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競艇分析|枠番と決まり手の関係|狙い目は4枠?

こんにちは。kyotei AIというAIによる競艇予想サービスを運営している中の人です。noteでは競艇にまつわるデータ分析の結果を皆さんにご共有しています。記事を気に入っていただけたら是非サービスも使ってみてください。GAFA卒のエンジニアが集まって作っている自信作です。

さて、本日も競艇にまつわるデータを見ていきましょう。

今日取り上げるテーマは「枠番と決まり手」の関係性です。これを知ることで、どの選手×モーターがどの枠に入った時が「買い」なのかを判断しやすくなります。(選手ごとの得意な決まり手はこちらのブログで記載されているようにネットで調べることがでできます)

いくつも発見はありましたが、先に結論から言うと、一番の注目ポイントは「4枠は他に比べてまくりが優位であり、出足(ST+モーター)さえよければ勝率が低い選手でも逆転できる可能性が最も高い」ということです。

それでは詳細をご説明します。

競艇の決まり手についてご存知の方も多いと思いますが、定義をおさらいしましょう。競艇における決まり手とは「1位の選手が勝った方法を一言で表すもの」です。決まり手には大きく分けて6つの種類があり、「逃げ」「差し」「まくり」「まくり差し」「抜き」「恵まれ」という呼ばれ方をします。それぞれの定義については長くなってしまうので、こちらのような詳しく説明しているサイトに譲って私たちはデータ分析の結果をご共有します。

まずは簡単な例から見ていきましょう。下は1コース(=1枠)の決まり手の比率です。当たり前ですが、ほとんどが逃げで勝っています。

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このように全コース別の決まり手の割合を示したのが下の図です。

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いくつも注目ポイントはありますが、今回は3-6コースの「まくり」と「まくり差し」の比率の変化に着目します。

「まくり」と「まくり差し」を決めるにあたって重要な要素には違いがあると考えています。私の認識ではその決まり手の特性上、「まくり」は第一コーナーに入るまでのスピード、つまりは出足が重要です。そして出足の良さは選手のST(スタートのうまさ)とモーターの性能から推測できます。「まくり差し」は出足だけでなんとかなるものではなく、ターンのうまさなどの総合力が必要です。要は出足のスピードでかなりの勝負が決まる「まくり」とそれだけでは決まらな「まくり差し」と言うことですね。(これも今後データで検証していきましょう)

さて、その比率ですが、3コースでは同じくらい、4コースではまくりが優位、5, 6コースではまくり差しが優位ということになります。これを上のまくりとまくり差しの違いに照らし合わせて考えると、4コースは他のコースに比べてまくりが優位であり、展示走行のSTタイミングとモーター成績が良い、つまり出足がよければ勝率が低い選手でも逆転できる可能性が高くなると言えます。一方で5, 6コースに入ってしまうと、出足だけでなんとかなるシチュエーションはグッと少なくなり、ターンの技術や経験などを含むまくり差しのうまさが必要になってきます。5, 6コースに勝率の低い選手が入ってしまった場合には万舟券を狙っているとしても購入は控えたほうが良いでしょう。

以上、本日は決まり手と枠番の関係性について考察してみました。皆さんも今回のグラフから是非自分なりの仮説を立ててレース予想に活かしてみてください!

実際のレースでは、こういった要素が複雑に絡み合い、長い長い方程式のようになって、レース結果という答えにつながっています。それを解明しようという試みをkyotei AIでは行っています。ぜひ覗いてみてください。

Kyotei AI : https://bit.ly/3LTuUGm



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