ミャンマー情勢

<現在のミャンマー情勢>
国民民主連盟(NLD)が勝利した選挙で、不正が行われたと主張するミャンマー国軍によりクーデターが起きてから1ヶ月が過ぎましたが、クーデターによる国民の不服従運動が進んでおり、国軍と国民の間での衝突が日に日に激化しています。その影響で、死者数も3月5日時点で約40名と報道されています。
京進が20年間培ってきたミャンマーとの関係性による情報を総合すると、国軍は内閣を2月2週目から立ち上げたが、未だに不服従運動が続き、公務員、銀行員、民間企業の職員も出勤しない人たちが出る状況となっています。この運動には明確なリーダーがいないため、国軍側も手を焼き、日を追うごとに圧力を強めていっています。一方、国民側にも生活があり、不服従運動にも限界があります。万一、このまま国軍と国民の間での衝突がエスカレートすれば事態は悪化し、ミャンマーにいる外国企業の撤退も懸念されます。
国軍も国民側も手を引く様子がなく、アメリカや中国など諸外国の動向もキーになってくるのでしょうが、現段階では有効な手は打てていません。


<京進ランゲージアカデミーヤンゴンでの教育体制>

弊社のミャンマーにある日本語学校では、技能実習生への日本語・介護教育も行っておりますが、授業は全てオンラインに切り替え、コロナ及びクーデター収束後、すぐに来日手続きに移行できるよう教育体制を構築し、定期的に現地と連絡を取り合いながら、安全対策強化にも努めています。
今後もミャンマー情勢の動向を追い、皆様に情報を共有いたします。
技能実習や特定技能においては、NEXTベトナムとしてミャンマー人材が注目されていただけに、いち早くなにより平和的にこの事態が収まり、ミャンマー経済も再開することを願います。

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