浦安のお魚屋さん「泉銀」でイカした（イカれた？）イカを買うというお話。

食欲の秋ですね！皆さん魚食べてますか！ワタクシ魚大好き！ただ最近、イカしたあいつが不漁でが捕れないっていう話をよく聞きます…。今日はそんなニュースの真相を探りにお魚屋さんに行ってきましたよ。というお話です。

今年はイカが不漁というニュースを見た。特にスルメイカの不漁っぷりは群を抜いていて、シーズンが始まっているのに漁獲量は去年の１割以下だという。博多華丸大吉も「イカが…捕れないです」とつかみのネタにしている。This is 社会問題だ。

イカ、獲れねーんだっぺよ。

私はかなりのスルメ派で、イカ占いで「スルメイカ」が出たらその日一日は超ラッキー！って思うくらい。そんなものがあるかどうかはわからないんだけどそれくらいスルメ大好き野郎なのだ。

夏の楽しみの一つにイカの塩辛づくりがある。肝がたっぷり詰まった旬のスルメイカは塩辛には適している。肝に塩をまぶして一昼夜寝かせて、さばいたイカと混ぜて寝かせればおいしい自家製塩辛の出来上がり。最初のころは塩加減がよくわからず「塩のカタマリ食ってんのかよ」と思うくらいのハードコアなブツが出来たこともあったが（さすがに誰にも食べさせられず）最近は子供も「おいしい」と言ってくれる出来にはなってきた。

ただ、そのスルメが獲れないのでは塩辛が作れない。ガッデム！たまたまスーパーで並んでいたのを買ったのだが小ぶりで肝もあまりなく、しょんぼりした出来に。なんというか、オーマ烏賊ッ！って感じである。

スーパーのイカではどうにもならなかった…こうなったらあそこに行くしかない！豪雨の日曜日、私は浦安の魚屋「泉銀」へと車を走らせた。

と、その前にＸ（ツイッター）をチェック。泉銀はその日店頭に並ぶ魚を告知しているのだがスルメイカは無し。しかしここに行けば何かの手がかりがあるはず！

こんな感じでその日のおいしいお魚情報がＸにアップされるのだ。

店に着き陳列されている魚を見回すがやはりスルメちゃんはおらず。おいしそうなモンゴウイカは並んでいたのだが…キミじゃないのだ。さらに店内を見回す…いた！いました！イカが！イカが！イカイカイカーーーーーーっ！

イカスミを想像させる漆黒に白い烏賊！漁港6thシングル「イカ」

フィッシュロックバンド「漁港」の6枚目のシングル「イカ」直球的なタイトル！そう、実は店主の森田さんは魚屋の店主でもあり、漁港の船長（リーダー的な）でもあるのです。'04年にはユニバーサルミュージック より1stシングル『鮪』でメジャーデビューしているという…すげえぜ。

漁港の森田さん。ビッとしてるぜ！後ろの方は深海さん

◎燃えろ！プロ野球とナパームデスを和えてみました…な誰も思いつかなかった革新的ハードコア「燃えろ!!イカ野球 」
◎キングクリムゾンへのレクイエム的一曲「Squid addiction」
◎そしてよっちゃんイカがあまりにも好きすぎて作ってしまった危険な応援歌的アンセム「よっちゃん行進曲」

と、説明してみたがなんのこっちゃわからないですよね…。もうこれはアップルミュージックとかでダウンロードして聞いた方がいいのかもしれない。ただ、ダウンロード音源は圧縮しているからCDで買うのも一興。これをいつの日か野外で爆音で掛けてみたい。またひとつ夢が出来た。デストローイ！

この日はイカの他にアジとメカジキをゲット！刺身＆ソテーにしていただきました。激ウマ！。

魚屋でCDを買う、自分でも行くところまで行っているなとは思う。この前はチャンジャと豚足買ったし…。だがこの時代、こんなミクスチャー鮮魚店があってもいいじゃないの！肝心のチョイスしてるお魚がマジ美味いんだから。この日はCDの他にメカジキとアジをチョイス。もう、泉銀最高！漁港最高！なのである。

刺身はもちろん焼いてもうまい。ゴーヤと合わせた炒め物なんか作った日にはビールが止まらない。さらにCDでも活躍…イカってばまさしく「イカした」やつだぜ！

魚食えコノヤローっ！