【正官・偏官】怒りはその人の味
イラっと怒りを感じた直後、どんな感情が浮かぶでしょうか。
最近読んだ中谷彰彦さんの「1秒で刺さる書き方」から。
‘‘人間は怒っている時の話の方が面白い。その方がリアルでかっこつけていないからです。嬉しい時は話を盛って「インスタ映え」のようなことを考えています。怒っている時はホンネが出ます。人間的な内面の部分まで全部出るのです。‘‘
私は得にイライラしやすい性格だと思う。接客業をしているともちろん素敵な方もいれば、初めから上から目線で俺は客だ、言う事を聞けと言わんばかりの態度の方も。
お客様だけでなく係員同士でも感じる。こんなに周りが表に出てバタバタ忙しくしているのに、ずっと事務所で携帯を触っている人。
そんな人に怒りを感じてはいつも自分で自分を責める。
「なんであんなことで怒ったんだろう」「怒りを感じるのはメリットない」「怒りを表現する人は子供っぽい」
四柱推命のお話しすると、怒りを感じやすいのは‘‘行動力の星‘‘を持つ人。(正官・偏官)
正官・偏官はエネルギーが強い。
行動力の星と言われると、思い立ったらすぐ行動するスピード感があるものや身体を使って動いていくものを想像しがちだが、
本当の本質はその強いエネルギーを発散すること。
その強いエネルギーを発散するためにイライラとして現れやすい。
身体を動かしていないと人に当たりやすい性質もある。だけど身体を動かすのが得意ではない人が、無理に動いたところで余計にストレスが溜まる。
じゃあどうすればいいのか。
怒りの感情を許すこと。そして怒りを感じた原因を冷静に表現すること。
この時に怒りを感じた本人に開放するのではなく、自分の中でというのがポイント。
正官の人は、他人任せで働かない、サボり癖のある人、不正を働く人に怒りを感じるはず。それは責任感・正義感が強いから。
偏官の人は、パワハラをされている後輩、不当な扱いを受けている人を見ると怒りを感じるはず。それは人情味があって情に厚い人だから。
自分は何に怒りを感じるのか、追求しよう。
それがあなたの本質だから。
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