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【PRP水光注射】デメリットとは?ダウンタイムや正しい過ごし方も解説

こんにちは。共立美容外科の磯野です^^
今回は、PRP水光注射のデメリット、ダウンタイムやダウンタイム中の正しい過ごし方についてお話したいと思います!

PRP水光注射は「PRP皮膚再生療法」と「水光注射」を掛け合わせた肌の再生療法です。

掛け合わせている分、期待できる効果も高いですが、いい面ばかりではありません。どのようなデメリットがあり、またダウンタイムの症状やリスクにはどのようなものがあるかを、施術を受ける前にしっかりと理解しておく必要があります。

PRP水光注射の施術を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

PRP水光注射のデメリット

PRP水光注射のデメリットには以下のようなものがあります。

  1. 治療費が高い

  2. シミの改善効果はそれほど期待できない

  3. 内出血や痛み・発赤などが出ることがある

  4. 効果に個人差がある

  5. 受けられない人がいる

では、一つずつ詳しく解説していきます。

デメリット1.治療費が高い

水光注射自体はそれほど治療費は高くありません。

しかし、PRP皮膚再生療法は、新しい再生医療ということもあり、まだ日本では保険が適用できないため、治療費が高額です。

これから年月が経てば、いつか保険が適用されるようになって数万円で受けられるかもしれませんが、数十万円するクリニックが多いです。施術料金は、PRPの濃度が高いほど上がっていきますので、高い効果に比例するように料金も高くなります。

PRP水光注射は、2つ分の施術費がかかりますので、より料金が高くなります。施術料金には定価がありませんので、クリニックの料金設定にはばらつきがありますから、予算内におさまるクリニックを探しましょう。

デメリット2.シミには向いていない

PRP皮膚再生療法にしても水光注射にしても、シミへの改善効果はないといっても過言ではありません。

ただし、水光注射の場合、薬剤をトラネキサム酸といったシミに対して効果が認められているものを使用すれば話は別です。

今回はPRP水光注射ですので、肌に弾力を与えてクレーター状のニキビ跡を改善したり、くすみを改善したり、ちりめんジワや小ジワを改善したりといったといった効果が主になってきます。

ですので、もしシミにお悩みの方は、PRP水光注射ではなく、トラネキサム酸を使用した水光注射、ピーリング・レーザー・ダーマペンといった施術をおすすめします!

デメリット3.内出血や痛み・発赤などが出ることがある

PRP皮膚再生療法と水光注射は、どちらも注入法による施術になりますので、痛みや発赤、腫れなどを起こす場合があります。
また、まれに1週間ほど内出血を起こす場合もあります。

ダウンタイム自体は軽いので、数日〜1週間程度でおさまりますが、しばらくは症状が続きますので、家から出て仕事する方や学校がある方は気になることがあるかもしれません。

デメリット4.効果に個人差がある

特にPRP皮膚再生療法に関しては、個人差が大きいです。

PRPというのは、血小板に含まれている成長因子が治療効果に大きく関わります。血小板に含まれている成長因子の数は個人差があり、多い方もいれば少ない方もいますので、期待できる効果や効果を実感するまでの期間に個人差が生じてしまうのです。

また別に人工的に成長因子を配合させる場合はそれほど個人差はないかもしれませんが、もともとの血小板の力に頼る感じであれば、人によっては効果を感じにくかったり、施術回数が多めにあったりするかもしれません。

デメリット5.受けられない人がいる

PRP水光注射は、悪性腫瘍治療中の方、妊娠中の方は施術を受けることができません。

悪性腫瘍に関しては、PRPに肌の組織を活発化させる効果がありますので、禁忌となっています。肌の組織を活発にさせるということは、腫瘍を悪化させる恐れがあるということになり、命に関わりますので、絶対に受けないでください。

妊娠中に関しては、PRPが胎児の生殖機能に何らかの影響を及ぼす恐れがあるため、禁忌となっています。PRPは不妊治療にも使われる薬剤で、実際に妊娠に成功した方もいらっしゃいます。
つまり、母体の子宮に何らかの影響を与える可能性や、へその緒を伝って胎児の生殖器に何らかの影響を及ぼす可能性がありますので、絶対に受けないでください。

また、悪性種にこれまでかかったことがある方や授乳中の方に関しても、場合によっては施術を受けられないケースがありますので、一度カウンセリング時に相談する必要があります。

PRP水光注射の副作用やダウンタイムについて

PRP水光注射の副作用やダウンタイムについては、以下の通りです。

  • 赤み

  • 内出血

  • 腫れ

  • 痛み

リスクとして、以下のような症状も挙げられます。

  • 効果の個人差

  • 過度の膨らみ

  • しこり

  • アレルギー反応

  • 感染

ダウンタイム中の正しい過ごし方について

ダウンタイム中の過ごし方ですか、以下のことに気をつけながら日常を過ごしてください。

  • 飲酒・入浴・激しい運動・フェイシャルマッサージなどは避ける

  • 紫外線対策をしっかり行う

  • 摩擦を与えないようにする

ダウンタイム中に飲酒・入浴・激しい運動・フェイシャルマッサージといったものを行うと、血行が良くなり、腫れを悪化させたり内出血を悪化させたりする恐れがあります。
飲酒やフェイスマッサージは控え、入浴はシャワーにし、運動はストレッチ程度の軽いものにしてください。

施術後しばらくは、肌が敏感な状態になりますので。紫外線をもろに浴びてしまったり摩擦ダメージを与えてしまうと、肌トラブルを起こしやすくなります。シミができやすくなる、肌荒れを起こしがちになるため、肌への刺激をなるべく与えないよう注意しましょう。

PRP水光注射のメリット・デメリットを理解した上で施術を受けよう

PRP水光注射は、ダウンタイムが少なくさまざまな肌悩みに効果が期待でき、エイジングケアとしても人気があります。

しかしその一方で、

  1. 治療費が高い

  2. シミの改善効果はそれほど期待できない

  3. 内出血や痛み・発赤などが出ることがある

  4. 効果に個人差がある

  5. 受けられない人がいる

といったデメリットもありますので、メリットデメリット双方を理解した上で検討することが大切です。