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【中年の転職】doda X体験談

テレビを観てて思った・・・そうだ、転職しよう

先日、格闘技のテレビ番組を観ていて、CMがすべてdoda、またはdoda Xでした。

doda X

dodaと言えば、第2新卒や30代前半までの若手をターゲットとしたような転職サイトですが、doda Xと言えば少しキャリアがある人をターゲットにしています。ハイクラス転職というのが響きもよく、あまり何も考えずに登録してみました。

最近の転職サイト、登録は簡単

いまや転職は当たり前の時代なのかもしれません。昔、私が会社に入社した2,000年代はまだまだ終身雇用や石の上にも3年という言葉がよく聞かれました。一方でなぜ若者は3年で辞めるのか、という本も売れていました。
現在は電車に乗っていてもCMを観ていても転職サイトの情報がどんどん出ています。転職サイトのモデルも売れている芸能人が出ていて、まるで転職自体がポジティブ、かっこいいという雰囲気があります。
登録はスマホ・PCでできます。生年月日、メールアドレス、学歴、職歴などはスマホで簡単に登録できると思います。自己PRや備考など数百文字となるとPCを使ったり、自分なりのテンプレートを残しておくと便利かもしれません。職務経歴書や履歴書はワードなりエクセルをPCで使うほうがいいと思います。半分以上のことはスマホでできるので、以前に比べて敷居が下がったなあと感じました。
私の場合はdodaに以前登録していたようで、ここ数年の異動や勤務内容の変更、資格の更新などアップデートだけで済みました。その後、英文履歴書なども書きました。とりあえず勢いだけで更新して、それで満足しました。

スカウトは突然に(夕飯検討中)

数日後、スーパーでもやしを買おうか迷っていました。その日の晩御飯を考えていたんです。そこへ電話がかかってきました。あまり電話がかかってこない時間帯だったので、何事かと思い電話を取ったところ、英語であいさつが始まりました。
私は現職でインド人の方とお話をする機会が多いので、最初インド人が私のSNSなり見て問い合わせしてきたのかと思いました。スーパーの音楽が大きくて相手の英語があまり聞き取れませんでした。よく聞いているとdoda Xから連絡しました、パーソルグループです、とのことでした。ようやく事の次第を理解した私はスーパーの中で軽くインタビューを受けることになりました。まず、現職でどんなことをやっているか、どのくらい転職意思があるかということを聞かれました。転職意思については、私の年齢で大きな強みもないものですから期待はしていません。いいところがあれば、というのが私の返答でした。スカウトの人からの提案はコンサルはどうか?大手監査法人を紹介することはできる、とのことでした。大手監査法人はアーネストヤングやKPMGのようなところです。

完全ドメスティック人、世界的企業に憧れる(敗北への道)

私は今の会社に15年以上勤めています。今の会社は日本で生まれ日本で事業を行っている会社です。もちろん海外との取引はありますし、海外支店もありますがあくまで法人のトップがいるのは日本、一番偉い人は東京にいる、という会社です。この会社で海外経験もほぼなくドメスティックな仕事をずっとやってきました。GoogleやFacebookといったIT系はもちろん世界的企業というのは入ろうと思ったこともありませんし、そもそも私の経歴・学歴では到底かないません。そんな人間が大手監査法人BIG4と呼ばれる組織に入れるかもしれない?夢のようだと思いました。

結果は書類選考通過できず(勉強にはなった)

スカウトの方と何度かメールでやり取りしました。外資系だと英文履歴書+職務経歴書を合わせたものが必要で英文レジュメを作成しました。日本語であれば職務経歴書の書き方がわかりますが、英文は初めてでいろいろサイトを参考にしながら完成させていきました。あまり謙虚なものはマイナス評価になるかと思い、ストレートな表現を心がけました。ワードで書いてPDF形式でスカウトの方に提出しました。
結果としては残ながら書類選考はできませんでした。スカウトの方からはあるタイミングから連絡が来なくなりました。残念ですがしょうがありません。現職もあるので転職ばかりに大きなエネルギーを割くことはできません。ですが英文レジュメを書いたことはいい勉強になりました。ドメスティックな企業で何年も勤めていると英文レジュメを書く機会はないものです。世界的監査法人には入れませんでしたが、悔いはありません。年齢的にも難しくなっていますがまた機会があればトライしてみます。


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