイマで荒らしてからの起点回避という使い方ができなくなったため、今ルールでの眼鏡レヒレの霧はあまり活躍しないように見えた。
他に入れる技の候補としてはシャドーボールだと思う。ヌケニンへの打点、黒バドとの偶発対面で機能すると考えたからだ。
陽気
167-222(252)-135-×-136(4)-220(+252)
伏見稲荷の狛犬。一般ポケモンにマウントを取りやすい、頭ひとつ抜けたSと火力の両立に魅力を感じて採用。
環境が固まっていないため明確なSラインによる有利不利のわかりやすさ、なおかつ相手のザシアンと同速勝負を仕掛けにいくことができるという二つのアドバンテージを活かせる最速で使用した。
ドヒドイデ、テッカグヤ、ホウオウを考えてワイルドボルトは絶対に外せない。
ヌケニンとハッサム、ギルガルドへの打点として炎牙を採用、副産物としてナットレイへの乱数が動く、これめっちゃでかい。
そもそもインファイトを打ちたい相手に対して炎の牙じゃダメなケースがヒートロトムとヒードランの二匹だけに絞れると考えた。
前述するレヒレのミストフィールド下、後述するブラッキーのねがいごとによりこのポケモンを何回場に立たせることができるかが試合の影響に大きく関わる。しかしながら、どれだけ善処を尽くしても静電気運ゲになる時はあるし、割り切りも大事だと思う。
慎重
202(252)-79-131(4)-×-200(+252)-85
黒バド、イベルタル、日食ネクロ、全部こいつに任すことのできる最高のポケモン。
一番の採用理由は黒バド対策、後投げの回数を増やすためにHDで採用。
バトンタッチは黒バドとブラッキーの対面を作った際、相手がザシアン釣りまでを考慮してカバルドンやランドロスに引いてくるケースが少なくなかった、そういった相手の引きを確認してからレヒレにバトンを繋ぎ有利対面を作ることができるのがとても良き。また、シンプルに願いごとでザシアンやレヒレの体力管理も出来るためすごい便利。
イベルタル軸にはザシアンを見に来るガルドに対して後投げ→願いごとによりザシアンを何度も場に立たせて体力管理しながら受けを削っていった。イベルタル自体に有利と言い切れるポケモンでは無いがザシアンの過労死を防ぎつつクッションとなれる。願い事したターンにイベルタルを投げてくる場合は挑発しに来てるだけなためバトンせずザシアンに素引きすればいいし、ラオスやフェロが来るならレヒレを後投げすれば鉢巻でも毒づきであっても削れた分が願いごとにより回復できるためノーリスクで対応できる。
ネクロに対してレヒレでトリックを入れて守る＋願いごとでTOD兼PP枯らしで分のいい勝負に持ち込める、またランドロスを絡めて安定したブラッキー投げを可能にしているため本来ザシアン軸が厳しいとされている対ネクロが少し安定した。
特性だが、バトンの際ランドロスの威嚇によるAダウンを引き継がないため精神力を選択。最終日に格差マッチのトゲキッスから俺を守ってくれたため正解である。
控えめ
202(252)-×-100-167(+252)-131(4)-50
ダイナ軸、オーガ軸を相手にできるスーパーポケモン。草結びがオーガに半分入る、またダイナ軸のヌオーが警戒してこないケースがあるためとても役に立った。
みらいよちを利用してザシアンでダイナループを崩していく。また、オーガ軸で重いサンダーへの強力な削りともなれるためとても重宝した。
ナットレイが許せないため放射を採用、しかし普通に耐えてくるためランドの地震で削りを入れたりすることが大事。
一応オーガもダイナも勝てるポケモンとして採用しているが、広く浅いポケモンであるため強気な動かし方でのアドの取り方が必要であると思う。また、眼鏡オーガの潮吹きは２耐えしないためザシアンオーガ対面を極力作らないよう意識した。
呑気
187(236)-156(12)-198(+236)-117(12)-111(4)
-81
めたおさん（@t_f_cake）のこの記事のメタグロスを丸パクリ、ザシアン軸において鬼門である相手のザシアン受けをよく頑張ってくれた。
上の記事ではステルスロックを採用しているが、ザシアングロス対面一度は自由に動かせるので相手のザシアン側によくいる裏のランドロス意識でレンチを採用した。
ラグザシアン、ザシアンヌオーといった並びに対して打点を持つために草結びを採用。これによりザシアングロス対面こちらが釣らなくても良いケースを生み出せた。
ダルマザシアンといった並びに対して縛りやすくできるバレットパンチがとにかく強い、物理受けといっても600族であるから最低限の火力を持っているのが他の物理受けには無い魅力だと思う。
3 総括&スペシャルサンクス
⚠️ここからはオタクの自分語りです。
最終日Meariロムは1960付近からスタートして180も盛ることが出来たのは本当に最終日マジックだと思う。
休憩をこまめに取り、散歩したくなったらすぐ散歩してたので最終日の対戦数は多いわけでは無いが、潜った試合は絶対に拾うという気持ちで挑んでいった。
ダイマありのルールに比べて一ターンのアドバンテージの取り合いが大きい、また有利不利の逆転がしにくいため釣り交換が増える。これらの要因により最終日は特に毎試合魂込めていった。
一桁を目指すチャンスであったのは理解していた、しかし2100から三連勝で自身の体感レートは2140付近であり、一桁ボーダーは2160付近。最低でも二勝が必要であり気持ちの面でのしんどさが勝ってしまい保存した。
器の小さい人間なのでもし潜って負けていても後悔なくいられるかというとそんなことは絶対になかったため、結果論に過ぎないが自分で選んだ保存という選択は間違えてないと、今回納得できる結果を掴めたと考えてる。
しかしながら、同時に最終盤一桁争いをする人たちをメンタルのすごさを痛感した。自分には取ることの出来なかった潜るという選択肢をいとも簡単に取る最上位勢が怖い。一桁ボーダーはどんどん上がっていくし並々ならない高い集中力と折れないメンタルが両立してなければ最終一桁は行けないと思う。
自分自身、これからももっと強くなれるよう努力していくつもりだ。そして次こそは今回取ることの出来なかった潜るという選択肢を取れるよう、最上位勢との争いに加わることの出来るよう頑張っていく。
勝てない時の焦燥感は半端ないし、しんどいと思うことも多いが、それを踏まえてもこのゲームがとても楽しい。自分は器用な人間では無いため社会人になって両立することが出来ないと思ってる。そのため残り七ヶ月精一杯楽しんで全力で取り組んでいこうと思う。
ちなみに構築名はつい先日、ポケ勢と京都大阪に旅行した際立ち寄った伏見稲荷神社から取った。山を登っていたはずだが、いつの間にか住宅街に出てしまったのがとても印象的だった。登る際は前の人たちのルートについていくようにしましょう。
スペシャルサンクス
メタグロスの色個体くれたしゅーくりーむくん
枠に来てくれる皆
通話の窓の人たち
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