ラスイラ感想②

暁人

後日談の5人でシェアハウス楽しそう。千里の木彫りが商品として通用するかの話で店の前でジーっと眺めているの不器用なお兄ちゃんだわ。

千里が七海が買ってきた癖のある辞書が好きって言ってて毒舌のボキャブラリーが豪富なことに納得。

七海と暁人が旅行に行って不知火一族に殺されかける。娘もいるのに火をつけるとか容赦ない。お父さんとの会話で、そりゃ旅が終わったら戻ってくるものだと思うよね。七海という名前の由来からちゃんと思われて生まれてきた子というのが判明。一族でも特殊な能力の使い方がよくわからず、裏で生きてきたから使うのも裏だね。でも父親不器用すぎる。あと心配なら暁人ルートじゃなくてロンルートの七海の方が危ないからっ!!料理苦手だけど努力して段々うまくなる七海ちゃん。自分のやりたいことが見つからないから駆に相談する七海ちゃん。駆からの返事が薬剤師って稼げそうだよってところがらしくて好き。

なんやかんやで大きい鳥から暁人を守り女だからって料理を上手でなければならない。女に守られてはいけないではなくお互いがお互いのできることをしようになってよかった。縁側のスチルで〆がよかった。

ちょっと前の作品だと手料理イベとか女の子は料理裁縫できて当然みたいなことがあったけど今どきの作品はそういうのなくなっていくのかな。個人的にそうなったら嬉しいな。もちろん否定するわけじゃなく大切な人のためとか金のためならいいんだけど、女子は家庭科できて当たり前が家庭科できない人間からすると苦しかったから。

この年だとどうも安定を求めてしまって和解して親から公認の暁人ルートが安心して読めるから好き。

私寒色系が好きでこの2人のイメージカラーは寒色系なので結構スチルとか見てても私の色好みで結構好き。水と記憶の結晶もきれいだし。


平士

狂った太陽が言い得て妙だね千里君!陰りがないんだよ。精神系って結構キツイね。人を疑うなら騙された方がましな生き方を身に着けざる得なかっただよね。誰かを傷つけないために自分を守るために。

物々交換して育ての旅の一座に合って認めてもらって教会直して青司もとい弥広に会った。正宗ルートやってたせいで警戒心しかなく、写真を頼んだ大富豪が弥広なのもわかっていたから弥広なにかするんじゃないかとハラハラ。壊れた教会を修繕するんだけど世界的にNGだから、村の大切な植物を自分の手でつぶした村人はスルーするけど、最終的に自分たちの心のよりどころここまで旅人に任せではいけないと手伝ってくれました。世界的にNGなので弥広登場!けどやられたフリして教会を見逃してくれました。SS読んだ後だと夏彦に失望から憎悪の感情みまみれた彼が任務のために平に近づいて、平が能力だけの傲慢な奴じゃないことがわかって笛を教えてくれた。そして協会修復の見逃してくれたことも、彼にとってたいそうなことだとわかる。そのあと修繕した教会で結婚式をし写真を撮った。送られてきた写真をみてそっとしまう弥広。家庭を持ちたいって言ってた平と七海が結婚したのは良かったねってなったし、その写真をみて笑えてる弥広もいいね。


ロン

ロンはラスイラやんないと無理だって!!いやラスイラやってもやべー奴なことには変わりないんだけどさ!彼女の弱さを自分の捨ててしまった半身のように思ってしまった。理解できているか自信はないけど、その自分の半身が欲しい、半身を手に入れて心を思い出したら彼女を殺してしまう。だから彼女の能力を正当化させることと、暁人の罪の意識を塗り替えて自分が一番になるようにする。だとしたら望みはかなっているけれど何食ったらここまで歪む?

記憶を失った彼には何もないようで倫理道徳がない子どもになりました。基準は全部七海のため。義眼を作ってもらうため夏彦を探します。探している途中の聞き込みで夏彦の顔がわからなくなってへのへのもへじになっちゃうところに笑いました。へのへのもへじなんて見聞きしたのいつぶりだろう。

育ての親Fにロンと合わせるように言われます。泊まっていた宿から警吏が来てFのもとへ連れられてしまいますが火の能力で突破。火を奪ってたわ。七海ルート命狙われすぎない?みんな割と武闘派だから?

結ばれてよかったというよりはロンはきっと酷いことはしないからよかったと思いました。

こはるの正宗では記憶もったまま付き合えているロン七になにがあったのか気になる。

空汰SSではロン無双でした。護衛とかその筋の人って描写だったし。生きるために殺してが殺すために生きるに転じた戦闘狂になったものね。このSSだと頼れる戦闘狂って感じがして珍しく安心した。



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