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新人塾講師の奮闘記~5月編〜

どうも!新人塾講師のきょうです!
今回でブログも4つ目!
ブログを書くことが日々の癒しになっております。
読んでくださる方々に最大級の感謝を!
本当にありがとうございます!


ではでは、今回は前回告知した通り5月の仕事内容についてお話していこうと思います!

それではLet's go♪

※このブログは前回のブログの続きになっております。
前回のブログはこちら↓↓↓

部署異動

4月は小・中学生対象の集団指導部門に身を置いていましたが、5月からは高校生対象の集団指導部門(以下高等部と略す)に異動になりました。

異動理由は、とある社員が未来ある新人を自分の手でしっかりと育てたいと声をあげたから。
それに私が抜擢されたということです。
そんな私を育てたいと言ってくださった当時の上司の熱意から、私自身も異動に納得していました。

ですが、ここで1つ問題が...

私、高校中退してるのに高等部にいていいのかな...?

実は私、色々あって高校中退してるんです...
高校2年生で学校を辞めました。
なので、2年生以降の内容は未履修。
そして、私の大学受験は実技と面接しかなかったので、共通テスト?何それ美味しいの?状態。
勉強のことも進路のことも何も分からないのに何で私ここにいるんだろう?とよく思っていました。

「教える以外にもできることはあるから」
と言われることが多かったのですが、塾講師の本業って教えることなんですよ...
そんな教える以外の仕事内容がこちら

・掃除
・事務系の雑務
・生徒とコミュニケーションをとる

お手伝いさんかな...?
一応生徒達には先生と呼ばれていましたが、何も教えることしてないんだよなあ...と心の内では思っていました。
まあ、教えることに関しては今からコツコツ勉強していって、数年後に教えることができたらいいなと前向きに捉えるようにして解決させましたけどね。

変人上司

私を育てたいと言ってくださった上司は本当に変な人でした。

何の実験なのか分かりませんが、小麦禁止の食生活をしていたり、

スマホは中毒性があって非効率的だからと中古ショップで割れたiPhoneを買い求めたり、

プチトマトを嫌いな理由が、ハンバーグの上に乗っていたから(そのポジションはイチゴしか許さないらしい)とか、

バニラアイスを食べられない理由が、他に色々味があるのにプレーンをそのまま食べるなんて損してると兄に言われ続けたからとか、

「GWは何する予定なんですか?」と聞いたら、「家から近い某有名薬局に行く予定です。余裕があったら家からちょっと遠い某有名薬局に行きます」と某有名薬局好きすぎ発言をしたり、

もう全てが謎。
未だに得体が知れません...(笑)

そんな変人上司でも教育に対する熱意は本物。
巧みな話術と指導力で生徒を教育する彼こそ弊社になくてはならない存在。
おそらく、彼が会社を辞めたら弊社は潰れます。
それくらいすごい人が私のことを教育したいらしいんですよ。
そりゃあ、期待しますとも。
きっと社員に対する教育もピカイチなんだろうなとか思ってました。
初対面のときもすごい面白い人だなと思っていたので好印象でしたしね。

ですが、実際の私に対する教育方法は...

自由に仕事してください

指示はこれだけでした。
つまり、先程記した3つの仕事内容以外することがない。否、思い浮かばない。

正直に言ってしまうと、何も学びがなかったです。
毎日掃除して指示された雑務をこなして生徒とちょっとお話するだけ。
私の存在意義とは...?と更に思うようになりました。

豹変

部署異動から数週間が経過した頃、変人上司の態度に変化がありました。
常にイライラを抑えているかのような態度になったんです。
つまり、私に対する当たりが強くなりました。

違う社員と私を比較して私の至らなさを語ったり、
何も指示を出していないのに校舎内で1番忙しい人になれ、自分で仕事を作れと言ったり、
私は何をしたらいいのかよく分からなかったです。

まあでも、何をしたらいいですか?と言えなかった私にも非はあるのかもしれないですけどね。
ただ、1つ弁明するのであれば、自由に仕事をすることが唯一の指示だったので、それが浮かばなかったんだろうと思います。

転機

そんな毎日を繰り返していて息が詰まりそうでした。
車のアクセルを踏む足が物凄く重かった。

そんな日々を送る中、私のことを心配したとある先輩社員(以下先輩と略す)に声をかけられました。
「学びがないなら個別指導部門に来ないか?」と。

先輩は前々から私のことをすごく気にかけてくれていたんです。
私自身もその人に色々相談していました。
特に先輩は高等部に所属してた時期があって、言葉に説得力があったんですよね。
なので、当然変人上司のことも熟知していました。

先輩の経験則からざっくり言うと、彼は1から新人を育てることには向いてないとのこと。
あの大雑把な指示から物凄く納得できました。
これを機に私は高等部から抜け出します。

3回目の異動へ

私のメンタルが限界を迎えていたこと、
他の社員から見ても私に対する教育方法はおかしいという意見があったこと、
社内でも権力のある社員が社長に掛け合ったことから、結果的に私は個別指導部門に異動することになりました。

ただ、1つ問題がありまして。
異動が変人上司の有無を言わさず決定してしまった(掛け合ってくれた社員の権力が大きすぎた)ので、変人上司は異動する詳しい経緯を知らされていなかったんです。
なので、私の口から異動理由を説明することになりました。
そのことについて話し合った際の変人上司は本当に怖かったです。

異動理由を全て話したところ、彼は開口一番にこう言いました。

「僕は何も悪くない」

変人上司曰く、私の自発性を育てるために自由にさせていただけだとのことでした。

何か学びが欲しいというなら更に要求すべきだし、そもそも指示自体は出していた。
と言い張り、彼の中で今回のことは私の甘えという考えで片付けられることに。

正直、全く腑に落ちませんでした。
でも、今思えば彼の言い分も的を得ていたんじゃないかなと思います。
当時は他の社員にも異常だと思われてるのに何言ってるんだと思いましたが、彼がこのとき言っていたことを今なら理解できるといった感じです。

もちろん、全て理解してるわけではないです。
お手伝いさんみたいな仕事をさせることが指示だと言うのであれば言語道断ですし。
なので、正直3割くらいしか理解はできていませんが、私の未来を見据えて意見していたんだと思っています。
これについては6月編で深く触れていく予定です。

まあでも、今ではその変人上司との関係も修復されていますよ。
この前、高等部に伺う機会があったので会って話をしましたが、態度は至って普通でした。
そのときに久々に会った高校生の生徒達とも少し話すことができて嬉しかったです♪


ということで、5月編終了です。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
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ではまた6月編でお会いしましょう!

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