【最悪】殉職を見ました(ネタバレあり)

※この記事にはグロテスクな表現を含みます。また、酷評をしているので殉職が好きな方は注意してください。


完成 2020.5.26
尺 5:47

リード なし(ラジオコント)
内容 殉職した(している最中の)警官が川島(同じ現場にいる警官)に臓器を妻に持っていってもらうように頼む。

感想
久しぶりのネタ見ました投稿です。いつもは好きなネタや見やすいネタを投稿しているのですが、たまには自分が苦手(嫌い)なネタを選んでみました。

推しのスタンスとして、全員に7割ウケるネタを作るよりも、2割にめちゃくちゃウケるネタを作るというのがあるのですが、これはそういうのを差し引いても最悪なネタだなと個人的に感じます。

なにが最悪なポイントかといえば、

普通にグロすぎるという点です。

死にかけの警官が、妻に自分臓器を渡したいから、その場に居合わせている刑事に臓物を引っ張って取り出してもらうという内容なのですが、どうしてこんなネタを作ったのか意味がわからないし、最悪だなと思います。


(本人もその最悪さは自覚しているようです。なら世に放つな。)

題材だけでも最悪なのですが、推しの演技が上手いのがより最悪です。

普段は、その演技力(台詞選び)によって、迫力や奥行きが出て、何もない空間に違う世界が見えてくるような良い作用をもたらしているのですが、今回は本当に災いしています。そもそも人が臓物を出されている世界線を想像したくないからな。

特に、臓物を引きずり出されている時に嗚咽っぽい声を出すのですが、これが本当に生々しい。
加えて、声だけのコントなので情報が取捨されて、頭の中で鮮明にイメージが浮かんでしまうのがより最悪で、見た後に体調が悪くなりました。

多分面白い要素はそこらに散りばめられてると思うのですが、私にはあんまりわからなかった。というか気持ち悪すぎてそれに気づく余裕があんまりなかった…。(ハマる方がいたら好きポイントを教えて欲しいです!)


また、先日の軟禁でこのコントをブラッシュアップしたそうで近々YouTubeに投稿されるそうです。このネタだけはコミュニティガイドラインに一度引っ掛かればいいと思います。


とにかく最悪だと酷評を続けてきましたが、こういう一部の層に刺さるものを作ろうという、推しの姿勢はすごく好きだし、題材選び、台詞回し、演技の3点で、人の体調を左右できるほどの世界を生み出せる推しの才能は本当にすごいと思います。こういう酷評は気にせず、作りたいものをひたすら作り続けて欲しいです。

ただ、やっぱりこのネタは最悪なので、あんまり褒めたくはないです。できればその才能でオシャレでエモいネタを作って欲しいです。

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