どこのポジション

決して潤沢に人がいるとは言えないチームでコーチをしているので、この壁に必ず当たります。
単独でチームを成立させ、練習ができると言うことはとても大きい。
その一方で人数がギリギリと言うことは誰かがそのポジションを「埋める」ケースも出てくると言うこと。

サイズが必ず恵まれているわけではないし、一般的に「フィジカル」と呼ばれている部分が優れているわけでもない。
しかし、チームとして出場するにはこういう皺寄せはどうしても出てきてしまいます。
無い袖は振れないのです。

個人的にはこの選手はここで使いたい、また選手達もそう考えている。
でもチームが単独で出場するためにはそこではない所をやってもらう必要が出てきてしまう。

問題となるのは、それを選手自身も知っているのか。
わかっているのかと言うこと。
ここを間違えると「そこしかできない」と言う暗示を与えることになってしまう場合があります。
その一方では「専門職」としてやって欲しい選手もいます。

個人へどうアプローチするか。
またチーム全体にはどうするのか。

この辺は現在関わる現場が育成と言うよりは普及の場でもあるからこそ出てくる部分かなと感じます。

いただいたサポートは更に勉強し、より良いサービスを選手へ提供するために大切に活用させていただきます。